東黒沢~ナルミズ沢で沢登り 朝日岳~白毛門下山

2021.09.24(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 22
休憩時間
25
距離
7.2 km
のぼり / くだり
765 / 191 m
DAY 2
合計時間
12 時間 8
休憩時間
1 時間 56
距離
11.1 km
のぼり / くだり
1014 / 1589 m
28
28
44
39
2 24

活動詳細

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今シーズン20本目、今年最後の沢登りは河童さんと二人で群馬遠征。「天国のツメと地獄の下山」と称される、東黒沢~ナルミズ沢。 0日目 7時間ドライブののち駐車場で前泊。車中泊がちょうどよい気候。 1日目 曇り☁️時々晴れ☀️ところにより霧雨☂️ 入渓地点は駐車場からすぐ。堰堤を越える巻き道から明瞭な踏み跡で東黒沢へ降りる。 しばらく歩くとハナゲの滝へ。大きさに圧倒されるが普通に歩いて登れる。 その後出てくる滝も、簡単に登らせてくれるか、泳いで取りつくところや厄介なところは全て明瞭な巻き道がある。あまり体を濡らしたくないため、巻けるところは全て巻く。30mロープ2本持って行ったが一度も出さず。ボルダリングがヘタな私もお助け紐3~4回とダッコ1回(沢の下降時)で乗り切れた。 東黒沢を登り詰めたら思ったより短い距離で丸山乗越へ到着。乗越から少し下ると細い水流が現れ、伝っていくとウツボギ沢へ降り立つ。ウツボギ沢を少し下ってナルミズ沢へ出合う。こちらは東黒沢と雰囲気が異なり、川幅が広くスケールが大きい。ナルミズ沢を遡行して大石沢出合へ。先客がいたので少し戻って幕営。14時過ぎ。 夕方雨がパラついたが、焚火もいい感じに燃え、冷えた体が温まる🔥いつもの沢泊は大人数でワイワイ、焚火を囲んで話が尽きないが、今回は夫婦二人。四六時中一緒に居るので焚火を囲んだところで特に新たな話題がある訳でもなく、まったりした時間が流れる。これもまたいいね。寒くて寝られるか心配したが、今回はタープではなくテントだったこともあり、薄いシュラフ1枚で熟睡できた😴 夜は星が見えた。 2日目 曇り☁️時々雨☔️ところにより晴れ⛅️ 4:30テントから出て焚火の種火が残っていたので再度点火。朝食をとりゆっくり準備をして6:30出発。 斜度がキツくなってくるので滝が増えてくる。ナルミズ沢もだいたいの滝が登れるか、容易に巻ける。 程なくしてツメに差し掛かるが、生憎ガスガス😢天国のツメを楽しみにここまで来たのだが、うーんこれはただの地獄へのアプローチ!?いやいや、天国ってきっとこういう幻想的な風景でしょう、なんて慰め合う(笑) 草紅葉が見事だったので、晴れていたら息をのむ美しさだったかと。奇跡的に晴れてくれるかも、という淡い期待でしばし時間を潰しながらゆっくり登るが、結局晴れる事なく9:30頃稜線へ上がってしまった。 稜線へ出たとたんに強風🌀ガスも濃く、振り返ればあるはずの大烏帽子山もまったく見えない。踏み跡頼りに背丈ほどの笹を漕ぎながら稜線を辿る。濡れた体に風が当たりとにかく寒い。歩きながら体が震える。(めんどくさくてカッパを出さず💦)京都は夏なのにここはもう初冬だ。指先のあいた沢グローブで指先がどんどん冷えて感覚が無くなる。途中で思い出して焚き火用に持ってきていた軍手を付けると、なんとも暖かい!暖かいだけでなく、笹漕ぎがしやすい!今更ながら軍手凄いな👏時々眩しいほど赤く紅葉した木々が現れ、晴れた日にこの稜線を歩いたらどんなに天国だろーと思いを馳せる。景色は残念だが、あーだこーだお喋りしながらひたすら歩くのもまた楽しい。稜線に出る前に食べ損ねたのでお腹が空いてたまらない。立ち止まると寒いが、少し斜面に入って笹の中に腰を下ろすと風が遮られて暖かく、しばし休憩して1回目のお昼ごはん。ホワイトアウトの中、地蔵ノ頭手前でルートを外れてしまった。事前に地図をしっかりみていなかったため。反省😞 軌道修正して最後の急登を熟し、11:30頃ジャンクションピークへ立つ。 ジャンクションピークで装備を解き、靴を履き替えて、あとは一般道を下るのみ。下ると言っても白毛門まではたくさんのピークを越えていく。ここにきて、目の不調が顕著に出てきた。斜視で距離感覚が掴めず下りで足元が見えない。ずっと前から苦しんでいる症状で来月手術を予約しているが、一般道の下りなら大丈夫だろうと甘く見ていた。このルート朝日岳から車まで標高差1200m、その間にたくさんのピークもあるため、岩場や根っ子の激下りが連続する。河童さんに先に歩いてもらい、都度振り返って足の置場や高さを指示してもらう。とにかく時間がかかるし、手に頼って歩くため手首も痛い、膝も痛い。結局一般道に出てから予定より2時間余計に掛かって車にたどり着いた😅 下山中は「もう山引退する」と泣き言を言っていたのに、帰ってくるともう楽しい思い出に変わる。今回のルートも、「一度は歩くべきルートだけど、二度は要らないね!」なんて道中話していたのに、やっぱり晴れの日にまた歩きたい!とすでに思っている自分がいる(笑)不思議だぁ~😂 以上、夏の終わりではなく、冬の始まりを感じた沢旅の健忘録。

