雲ノ平・錦│夢は現に、現は夢に。

2021.09.22(水) 4 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 1
休憩時間
1 時間 23
距離
12.5 km
のぼり / くだり
1594 / 174 m
DAY 2
合計時間
13 時間 16
休憩時間
4 時間 5
距離
13.7 km
のぼり / くだり
996 / 1419 m
3 11
1 13
21
21
1 47
56
14
14
14
18
DAY 3
合計時間
12 時間 46
休憩時間
2 時間 16
距離
13.7 km
のぼり / くだり
1341 / 914 m
2 40
1 41
1 53
1
24
44
46
DAY 4
合計時間
6 時間 13
休憩時間
34
距離
12.6 km
のぼり / くだり
216 / 1632 m

活動詳細

すべて見る

※いつにもまして長文です! 本文エッセイ調、写真は現場実況(ガイドさん、ツアーのこと、注意箇所・登山道詳細等)。用途に応じてかいつまんでくださいませ…! ※岩苔乗越~高天原は一部ルート不明瞭、渡渉あり ※ワリモ岳周辺に鎖場 ※黒部源流(渡渉あり)、鷲羽~ワリモ岳区間等のガレ・ザレ場の下降中落石に注意 ※弓折乗越~林道まで浮石多く下山時転倒注意 ※『本日の山旅(行程)』『ご参考』は今回最下部に配置 【序】 雲ノ平。 それは、日本最後の秘境と言われる場所。 北アルプスの最深部。黒部源流の近く、標高2600メートル付近に忽然と広がる平原だ。 『最後の秘境』と聞いた時から、いつか、いつかと夢見た最果て…。 登山計画、山荘情報、天気、事前の宿・装備の相談、そして直前に発生した槍穂高での地震調査結果。 ガイドの「ミチさん」こと野中径隆さんとやり取りしたメールの履歴をスマホで確認しながら、 私は夢を見ているのではないか…と前泊の宿でひとり、ぼんやりしていた。 経験のない日数。総距離。累積標高差。 とても手の届かない、はるかな、だからこそ焦がれる、憧憬の地。 この夢が叶うのは、ずっとずっと先のことだと思っていた。 開催直前、衝動的に『ツアー申込み』をタップした指だけは、いつも通りに天気と登山計画の画面を表示する。 1日目、雨。2日目以降は晴れ。 ミチさんが事前に知らせてくださった予報と大きく変化はないようだ。 ザック、朝の着替え、朝食、アラームをセットして、秋口のひんやりした布団に滑り込む。 温泉で温まった身体の火照りが柔らかな布団に移るころ、意識は夢へと、 静かに落ちていった。 【壱】 臆病、慎重、心配性。加えて実は人見知り。人から見れば『ウソだぁ~?』。 でも、だからこそこんな衝動的な計画は初めてだったし、こんなに遠くにたった1人で来るのも、知らない人ばかりのツアーも勿論、初めてだった。 幸運だったのは、最初にお会いしたKNさんが明るくて満面の笑顔で、親しみやすい方だったこと。 大分緊張がほぐれたところに、女性3人が楽しげに、最後に唯一の男性が1人、走ってきた。 ミチさん含め、合計7人。少人数で、お互いの顔と名前を覚えられる距離感だ。 最初こそ若干ぎこちなさのあった空気は、互いの装備チェックやミチさんによるザックの重さ測定によって一気に温まる。 「どうしよう、私NG出る気が…」 『あ~…ちょっと、重いですね~(ニコ)』 「ンアアアァ」 今回の行程は長いため、昼食など現地調達出来るものは持たず、可能な限り荷物を軽くすることを推奨されていた。 3泊4日で10Kgを切ったのは初めてだったが、2番か3番目に重い。 あとでウルトラライトな方のギアを見せていただかねば! 「では、ぼちぼち行きましょうか」 ミチさんの号令で、まずはワサビ平小屋に向けて林道を歩き始めた。 空は曇り顔。雨予報だが、幸い行動中はパラつく程度。 各地で小休止、昼食などを挟むごとに隊列を入れ替えながら、ゆっくりと下界を離れゆく。 「夕食時に名前覚えられてなかった人は罰ゲームにしましょう」 「じゃあ、好きなオカズ没収ですね!」 「えーっ!?ちょっとまってください、えっと、UDさん、SKさん、MTさん…(ブツブツ)」 「皆必死笑」 本格的な岩の登山道に入って鏡平小屋を過ぎ、結構な登りを歩くパーティーは、冗談を交えてワイワイムード。 景色は見えなくても次第に空気がひんやりしてきて、標高が上がっていることを肌で感じる。 ミチさんのペースは、最初から自分で歩くよりもゆっくりで、一定。 息切れしないから着実に進むし、危険個所は伝言ゲームで伝え合っていくのも元気が出る。 弓折乗越まで出れば、今日の宿、双六小屋まであと少し。既に景色はハイマツ帯へと変化した、その時。 「えっ…ハァッ!!」 ガスガスの稜線でひょっこり現れ、暫く先導してくれたのは人生二度目の邂逅、雷鳥様。 冬毛になってきている足元が白く、夏毛の茶とのコントラストが綺麗だ。 初邂逅のメンバーの盛り上がりは一際大きく、『雷鳥グッズ買わなきゃ!』と目を輝かせ満面の笑みである。 雷鳥。それは、存在だけで人を幸せにする愛らしい鳥。 小屋グッズ売上の陰の立役者でもあるようだ。 【弐】 暗闇を照らすヘッドライトの明かりを空へ向けると、頭上でけぶった月が輝いていた。 「この様子だと、双六岳山頂は曇っていますね」 月光に縁どられたまあるい山容を見上げるミチさんが暫く考えるように口をつぐみ、『今日は巻道を通りましょう。戻ってくるときにも、チャンスはありますから』と告げる。 双六岳山頂までで下山することになっていたSKさんは、どうされますかと問われて頷き、今回はここでお別れ。 互いに無事の下山を願って、それぞれの目的地に向かって足を踏み出した。 1人減って6人となったパーティが、三俣山荘へ向けて順調に山の斜面を横切っていた時だ。 「明けてきましたね」 立ち止まって右手に振り向いた隊長の視線を追えば、先ほどから微かに気配がしていた夜明けの息吹。 橙に染まる稜線の際を食い入るように見つめていると、まもなく恒星の瞬きが地平を撫でて、夜の濃藍を瑠璃、群青、橙、曙、み空色へと鮮やかな手際で塗り替えてゆく。 ふいに吐き出した息の白さが景色を揺らし、知らず息を止めていたことに気がついた。 「きれい」 夜露に濡れた草紅葉が燃えるように輝き、全員の足をその場に縫い留める。 当たり前の顔をした朝が、決してそうではないと静かに告げる、そんな朝だった。 これ以上は中々ないだろう、そんな鮮烈な記憶はこの日、鷲羽岳の山頂であっけなく更新された。 