The PEAKSラウンド9鳥取大山

2021.09.26(日) 日帰り

活動詳細

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かなりの長文なのでお暇な方だけどうぞ😌 軌道の最後の一本が切れている。 かっ飛びの速さにGPSも付いてこれなかったか、ってんなわけ無いけど何で? さて、5:30スタートなのでホテル3:00起き。 ほとんど寝れてない。大丈夫かぁ。 会場へ行く途中、すき家で牛丼ぶっこむ。 カーボローディングはお手の物👍 4:00大山駐車場到着。昨日からの雨で路面はウェット。今日の天気はどうなんやろ。 全国から集まった変態ローディー達は早速準備をしている。自分もバイクセッティングに取り掛かる。 5:00スタートポイントへ。 自分は第二グループ。第一グループから10分遅れの5:40スタート。なのでゴールの制限時間は17:10となる。バイクチェックをしてもらいスタート位置に並ぶ。特に緊張する事もなく、これから始まる地獄に怯える事もなく、スーパーのレジに並んでいるかのようである。不思議なもんやなぁ。 スタッフの合図と共にスタート。 大勢の固まりになって進んでいく。皆んな抑え気味のスタートで安心した。まだ暗いのでリアライト必須です。小刻みにアップダウンを繰り返す。地味にしんどい。そして最初のダウンヒルする頃には少し明るくなってきた。7月に試走しているのでベース配分も何とかできる。 最初のSTポイントでステッカーを受け取る。エイドのバナナ、オレンジ、塩むすび、コーラを頂く。最初のピークに向けてクライム開始。抜かれてもマイペースを意識。無理して付いていかない。マラソンも同じだが鉄則である。何とかピークを通過。ポプラに向けてダウンヒル。ここで気づいた。ダウンヒルは皆んなより速い。皆んな足を休ませてペダルを回していない。自分は軽い負荷でペダルを回す。コーナーではレイトブレーキング。ケビンシュワンツ並み、では無いけど安全を確保した上で突っ込む。結構抜いた。よし、これで貯金を作ろう。上りで遅い分下りでカバー作戦。ST2のポプラ到着。次のST3でコンビニのレシート提示が必要なのでグミを買う。 またピークに向けてクライム開始。前半は4%前後の緩斜面。緩い所はそこそこのスピードで走る。途中から10%超えが続く。がまんがまん。上り切ったらエイドが待ってる。がんばれオレ。ピーク上ってエイドへ。一通り食べて飲んでマグオンも飲む。そこへ女子ローディー、エイドスルーして通過していった。ほんとガチの人はヤバイ。自分もST3向けてダウンヒル出発。ここもかっ飛んで貯金を作る。ステッカーをもらいまたピークに向けてクライム開始。程なくして足に違和感が。ヤバイ、つりそう。左右の大腿四頭筋が危険信号を出している。一旦立ち止まり、すかさず芍薬甘草湯を飲み30秒ほど様子を見て走り出す。よし、行けそうだ。念のためと思って持ってきて正解だった。もしかしたら知らず知らずのうちにオーバーペースになっていたのかもしれない。少し落としていこう。左右が同時につると言うことはポジティブに考えればバランスは良いんじゃないか。そういう事にしておこう。そしてST4まで上りエイドでかっ食らう。ここで全行程の約半分。時間的にはまずまずのペース。貯金もある。しかしかなり足にきている。普段の練習ならここで終了である。 次はスタート会場まで戻る。ここでも下りは他の人より速い。けど上りで抜かれる。これの繰り返し。10%超えが続く。つらい。ゆっくりだが前に進んでいる。進んでさえいればなんとかなる。がまんがまん。なんとか頑張り桝水高原のエイドに到着。ここには今までのエイドには無いカレーがある。もうこれがうまいのなんの😋何度もおかわり。体が吸収している感覚が伝わってくる。なんか元気出てきたぞ。よし、行ける。頑張ろう。スタート会場まで戻り今までのステッカーを確認してもらう。14:30のカットオフにも余裕がある。よし次はST5までダウンヒル。しかし途中から雨になる。雨の量は少ないのだがスピードがあるのでかなり濡れる。カンカンに晴れるより涼しくていいじゃないか。こんな時はネガティヴ要素は排除しないと。路面がウェットなのでタイヤのグリップだけは気を付けて下る。 ステッカーをもらい上り返し。スタッフから後2本だよーと。その2本が地獄やん。キツい、あー足着きたい。お尻も痛い。座る位置を色々変えてみる。お尻を左右にずらしてハングオン状態で上る。辛いけどこれ上ったら残るは後1本や。そう言い聞かせながら頑張る。大山国際スキー場が近づいてきた。もうそろそろピーク。スタート会場へ。16:10のカットオフにも余裕を持って到着。後1本、これワンチャン完走出来るかも。しかし17:10のゴールに間に合うかまだ分からない。というのも足が残って無い上に、長い10%超えが続くから絶対ペースダウンする事は分かっている。そこにいくら時間を取られるか。とにかくST6に向けてダウンヒルかっ飛ばす。 最後のステッカーをもらい、いよいよラストアタック。泣いても、わめいても、叫んでもこれが最後の上り。燃え尽きようではないか。足が重い。この日のために32tのスプロケットに変更している。しかしいちばん軽いギアなのに重い。やはりスピードが出ない。明らかに歩くより遅い。周りの人も同じようになっている。前はあまり見ないようにしよう。景色が動かないので心が折れそうになる。目先のアスファルトを見ながら進む。前に進んでいる事が実感できるから。呼吸を整えながらゆっくりと、しかし確実に。辛いのは皆んな同じ。皆んな頑張ってるじゃないか。現在時刻と残りの距離からすると制限時間に間に合いそうだ。よし今のベースを維持する事だけに集中して進もう。がんばれオレ。 道の分岐が見えてきた。あそこを曲がればゴール。となりの人ももがいている。よしゴールが見えた。スタッフの、「回せ回せー、心折るなー」の檄が飛ぶ。となりの人とこれ以上回すの無理っす、などと会話しながら進む。 やっと終わる、やっと休める嬉しさと同時に、もうpeaksが終わってしまうという寂しさも感じながらゴール。 おめでとうの拍手で溢れている。やった、間に合った。完走できた。制限時間の20分前でした。ギリギリでは無いけど余裕があるわけでも無い。でも自分にしてみたら上出来。 自分は一般エントリーですが、変態増しやド変態増しの方達はホンマもんです。 完走ボードに書き込み記念撮影。そうこうしているとYouTuberの篠さん発見。来てたんや。この方もガチやからね。動画と同じでした。当たり前やけど。 これで私のpeaksは終わりました。お疲れ様でした。 最後に エントリーしてから自分なりに練習はしました。 しかし完走できる自信も無く、やるだけやってみようと思いました。 【完走できるかどうかなんて、やってみないと分からないじゃないですか。逆に完走出来ると分かっているイベントにしか出ないのであれば、それで楽しいですかって聞きたいですね。失敗したっていいじゃないですか。心折れてどんどんリタイアしてください。挑戦する事が大事なんです。】 スタッフの方が言ってた事が身に染みました。

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