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 橋まで行かずに手前で川の右岸に入る
橋まで行かずに手前で川の右岸に入る
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 入渓
思っていたより細い沢だ
入渓 思っていたより細い沢だ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 全体にナメ床の美しい沢
全体にナメ床の美しい沢
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ハナゲの滝が見えた
名前の由来は?
ハナゲの滝が見えた 名前の由来は?
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ハナゲの滝
70mあるらしい
ハナゲの滝 70mあるらしい
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ハナゲの滝の上から
なかなかの高度感
ハナゲの滝の上から なかなかの高度感
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 癒される
癒される
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ナメ床天国
ナメ床天国
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 二俣
左は白毛門沢
東黒沢は右俣
二俣 左は白毛門沢 東黒沢は右俣
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 濡れたくないので途中からヘツってさらに右へ上がる
濡れたくないので途中からヘツってさらに右へ上がる
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 二段5m
二段5m
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 床の色が変わった
床の色が変わった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 二段7m
二段7m
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 一段目も二段目も簡単に登れる
一段目も二段目も簡単に登れる
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 上から
上から
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 釜が美しい
釜が美しい
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 滑床
滑床
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 おにぎり岩
おにぎり岩
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 3mハング
3mハング
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 水が細くなる
水が細くなる
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笹を漕いで丸山乗越へ
笹を漕いで丸山乗越へ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ウツボギ沢へ向けて下っていく
ウツボギ沢へ向けて下っていく
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 近づくにつれて滝がいくつか出てくるのでクライムダウンする
近づくにつれて滝がいくつか出てくるのでクライムダウンする
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 足が届かずダッコ要求
足が届かずダッコ要求
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ウツボギ沢出合
ウツボギ沢出合
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ウツボギ沢上流
こちらも遡行対象とのこと
笠ヶ岳の下に出るので一応エスケープルートとして調べておいた
ウツボギ沢上流 こちらも遡行対象とのこと 笠ヶ岳の下に出るので一応エスケープルートとして調べておいた
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ここでお昼ご飯
ちくわパン好き
ここでお昼ご飯 ちくわパン好き
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ウツボギ沢を下る
ウツボギ沢を下る
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ナルミズ沢出合
ここは登山道が横切る
ナルミズ沢出合 ここは登山道が横切る
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ナルミズ沢遡行開始
ナルミズ沢に入り川幅が広くなった
ナルミズ沢遡行開始 ナルミズ沢に入り川幅が広くなった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 床が砂利
床が砂利
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 S字峡
えっ、濡れる?💦
S字峡 えっ、濡れる?💦
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 8m滝も見えた
釜が深そう
8m滝も見えた 釜が深そう
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 左岸から巻けた🙌
左岸から巻けた🙌
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 綺麗な釜の滝が続く
綺麗な釜の滝が続く
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 腰より上は濡らさない!
腰より上は濡らさない!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ツートンカラーの岩
ツートンカラーの岩
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大烏帽子山かな
大烏帽子山かな
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 足首痛いし見えにくいので最近は沢でもストック使用
足首痛いし見えにくいので最近は沢でもストック使用
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 きれいに整地済みのテント場を使わせていただく
きれいに整地済みのテント場を使わせていただく
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 エスパースのソロテントを二人で
十分な広さ
エスパースのソロテントを二人で 十分な広さ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 秋の夜長を焚火で過ごす
秋の夜長を焚火で過ごす
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝も焚火
朝も焚火
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 2日目出発