強風が髪をかき乱し、奥のその奥へと続く稜線へ、青空を駆けて渡ってゆく。 裏銀座の気高い稜線が、薬師岳の白と東雲に染まった山肌が、あっという間に吐息を奪い去る。 歩いてみたい。絶対にこの稜線を歩きたい。 表銀座に感じたのは、華やかさ。 裏銀座に感じるのは、重厚さ。 なんと奥深く、静かな気配を纏う山域だろう。 圧倒的な自然を前に、胸が詰まるほどの感情を適切に表す言葉を持ち合わせていないことが歯がゆく、同時に、 幸福でもあった。 「ミチさん、薬師岳!次は薬師に登りたいです!」 WTさんが満面の笑みで発した願望はまた、私の朧な現から発した夢。 「私も行きたいです!」 ――夢と知りせば覚めざらましを。 小野小町は夢だったと気づいた切なさをそう詠んだけど、私はこの時間が夢だと知っている。 あと2日も覚めないでいられることも、あと2日で必ず、覚めてしまうことも。 夢だと知りながら見る夢もまた、 ひどく切ない。 『日本一遠い温泉』と称される高天原温泉でぽかぽかに温まった夜。 生まれて初めて、降るような星空を見た。 夜空に引かれた星の道、軌道を変えて横切ってゆく人工衛星の点滅。 小屋前のベンチとテーブルに身を預けてじっとしていると、瞬く光に手が届きそうな気がして、目が離せない。 ふいに、涙が零れ落ちるように。 線香花火の終わる瞬間のように。 綺麗に尾をひいた流れ星が最期に一際眩い煌めきを放って、地平に消えていった。 「いッ、いまの見ました!?」 「見た!?凄い大きかったよね!?」 「すっごい大きさでしたァ!!」 隣で寝転んでいたWTさんと同時に飛び上がって、歓喜のハグ。 見てくれも人の目も忘れて感情の揺れるまま動いたのは、果たしていつぶりだっただろうか。 丸裸の自分の感覚も、悪くない。 【参】 高天原の木道を抜け、岩交じりの登りの先、夜が明けきらぬ高天原峠で朝食をとる。 夜間登山は富士山で懲り懲りだと思っていたけれど、なるほど歩く場所と仲間によって印象が全然違った。 雲ノ平に向けて木や鉄の階段をいくつも越え、徐々に明け行く空に歓声をあげながら歩くのは、楽しいと表現するのがぴったりだ。 あっという間に温まった身体は、朝霜でツルツルとなった木道で適度に冷やされ、更に歩いて灰の火山岩の登りへ。ここまで来れば雲ノ平の『奥スイス庭園』である。 何度見てもたまらない景色を振り返りふりかえり、落ちたら水にドボンな登山道を慎重に辿っていく。 一息つける広場に出て、ふと顔をあげたハイマツの海原の先。忽然と姿を現したのが、雲ノ平山荘である。 「雲ノ平だーーー!!」 象徴ともいえる印象的な屋根、 伊藤二朗さんが『山の中の船』と称する小屋。 点在する池塘に映るは青空と真白の雲。計算されつくしたかのように美しくそこにある岩々と植物。 緩やかな弧を描きながら山荘へ続く木道をゆっくりと歩いて辿り着くのは、穏やかな時間が流れる至福の地。 背に太陽のぬくもりを受けながらベンチに座って食べるおにぎりは、やはり至上の食べ物だった。 雲ノ平から黒部源流に降り、また三俣山荘へ登り返す道はハード。 しかしその疲れをふっとばすのが次々と現れる、まさに『巨匠の絵のような』水晶の荒々しい黒、槍穂高の高嶺の稜線、源流の刹那に変化するしぶきに、仰ぐ天の青さ。そして、 「ンン~~!オイシ~~~!さいこ~~!」 三俣山荘でのランチ&珈琲タイムである。 晴れた空を展望食堂から眺め、小屋に満ちる淹れたての珈琲の香りを胸いっぱいに吸い込むときの幸福感といったら。 気づけば時間は飛ぶように過ぎ、雲に覆われた三俣蓮華岳に到着した時には既に14時半。 『双六岳、どうしましょうか。既に結構な行動時間ですので、厳しそうなら巻道を下って小屋に向かうこともできます』 流石に初日に比べて動きの鈍い我々。 しかし分岐で様子をうかがわれると、闘志を燃やさずにはいられないに決まっている。 「行きます!!」 あーあ、今時計の時間確認したばかりよね、己は?一番に座り込んだのはどこの誰だ?ンン? 頭上で冷静な声が聞こえる気もするが、身体は元気に立ち上がって手を挙げた。 疲れてはいるはずだが、ここは山の中。その懐の中では、不思議とまだまだ歩けるような気がしてくるのだ。 結果、あのまあるい不思議な山容に足を触れ、奥まで続くなだらかな道を拝めたのだから、御の字である。 「ついたァ~~~っ」 へとへとで山荘前に辿り着いて脱力したら、 「今日はどちらから?」 と問うてニコニコねぎらいの言葉をかけてくれたお兄さん、救われました。有難うございました。 【終】 最後の朝が来た。 この旅初めて食べる小屋での朝食。 頭のなかは、やっぱりまだふわふわしている。 (今日で、終わるのか…) 昨夜、部屋でミチさんを中心にみんなで覗き込んだのは、二枚に渡る地図。 この山行で歩いた距離に目を見張り、次は薬師だ、どのルートで歩こうか、テントを使うならその前に白馬だ、じゃあそれまでにテン泊練習だと、これまた初めて少しの夜更かしをして、夢の続きに想いを馳せた。 だからか、不思議と切なさよりも楽しみな気持ちで満たされている。 「今日も最高の天気ですね~!」 「ほんと、いい天気ですねえ」 小屋前に出ると、快晴。 双六岳方面に月がぽっかり浮かんでいて、きれいだ。 支度をして、初日と同じルートを辿って。 長いながい夢から覚めるように、日常にむけてゆっくり降りてゆく。 双六小屋の背後で羽を伸ばす鷲羽岳、ハイマツのトンネルを抜けた先の槍穂高、錦の彩りを添えた稜線。 迫る時間をおして、慌てて頬張ったコーヒーフロートのアイスの甘さ。キリリと冷えた珈琲の苦み。 少しだけ、と言いながら目いっぱい撮影会をした鏡池。 駆け下りるように下った白の岩場。雲ノ平山荘で購入したちーかまの旨味。 物凄い速さでこなした林道歩きの先の、至福の温泉タイム。 平湯温泉バスターミナルのテラス席でおしゃべりしながら食べた飛騨牛コロッケと、宿儺かぼちゃジェラート。 今日の終わりを告げる空の色をバスの窓から眺めながら、 夢を旅した4日間に想いを馳せた。 KNさんとWTさんにいただいた林檎とどら焼きを最後の余韻に、 そしてこの旅で生まれた次の夢を決して離さぬよう、 大事にだいじに、胸に抱えて。 ▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 【本日の山旅!】小屋泊 まほろば前泊 1日目:新穂高温泉~わさび平小屋~鏡平山荘~双六小屋(泊) 2日目:双六小屋~(双六岳巻道)三俣山荘~鷲羽岳・ワリモ岳~高天原山荘(泊) ※日本一遠い温泉!