2日目出発
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 曇り空だなぁ
曇り空だなぁ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 2日目最初の滝
左から
2日目最初の滝 左から
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 滝が続く
滝が続く
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大石沢出合を振り返る
大石沢出合を振り返る
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 取りつけば簡単に登れそうだが水に浸からないと近づけない
取りつけば簡単に登れそうだが水に浸からないと近づけない
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 そういう場所は巻く
雪国特有の雪で曲がった木が行く手を阻む
そういう場所は巻く 雪国特有の雪で曲がった木が行く手を阻む
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ここは…濡れるか⁉
ここは…濡れるか⁉
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 いや、ヘツります
いや、ヘツります
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 巻き道はだいたいマッドトラップと笹漕ぎ
巻き道はだいたいマッドトラップと笹漕ぎ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 8mが見えた
8mが見えた
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 右から
右から
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 二俣を右へ
二俣を右へ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ふさふさ
ふさふさ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ふさふさ
ふさふさ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ぬめぬめ
ぬめぬめ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 6m
6m
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 右から巻いた?
右から巻いた?
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ガスっていて見えにくいが、ずっと滝が続いている
ガスっていて見えにくいが、ずっと滝が続いている
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 この連瀑は水線突破
この連瀑は水線突破
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天国(のはず)の詰め
天国(のはず)の詰め
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 振り返ったら絶景…のはず
振り返ったら絶景…のはず
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天国だよなぁ
天国だよなぁ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 草紅葉綺麗
草紅葉綺麗
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 尾瀬ってる
尾瀬ってる
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 稜線
何も見えない
稜線 何も見えない
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大烏帽子山がある…はず
大烏帽子山がある…はず
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 すごい紅葉綺麗なんだけど…見えない
すごい紅葉綺麗なんだけど…見えない
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笹漕ぎ
笹漕ぎ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笹で隠れた足元で枝に何度もアタックされる
笹で隠れた足元で枝に何度もアタックされる
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ジャンクションピークへの登り
ジャンクションピークへの登り
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 おぉ、歩いてきた稜線、逆に行けば巻機山なんだ
おぉ、歩いてきた稜線、逆に行けば巻機山なんだ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ジャンクションピーク到着
大休止
ジャンクションピーク到着 大休止
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 下山開始すると晴れる
あるある
下山開始すると晴れる あるある
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 尾瀬みたい~
尾瀬みたい~
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳
朝日岳
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 紅葉ピーク
紅葉ピーク
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 草紅葉もピーク
草紅葉もピーク
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笠ヶ岳は本当にまん丸
笠ヶ岳は本当にまん丸
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笠ヶ岳避難小屋
笠ヶ岳避難小屋
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 二度目のランチ
ナポリタンって炭水化物in炭水化物やんっ!と突っ込んだが、発想は焼きそばパンと同じだった
二度目のランチ ナポリタンって炭水化物in炭水化物やんっ!と突っ込んだが、発想は焼きそばパンと同じだった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笠ヶ岳
笠ヶ岳
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 晴れていたらさぞ気持ちの良い稜線歩きだろう
でもきっと夏は暑くて歩けない
晴れていたらさぞ気持ちの良い稜線歩きだろう でもきっと夏は暑くて歩けない
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 貴重な青空
貴重な青空
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門
名前の由来は?
白毛門 名前の由来は?

メンバー

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