高天原温泉入浴♪ 3日目:高天原山荘~(高天原峠)雲ノ平山荘~黒部源流~三俣山荘~三俣蓮華岳・双六岳~双六小屋(泊) 4日目:1日目逆順 ※裏銀座の一部=ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳 【ご参考】 ■Nature Guide LisのHP(今回参加した少人数制ツアー) https://natureguide-lis.com/kikaku.html ■持って行くとよかったもの: ・ゲイター(岩苔乗越~高天原、高天原~黒部源流~三俣山荘着用) ・一本ストック(大きな岩場以外で重宝・私は軽量化のためなし) ・コロナ対策意識(シュラフカバー、マスク、消毒、黙食等、小屋HP要チェック) ・多めのお金(山小屋軽食やお土産に目が行く…!) ・勇気、気力、子供心。 ■使わなかったもの:ダウン、フリース、羞恥心。 ■同行したリンりんさん目線の日記: (ツアーという選択肢について、利用前の印象、利用後の変化など凄く共感します)https://yamap.com/activities/13308527

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前泊は集合場所の新穂高温泉バス停から少し離れた『まほろば』さん。
行く前に、平湯温泉バスターミナルから徒歩3分くらいの『平湯民俗館』へ。
シャンプーなどありませんが素敵な野天風呂あり、
コンパクトな園内に『禄次』という素敵なご飯どころありで、今回はここで奮発、炙り飛騨牛丼(A5ランク、2000円ナリ!お安い!)をいただきました。
もうッ、舌に乗せたとたんとろけるようなうまみ…!そして嚙むたびに溶けていくような食感…!最高でした。
前泊は集合場所の新穂高温泉バス停から少し離れた『まほろば』さん。 行く前に、平湯温泉バスターミナルから徒歩3分くらいの『平湯民俗館』へ。 シャンプーなどありませんが素敵な野天風呂あり、 コンパクトな園内に『禄次』という素敵なご飯どころありで、今回はここで奮発、炙り飛騨牛丼(A5ランク、2000円ナリ!お安い!)をいただきました。 もうッ、舌に乗せたとたんとろけるようなうまみ…!そして嚙むたびに溶けていくような食感…!最高でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 3番の新穂高ロープウェイ行きに乗って『白山神社前』降車、お客さん私のほかに1組だけで、ご主人が玄関前に出てお出迎えくださいました…!
周辺4G飛んでるし、お宿のWIFI快適すぎます。
いただいたお部屋も大きな角部屋、冷蔵庫もお手洗いもテレビもあり、なんとも贅沢で有難い。
こちら温泉が、内湯(シャンプーボディーソープあり)男女1つずつ、貸し切り露天風呂が4つ!!
2時間以上、ぼーっと過ごせて至福の時間。
なお、節約のため素泊まり、そしてランチ奮発したので夜は巨大パン一つ(落差激しすぎでは)。
前日までにカーボローディングは済ませてきたので無問題笑
朝は4時半に起き、持参したおにぎりとサラダとお味噌汁。山行前はしっかりめに食べます。
3番の新穂高ロープウェイ行きに乗って『白山神社前』降車、お客さん私のほかに1組だけで、ご主人が玄関前に出てお出迎えくださいました…! 周辺4G飛んでるし、お宿のWIFI快適すぎます。 いただいたお部屋も大きな角部屋、冷蔵庫もお手洗いもテレビもあり、なんとも贅沢で有難い。 こちら温泉が、内湯(シャンプーボディーソープあり)男女1つずつ、貸し切り露天風呂が4つ!! 2時間以上、ぼーっと過ごせて至福の時間。 なお、節約のため素泊まり、そしてランチ奮発したので夜は巨大パン一つ(落差激しすぎでは)。 前日までにカーボローディングは済ませてきたので無問題笑 朝は4時半に起き、持参したおにぎりとサラダとお味噌汁。山行前はしっかりめに食べます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 翌朝6時。
今回のツアーを企画してくださったガイドの『ミチさん』、そして参加者が新穂高温泉バス停近くの奥飛騨温泉郷観光案内所に集合。
ゲート前まで送っていただき、顔合わせ。ツアーソロ参加初で緊張していたわたくしですが、ミチさんの「では、ちょっと荷物の重量計ってみましょうか」の一言で一気にワイワイ。
定員6人中、男性1人女性5人。それぞれの装備についてや、ミチさんツアー参加歴などなど、出発前からお喋りに花が咲き、あっという間に和やかムード。
全員ソロ参加なのもよかったのかなって思います!
この男性、UDさんは気まずかったのではって?
いやいやとんでもない、登場するや否や飛び出すお話が面白く、めちゃくちゃ馴染んでいるし一眼お持ちでカメラマンとして沢山写真とってくださったりで完全に一体感満載でした笑
このツアーは、休憩含めコースタイム1.2で歩く予定です。
翌朝6時。 今回のツアーを企画してくださったガイドの『ミチさん』、そして参加者が新穂高温泉バス停近くの奥飛騨温泉郷観光案内所に集合。 ゲート前まで送っていただき、顔合わせ。ツアーソロ参加初で緊張していたわたくしですが、ミチさんの「では、ちょっと荷物の重量計ってみましょうか」の一言で一気にワイワイ。 定員6人中、男性1人女性5人。それぞれの装備についてや、ミチさんツアー参加歴などなど、出発前からお喋りに花が咲き、あっという間に和やかムード。 全員ソロ参加なのもよかったのかなって思います! この男性、UDさんは気まずかったのではって? いやいやとんでもない、登場するや否や飛び出すお話が面白く、めちゃくちゃ馴染んでいるし一眼お持ちでカメラマンとして沢山写真とってくださったりで完全に一体感満載でした笑 このツアーは、休憩含めコースタイム1.2で歩く予定です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 初日は雨予報。
だけど、ほぼ曇りで過ごせました♪
まずは長めの佐俣林道を歩き、ワサビ平小屋(大きな木をくりぬいた器に浮かぶ野菜や果物が有名ですね)で小休止したら小池新道経由で鏡平へ。
『雨がパラつく程度の時は、カッパのフードを頭に引っ掛けてあとはザックにかぶせた状態がいい』…このツアーで得た知識・目からウロコ第一弾は、早速登山道の始まる序の序盤でゲット!
ミチさん、コレ世紀の発見レベルで感動しました!快適すぎます!
初日は雨予報。 だけど、ほぼ曇りで過ごせました♪ まずは長めの佐俣林道を歩き、ワサビ平小屋(大きな木をくりぬいた器に浮かぶ野菜や果物が有名ですね)で小休止したら小池新道経由で鏡平へ。 『雨がパラつく程度の時は、カッパのフードを頭に引っ掛けてあとはザックにかぶせた状態がいい』…このツアーで得た知識・目からウロコ第一弾は、早速登山道の始まる序の序盤でゲット! ミチさん、コレ世紀の発見レベルで感動しました!快適すぎます!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鏡平山荘でお水と…
鏡平山荘でお水と…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お昼をイタダキマス!!
らぁめん美味しかった♪
今回ミチさんに前もってお昼を食べる小屋をお知らせいただいていたので、メニューと睨めっこして3日間違うもの食べるようランチ計画を立てておりました(マジメ)
この時も曇り空、ありがたし!
お昼をイタダキマス!! らぁめん美味しかった♪ 今回ミチさんに前もってお昼を食べる小屋をお知らせいただいていたので、メニューと睨めっこして3日間違うもの食べるようランチ計画を立てておりました(マジメ) この時も曇り空、ありがたし!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ラッキーなことに、一番強い雨の時は小屋休憩中の軒下だったり小屋到着後だったりで全体的に曇り空多く、登りやすかった一日目。
1泊目、3泊目はこちらの双六小屋でお世話になります。
1パーティーで広いお部屋1ついただけて、着換えなどもミチさんのお気遣いで女性陣独占タイムいただいたりでホントに有難かったです!
4日目の食料や着替えをデポさせていただけたのも、大変助かりました。
小屋の方もとっても感じよい方ばかりです~!
ラッキーなことに、一番強い雨の時は小屋休憩中の軒下だったり小屋到着後だったりで全体的に曇り空多く、登りやすかった一日目。 1泊目、3泊目はこちらの双六小屋でお世話になります。 1パーティーで広いお部屋1ついただけて、着換えなどもミチさんのお気遣いで女性陣独占タイムいただいたりでホントに有難かったです! 4日目の食料や着替えをデポさせていただけたのも、大変助かりました。 小屋の方もとっても感じよい方ばかりです~!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そしてご飯のなんと美味しいこと。
サックサクの天ぷら!お味噌汁も付け合わせもどれも美味しく、デザートのピンクグレープフルーツがさっぱりで最高でした。
ご飯、お味噌汁、お茶は各自で自由によそいますよ。
それでも多い人は、事前にミチさんに相談の上、小屋の方に申し出て少なめ交渉orミチさんにお譲りで切り抜け!
よく訓練された(どないやねん)登山者ばかりで、皆黙食されていて気持ちよく利用できたのも良かった。
ちなみに、珈琲など喫茶メニューもありますよ♪
ストレッチを入念にして、おやすみなさ~い!
そしてご飯のなんと美味しいこと。 サックサクの天ぷら!お味噌汁も付け合わせもどれも美味しく、デザートのピンクグレープフルーツがさっぱりで最高でした。 ご飯、お味噌汁、お茶は各自で自由によそいますよ。 それでも多い人は、事前にミチさんに相談の上、小屋の方に申し出て少なめ交渉orミチさんにお譲りで切り抜け! よく訓練された(どないやねん)登山者ばかりで、皆黙食されていて気持ちよく利用できたのも良かった。 ちなみに、珈琲など喫茶メニューもありますよ♪ ストレッチを入念にして、おやすみなさ~い!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 2日目の朝が来ました。
今回のツアーは基本、3時起き4時出発。
早く目が覚めたので、ゆっくりストレッチ。この朝晩のストレッチ、効きました。
前日、ミチさんが皆さんの様子を見たり天気などの情報収集をしてくださって変更もあり。
夜間登山は富士登山以来、
「では、ヘッドライト慣れてない人順に並びましょう」
ドキドキしていたら隊列の前の方にしていただけて安心しました。
出発前に行動食を食べて、エネルギーチャージ。
そして前日に体調が思わしくなかったSKさん、ミチさんに相談の上双六岳山頂までで下山するとのご意思で、さみしくもお別れ…
2日目の朝が来ました。 今回のツアーは基本、3時起き4時出発。 早く目が覚めたので、ゆっくりストレッチ。この朝晩のストレッチ、効きました。 前日、ミチさんが皆さんの様子を見たり天気などの情報収集をしてくださって変更もあり。 夜間登山は富士登山以来、 「では、ヘッドライト慣れてない人順に並びましょう」 ドキドキしていたら隊列の前の方にしていただけて安心しました。 出発前に行動食を食べて、エネルギーチャージ。 そして前日に体調が思わしくなかったSKさん、ミチさんに相談の上双六岳山頂までで下山するとのご意思で、さみしくもお別れ…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 『薄明光線』見えるでしょうか?太陽の位置から紺碧の夜空に向かって光が放射状に延びていて綺麗。
「双六岳山頂は雲がかかってますね。今登ってもご来光見えなそうなので、今日は巻道にしましょう」
眠い頭で考えて『ん?山頂踏めないのかしら?』と一瞬混乱しましたが、2日目と3日目の行程を逆にしてちゃんと踏めるとのこと笑
これが功を奏して…
(SKさん、我々とお別れ後単独で再チャレンジ、ばっちり登頂の上で無事下山されてました。凄い!!
旅の途中、何度もSKさんの話になりました。無事下山されたかなぁ~、エッあのあと双六岳登ったの!?マジ~?この景色、一緒にみたかったですね~なんて。また是非、一緒に歩きたい~!)
『薄明光線』見えるでしょうか?太陽の位置から紺碧の夜空に向かって光が放射状に延びていて綺麗。 「双六岳山頂は雲がかかってますね。今登ってもご来光見えなそうなので、今日は巻道にしましょう」 眠い頭で考えて『ん?山頂踏めないのかしら?』と一瞬混乱しましたが、2日目と3日目の行程を逆にしてちゃんと踏めるとのこと笑 これが功を奏して… (SKさん、我々とお別れ後単独で再チャレンジ、ばっちり登頂の上で無事下山されてました。凄い!! 旅の途中、何度もSKさんの話になりました。無事下山されたかなぁ~、エッあのあと双六岳登ったの!?マジ~?この景色、一緒にみたかったですね~なんて。また是非、一緒に歩きたい~!)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 だんだん開けてきた空
だんだん開けてきた空
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 美しいグラデーション
美しいグラデーション
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 燃えるような草紅葉と共に、最高の朝焼けが道を照らしてくれました。
『朝~陽が水平線~から~光の矢を放ち~…』
自然と脳内再生されるね
燃えるような草紅葉と共に、最高の朝焼けが道を照らしてくれました。 『朝~陽が水平線~から~光の矢を放ち~…』 自然と脳内再生されるね
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 今回のガイドさん、Nature Guide LISの代表『ミチさん』こと野中径隆さんです!
凄く沢山話すわけでもなく、かといって放置するでもなく、気づいたら会話の輪に入って一緒に笑ったり、冗談を交わしたり。
「ミチさん、まだゲイターつけてた方がいいですか?風よけで雨具必要そうですか?」
『そうですね、まだこの先濡れているので』
『今日は風がなさそうなので、暑がりな人はいらないかもしれませんね』
「ミチさん、肩が凝ったんですけど、おススメのストレッチありますか?」
『うーん、例えば…(そして実践)』
「ミチさん、岩の下りが苦手なんです。コツはありますか?」
『…慣れですね(爽やかな笑顔)』
「…な…慣れ…(絶望顔)」
『ハハハ。まぁ、前かがみじゃなくて、出来るだけ姿勢崩さずに頭だけ下に向ける感じですね。あとは、段差大きいところは横とか斜めになってくださいね』
「承知です!」
果ては、
「ミチさん!足の裏写真撮らせてください!!(筋肉がすごかったのです。これは大分変態発言だったなぁ…)」
『え!?足!?いいですけど。それは初めていわれたなぁ』
「(そしてみんなで撮影会)パシャパシャパシャ」
…思い出すだけでもとにかく、くだらないことから真面目なことまで、沢山教えていただきました。
生まれたての小鳥のようにミチさん、ミチさんと話しかけては大変お世話になりました笑
有難うございます。
今回のガイドさん、Nature Guide LISの代表『ミチさん』こと野中径隆さんです! 凄く沢山話すわけでもなく、かといって放置するでもなく、気づいたら会話の輪に入って一緒に笑ったり、冗談を交わしたり。 「ミチさん、まだゲイターつけてた方がいいですか?風よけで雨具必要そうですか?」 『そうですね、まだこの先濡れているので』 『今日は風がなさそうなので、暑がりな人はいらないかもしれませんね』 「ミチさん、肩が凝ったんですけど、おススメのストレッチありますか?」 『うーん、例えば…(そして実践)』 「ミチさん、岩の下りが苦手なんです。コツはありますか?」 『…慣れですね(爽やかな笑顔)』 「…な…慣れ…(絶望顔)」 『ハハハ。まぁ、前かがみじゃなくて、出来るだけ姿勢崩さずに頭だけ下に向ける感じですね。あとは、段差大きいところは横とか斜めになってくださいね』 「承知です!」 果ては、 「ミチさん!足の裏写真撮らせてください!!(筋肉がすごかったのです。これは大分変態発言だったなぁ…)」 『え!?足!?いいですけど。それは初めていわれたなぁ』 「(そしてみんなで撮影会)パシャパシャパシャ」 …思い出すだけでもとにかく、くだらないことから真面目なことまで、沢山教えていただきました。 生まれたての小鳥のようにミチさん、ミチさんと話しかけては大変お世話になりました笑 有難うございます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 夜が明けました。奥のギザギザは黒岳こと水晶かな。
この4日間でも、紅葉はどんどん深まります
夜が明けました。奥のギザギザは黒岳こと水晶かな。 この4日間でも、紅葉はどんどん深まります
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 トトロのトンネルも沢山!
『あ~るっこ~♪あ~るっこ~♪私は~元気~♪』
岩ごろごろロードも沢山です
『あ~る♪、……くの♪、だい、……す、き~…』
お歌のテンポに必死さが滲みます。
トトロのトンネルも沢山! 『あ~るっこ~♪あ~るっこ~♪私は~元気~♪』 岩ごろごろロードも沢山です 『あ~る♪、……くの♪、だい、……す、き~…』 お歌のテンポに必死さが滲みます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そして、正面に突如現れる鷲羽岳。
もう、惚れました。なんと美しい山容でしょう。かっこよすぎ。
これがまた、山頂からの眺めも格別なんですよ。
「真正面の稜線が綺麗!こーやって(身振り手振り)羽を広げてますね。ということは「背骨」を登るんですね~」と笑ったら、ミチさん
『その表現は初めて聞いたなぁ笑』
背骨…に見えますよね?笑
そして、正面に突如現れる鷲羽岳。 もう、惚れました。なんと美しい山容でしょう。かっこよすぎ。 これがまた、山頂からの眺めも格別なんですよ。 「真正面の稜線が綺麗!こーやって(身振り手振り)羽を広げてますね。ということは「背骨」を登るんですね~」と笑ったら、ミチさん 『その表現は初めて聞いたなぁ笑』 背骨…に見えますよね?笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ジャンッ!三俣山荘です♪
百葉箱久しぶりに見て、はしゃいじゃいました。小学校以来では?
階段登った展望食堂では、ボロネーゼや白湯スープ、ジビエ(鹿)丼など一風変わった料理が沢山。コーヒーはサイフォン式目の前で淹れたてで大変美味です!
ジャンッ!三俣山荘です♪ 百葉箱久しぶりに見て、はしゃいじゃいました。小学校以来では? 階段登った展望食堂では、ボロネーゼや白湯スープ、ジビエ(鹿)丼など一風変わった料理が沢山。コーヒーはサイフォン式目の前で淹れたてで大変美味です!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そして、ここにきてぽかぽか天気の中双六小屋のお弁当~♪
もう、おしゃれだし美味しいし味付け丁度いいし具材沢山だし、有難さが染みました。んま~!
そして、ここにきてぽかぽか天気の中双六小屋のお弁当~♪ もう、おしゃれだし美味しいし味付け丁度いいし具材沢山だし、有難さが染みました。んま~!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お手洗いも、水洗で大変綺麗です♪
通過時の小屋のお手洗いは大抵100円のチップ制なので、休憩時にぽっけに忍ばせていくと便利でした。
お手洗いも、水洗で大変綺麗です♪ 通過時の小屋のお手洗いは大抵100円のチップ制なので、休憩時にぽっけに忍ばせていくと便利でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 食事後は、目の前に聳え立つ鷲羽岳へ!
見てください、このたまらない稜線…
よぉ~くみると、右手の山肌に平行についている登山道が。
ミチさん曰く、今は使われていない伊藤新道だそうです。然るべき人にガイドをお願いすれば、通行できるようですよ。
食事後は、目の前に聳え立つ鷲羽岳へ! 見てください、このたまらない稜線… よぉ~くみると、右手の山肌に平行についている登山道が。 ミチさん曰く、今は使われていない伊藤新道だそうです。然るべき人にガイドをお願いすれば、通行できるようですよ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って、三俣山荘とその先の三俣蓮華岳、双六岳(たぶん)。
もうこの時点で幸せムード。
スゴイ、スゴイの連発です。
振り返って、三俣山荘とその先の三俣蓮華岳、双六岳(たぶん)。 もうこの時点で幸せムード。 スゴイ、スゴイの連発です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 結構な登りを、頑張ります!
結構な登りを、頑張ります!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 Uさん曰く前回参加した二年前は見られなかった鷲羽池。火口湖だそうです。
風が強かったので波立ってるけど、綺麗な青色…
そして!
Uさん曰く前回参加した二年前は見られなかった鷲羽池。火口湖だそうです。 風が強かったので波立ってるけど、綺麗な青色… そして!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登り切った先の、この眺めですよ…!
正面は水晶や赤牛へ、右手は裏銀座の野口五郎や烏帽子方面、
登り切った先の、この眺めですよ…! 正面は水晶や赤牛へ、右手は裏銀座の野口五郎や烏帽子方面、
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左手には薬師。この白い山容、もう、登りたくなりました…!
「薬師ーッ!いつかきっと登りにいかせてくれェーッ!」(れェーッ!れェーッ…って、実際にはやまびこにならなかったけど笑)
あの稜線をずっと歩くと、ついには立山に至るんだな…すごいな…山ってすごいな…ずっとずっと、はるか先まで、自由に、続いてるんだなぁ…
左手には薬師。この白い山容、もう、登りたくなりました…! 「薬師ーッ!いつかきっと登りにいかせてくれェーッ!」(れェーッ!れェーッ…って、実際にはやまびこにならなかったけど笑) あの稜線をずっと歩くと、ついには立山に至るんだな…すごいな…山ってすごいな…ずっとずっと、はるか先まで、自由に、続いてるんだなぁ…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あまりに凄いので、ミチさんにお願いして後姿を撮っていただきました。
雲の影が山肌をドラマティックにしてくれてる!
脳内は勿論?
『エンダァァアアア!!!』
なんだろ、もっと相応しい洋楽ある気がするんだけど…
あまりに凄いので、ミチさんにお願いして後姿を撮っていただきました。 雲の影が山肌をドラマティックにしてくれてる! 脳内は勿論? 『エンダァァアアア!!!』 なんだろ、もっと相応しい洋楽ある気がするんだけど…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山頂碑を背後に見下ろす
山頂碑を背後に見下ろす
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳方面。
多分、はしゃぎすぎて写真撮りまくり、ミチさんの想定時間を大幅に超過して休憩をいただきました…すみません。そして嫌な顔一つせず(むしろニコニコ)素晴らしい時間を有難うございます!
笠ヶ岳方面。 多分、はしゃぎすぎて写真撮りまくり、ミチさんの想定時間を大幅に超過して休憩をいただきました…すみません。そして嫌な顔一つせず(むしろニコニコ)素晴らしい時間を有難うございます!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 では、岩岩なワリモ岳を経由(ちょっと山頂巻く)しつついよいよ高天原へ向けて移動開始。
登山口から?日本一遠い秘湯へ出発!
では、岩岩なワリモ岳を経由(ちょっと山頂巻く)しつついよいよ高天原へ向けて移動開始。 登山口から?日本一遠い秘湯へ出発!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って。結構ザレザレな下りです。(以下下らない下ネタ入るので苦手な方は回避くださいませ…)

途中、何かのフンを見かけて熊か狐か鹿かカモシカかと盛り上がり、登り途中のおにいさんに問われる。
「どうしたんですか?」
「あそこ、気をつけてください、登ったところにウンチョスがあります!」
「ウンチョスがありましたか(ニコ)」
「ハイッ(え、今合わせてくれた?優しすぎでは)」
なんてこともありまして非常に楽しかったです。あの時のおにいさん、有難うございます。
「ウンチなんかで盛り上がって小学生みたいですねウフフ」と笑う私に、「しょーがないよ盛り上がるモンよ!」とキレッキレなWTさん、いつもノリが最高で面白くてたまの毒舌がたまりません。いいぞもっと言ってください。あと一番ペーペーとか言いながらめちゃくちゃ体力ありますよね。そのお顔疲れてるように見えませんし凄い速度で歩かれてますけど。大好きです。
誰かが「じゃあ、ウンチョロスでもいいですね」
それに対して
「そしたらウンチ、ウンチョス、ウンチョロス!大きさ三段活用ですね!」
なんてふざけると、
「さっきのはウンチョロス(一番大きい)だわ」
などとみんなでギャハギャハ。
あ~、楽しい。勿論普段は普通の理性あるオトナの皮を被っているので、友人が聞いたら凝視されると思います。
山は人を丸裸にしますね(大恥)
振り返って。結構ザレザレな下りです。(以下下らない下ネタ入るので苦手な方は回避くださいませ…) 途中、何かのフンを見かけて熊か狐か鹿かカモシカかと盛り上がり、登り途中のおにいさんに問われる。 「どうしたんですか?」 「あそこ、気をつけてください、登ったところにウンチョスがあります!」 「ウンチョスがありましたか(ニコ)」 「ハイッ(え、今合わせてくれた?優しすぎでは)」 なんてこともありまして非常に楽しかったです。あの時のおにいさん、有難うございます。 「ウンチなんかで盛り上がって小学生みたいですねウフフ」と笑う私に、「しょーがないよ盛り上がるモンよ!」とキレッキレなWTさん、いつもノリが最高で面白くてたまの毒舌がたまりません。いいぞもっと言ってください。あと一番ペーペーとか言いながらめちゃくちゃ体力ありますよね。そのお顔疲れてるように見えませんし凄い速度で歩かれてますけど。大好きです。 誰かが「じゃあ、ウンチョロスでもいいですね」 それに対して 「そしたらウンチ、ウンチョス、ウンチョロス!大きさ三段活用ですね!」 なんてふざけると、 「さっきのはウンチョロス(一番大きい)だわ」 などとみんなでギャハギャハ。 あ~、楽しい。勿論普段は普通の理性あるオトナの皮を被っているので、友人が聞いたら凝視されると思います。 山は人を丸裸にしますね(大恥)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こんな鎖場もあったり!
ちょっとだけロープ持った方が安心とのことでした
風が強いので、弱くなるところまでノンストップで歩きます。
こんな鎖場もあったり! ちょっとだけロープ持った方が安心とのことでした 風が強いので、弱くなるところまでノンストップで歩きます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 「結構風弱くなりましたね。ここで休憩にしましょうか」
とミチさん。
「イワノリノッコシ…」
とWTさん。
「イワコケですね~」
と滑らかに突っ込むミチさんに、またしても一同大爆笑。
この話は後世まで代々伝わり、ついにはTシャツ作るかという話になりましたとさ。
表「Where is イワノリ?」
裏「Here is イワノリ!」
我こそ、イワノリノッコシ。
「結構風弱くなりましたね。ここで休憩にしましょうか」 とミチさん。 「イワノリノッコシ…」 とWTさん。 「イワコケですね~」 と滑らかに突っ込むミチさんに、またしても一同大爆笑。 この話は後世まで代々伝わり、ついにはTシャツ作るかという話になりましたとさ。 表「Where is イワノリ?」 裏「Here is イワノリ!」 我こそ、イワノリノッコシ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 どんどん高天原方面に降りてゆき、川沿いで『ここ川だけど!?登山道なの!?』みたいなところも歩きます。
ミチさんいてくださって良かった~。自分じゃ絶対不安になって困ってた。
途中に「高天」と赤文字で省略された岩を見つけ、
「そういえば前に、『この前タカマに行ってきてさ~』って略し方してる人がいました」
とミチさん。
「ドコタカですか笑」
「そう、ドコソレ、みたいな。通じるのその人だけかもしれません笑」
初心者私はタカテンでもピンときませんでしたので、タカマガハラと略せずいこうと思います笑
どんどん高天原方面に降りてゆき、川沿いで『ここ川だけど!?登山道なの!?』みたいなところも歩きます。 ミチさんいてくださって良かった~。自分じゃ絶対不安になって困ってた。 途中に「高天」と赤文字で省略された岩を見つけ、 「そういえば前に、『この前タカマに行ってきてさ~』って略し方してる人がいました」 とミチさん。 「ドコタカですか笑」 「そう、ドコソレ、みたいな。通じるのその人だけかもしれません笑」 初心者私はタカテンでもピンときませんでしたので、タカマガハラと略せずいこうと思います笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 渡渉ポイント。
ミチさんが足を置く場所を目を皿にして観察し、忠実に辿る。
しかし。
「足の長さが不足。」
目をあげると、母雷鳥のごとく温かい目で見守るミチさん。まぁ、頑張りますよね!フンス!
渡渉ポイント。 ミチさんが足を置く場所を目を皿にして観察し、忠実に辿る。 しかし。 「足の長さが不足。」 目をあげると、母雷鳥のごとく温かい目で見守るミチさん。まぁ、頑張りますよね!フンス!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ここからは黙々さっさか頑張るよタイム~♪
でも、なんだかんだ不思議な木があったり、実があったりして
「ミチさん!」
と聞いてみると、教えてくださるんですよね。ペースは絶妙に早いけど!笑
えぇ、100%写真撮りまくりな我々の責任でございます。スミマセン!頑張ってついていきますオッス!
ここからは黙々さっさか頑張るよタイム~♪ でも、なんだかんだ不思議な木があったり、実があったりして 「ミチさん!」 と聞いてみると、教えてくださるんですよね。ペースは絶妙に早いけど!笑 えぇ、100%写真撮りまくりな我々の責任でございます。スミマセン!頑張ってついていきますオッス!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これこれ、今回の旅でワタクシ、大好きになりましたクロマメです。
大きいのが美味しいですよ。
今後も食べるために、似ているけどキケンなものはありますかとミチさんに尋ねてみたところ、
ブルーベリーの見た目なら食べてOKだそうです。
あまりに「あっ!オヤツ!クロマメ!あ、ここにはイチゴ!」と、ところかまわずパクつくものですから、
ついには誰かが見かけると皆さん「あ、オヤツタイムですよ~」と教えてくださるようになりました。
食いしん坊キャラが定着したようですウッス。
これこれ、今回の旅でワタクシ、大好きになりましたクロマメです。 大きいのが美味しいですよ。 今後も食べるために、似ているけどキケンなものはありますかとミチさんに尋ねてみたところ、 ブルーベリーの見た目なら食べてOKだそうです。 あまりに「あっ!オヤツ!クロマメ!あ、ここにはイチゴ!」と、ところかまわずパクつくものですから、 ついには誰かが見かけると皆さん「あ、オヤツタイムですよ~」と教えてくださるようになりました。 食いしん坊キャラが定着したようですウッス。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ぐちゃぐちゃ多しな道を辿り、
分岐から、水晶池までは徒歩5分。
ですが、なかなかに荒れていて苦戦する道である笑
ぐちゃぐちゃ多しな道を辿り、 分岐から、水晶池までは徒歩5分。 ですが、なかなかに荒れていて苦戦する道である笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 でも、到着すると苦労も忘れるんですねこれが。
でも、到着すると苦労も忘れるんですねこれが。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 美しいリフレクション。
やっぱりみんなで写真を撮りまくり。
美しいリフレクション。 やっぱりみんなで写真を撮りまくり。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これこれ、今回の旅でワタクシ、二番目に好きになりましたクサイチゴ?でございます。小さいのが美味しいよ。
もっと大きくて、毛が生えているのはニガイチゴで、こちらは酸っぱい!の後にニガイ!が来て後味が爽やかではございません。ついでに毛が喉にひっかかるとむせますオッス。
でも、疲れに効くからパクついちゃうんですよね~(そしてゴフッゲフッとなるのである)
こちらは小さいほうのクサイチゴ。
「ミチさん、これ食べられますか?」
「食べられますけど、多分、美味しくないですよ」
パク、モグリ。ん~?おや、意外と美味しいぞ!
「ミチさん!酸っぱめだけどクロマメみたいな味ですよ。美味しい!」
早速報告すると、え?そうなんだ、食べてみようかなとミチさんもパクリ。
こうして人類は多少の犠牲を払いつつ食べ物を開拓してきたんだなァ(空を振り仰ぐ)
これこれ、今回の旅でワタクシ、二番目に好きになりましたクサイチゴ?でございます。小さいのが美味しいよ。 もっと大きくて、毛が生えているのはニガイチゴで、こちらは酸っぱい!の後にニガイ!が来て後味が爽やかではございません。ついでに毛が喉にひっかかるとむせますオッス。 でも、疲れに効くからパクついちゃうんですよね~(そしてゴフッゲフッとなるのである) こちらは小さいほうのクサイチゴ。 「ミチさん、これ食べられますか?」 「食べられますけど、多分、美味しくないですよ」 パク、モグリ。ん~?おや、意外と美味しいぞ! 「ミチさん!酸っぱめだけどクロマメみたいな味ですよ。美味しい!」 早速報告すると、え?そうなんだ、食べてみようかなとミチさんもパクリ。 こうして人類は多少の犠牲を払いつつ食べ物を開拓してきたんだなァ(空を振り仰ぐ)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 着々と歩き、急に草原のような風景に。
いよいよ、高天原到着です。
着々と歩き、急に草原のような風景に。 いよいよ、高天原到着です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こちらが本日のお宿、高天原山荘。
ランプの宿で、陽が落ちてきたら皆ヘッデンで過ごします。
こちらが本日のお宿、高天原山荘。 ランプの宿で、陽が落ちてきたら皆ヘッデンで過ごします。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お部屋はこんな感じ。相部屋だけど、一人のスペースが広くてほんと、有難かった!それに綺麗!
お部屋はこんな感じ。相部屋だけど、一人のスペースが広くてほんと、有難かった!それに綺麗!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 一息ついたら、徒歩20分の温泉…の前に、正面の小屋の左手に見えるハシゴを登って、さらに15分程奥の竜晶池へ。
誰よ!5分って岩に書いたの!?(コロナであまり踏まれなくて荒れたのだと思われます)
一息ついたら、徒歩20分の温泉…の前に、正面の小屋の左手に見えるハシゴを登って、さらに15分程奥の竜晶池へ。 誰よ!5分って岩に書いたの!?(コロナであまり踏まれなくて荒れたのだと思われます)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これがまたハードな道なんですわ!
ヒィーヒィー言いながら頑張ってついていきます。
これがまたハードな道なんですわ! ヒィーヒィー言いながら頑張ってついていきます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 でもやっぱり、来てよかった、なんて思っちゃうんですね。
ミチさん曰く、「水晶池の方が有名ですけど、僕は竜晶池が結構好きですね」
静かで、風情があって、あんまり人も来ないです。
「ここで珈琲のみたーい!」
「椅子とか持ってきてのんびりしたーい!」
と優雅なKNさん、WTさん。
「ですね!ここはクロマメも沢山あってオヤツに困りませんし!」
優雅より食い意地の私。
でもやっぱり、来てよかった、なんて思っちゃうんですね。 ミチさん曰く、「水晶池の方が有名ですけど、僕は竜晶池が結構好きですね」 静かで、風情があって、あんまり人も来ないです。 「ここで珈琲のみたーい!」 「椅子とか持ってきてのんびりしたーい!」 と優雅なKNさん、WTさん。 「ですね!ここはクロマメも沢山あってオヤツに困りませんし!」 優雅より食い意地の私。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 「じゃあ、パノラマ写真撮るので動かないでくださいね~」
とミチさん。
「どんなポーズでいきます?こう?」
急いで打ち合わせを始めようとすると、
「自然体で笑」
「自然!?じゃ、じゃあ、私池みます」
「じゃあ私は空を」
「じゃあ山を」
「皆バラバラですか?笑」
「どうしよう!」
…
そしてぎこちない「自然体」が完成したのであった。
まぁいいか、横幅2mの人間が生成されるのだけは回避したし…。
「じゃあ、パノラマ写真撮るので動かないでくださいね~」 とミチさん。 「どんなポーズでいきます?こう?」 急いで打ち合わせを始めようとすると、 「自然体で笑」 「自然!?じゃ、じゃあ、私池みます」 「じゃあ私は空を」 「じゃあ山を」 「皆バラバラですか?笑」 「どうしよう!」 … そしてぎこちない「自然体」が完成したのであった。 まぁいいか、横幅2mの人間が生成されるのだけは回避したし…。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 夕餉の時間が意外と迫っており、慌てて温泉に戻る。
「あれ!?温泉どこ?女性風呂の入り口は?」
あわあわする私たちに、先陣を切ってくださったのがMTさん。
「あ、ここかな?温泉流れてるけど…ちょっと偵察いってみます」
MTさんは、岩場の下りやエンジン切れでのろのろしてると、『ゆっくりで大丈夫ですよ。私も遅いですから。』気づいたら後ろでにこにこ穏やかに見守ってくださる優しい方!菩薩ですか。ですよね。何度後光が見えたか。なのに実はトレラン走者、キャノンボールガッツリ走ってるし足さばき華麗だし恐ろしい。私はご飯ゆっくりしか食べられないのですが、なにげな~く残って待っててくださるのです。大好きです。
夕餉の時間が意外と迫っており、慌てて温泉に戻る。 「あれ!?温泉どこ?女性風呂の入り口は?」 あわあわする私たちに、先陣を切ってくださったのがMTさん。 「あ、ここかな?温泉流れてるけど…ちょっと偵察いってみます」 MTさんは、岩場の下りやエンジン切れでのろのろしてると、『ゆっくりで大丈夫ですよ。私も遅いですから。』気づいたら後ろでにこにこ穏やかに見守ってくださる優しい方!菩薩ですか。ですよね。何度後光が見えたか。なのに実はトレラン走者、キャノンボールガッツリ走ってるし足さばき華麗だし恐ろしい。私はご飯ゆっくりしか食べられないのですが、なにげな~く残って待っててくださるのです。大好きです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 入り口正解!のれんをくぐると
入り口正解!のれんをくぐると
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 じゃーん!女性専用露天風呂!
川の傍の野天風呂は、男女混合吹き曝し♡
でもロケーション最高で人気ですよ。
ここまででヘトヘトだった私、さっきまで『野天はいりた~い!』なんて言ってたのにここでゆっくり入りたい欲望を抑えきれず。
「野天行く人!」
って号令かけたWTさんに
「もうここにします~」
なんてヘタレ宣言。手のひらクル~の裏切りの街角。
WTさん、あの時はごめんなさい、許してください!笑
「ハアァぁ~~~~~~」
急いで着替えて絶妙なぬる湯に沈んだ時の幸福感たるや。
生き返る~~~ッ!
思わず硫黄臭かほるバリバリ髪になる危険性を一手に引き受け、湯殿の外でじゃばーっと頭から温泉ひっかぶりました。
最高。(ちなみに硫黄臭きつくなく、バリバリにもなりませんでした笑)
じゃーん!女性専用露天風呂! 川の傍の野天風呂は、男女混合吹き曝し♡ でもロケーション最高で人気ですよ。 ここまででヘトヘトだった私、さっきまで『野天はいりた~い!』なんて言ってたのにここでゆっくり入りたい欲望を抑えきれず。 「野天行く人!」 って号令かけたWTさんに 「もうここにします~」 なんてヘタレ宣言。手のひらクル~の裏切りの街角。 WTさん、あの時はごめんなさい、許してください!笑 「ハアァぁ~~~~~~」 急いで着替えて絶妙なぬる湯に沈んだ時の幸福感たるや。 生き返る~~~ッ! 思わず硫黄臭かほるバリバリ髪になる危険性を一手に引き受け、湯殿の外でじゃばーっと頭から温泉ひっかぶりました。 最高。(ちなみに硫黄臭きつくなく、バリバリにもなりませんでした笑)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山荘への帰り道、
「足が重~い!」
なんてKNさんとのろのろ歩き。
颯爽と後ろからやってきたのはミチさんと唯一の男性Uさん。
「いやぁ、足軽くなりましたね!」
「温泉は違いますね~」
「「えっなんで!?!?」」
私たち足が激重ですよ~と笑い合う。温泉前の水分補給と、行動食補給が大事らしい。そういえば今日は行動食だけで、お昼ごはん食べてないや。
「シャリバテだ!そうに違いない!」
KNさんと励まし合って、皆の後を追う。
このKNさん、いつも冗談に爆笑してくださる、笑顔がきらきらなムードメーカーです。ULから始めたのでギアがどれも一味違って、皆で興味津々、写真撮りまくりですっごく参考になりました!道中「流石KN商店」「KN商店さん、目の付け所が違いますなぁ」「いつ開店されるんで?」とすっかり登山ギアの店主ポジションに。でもテントもツェルト泊もされるガッツリ系。大好きです。
で、こちらが高天原の夕餉。
お釜のごはんとお味噌汁がおかわり自由です。
ハムチーズカツ絶品!その下のかき揚げも美味しかったなぁ~。ランプの明かりで食べるごはん、格別でした。
夜、降るような星も、天の川も、流れ星も、消灯ぎりぎりまで時間を忘れて眺めたのも、忘れられない。
明日も3時起き。おやすみなさ~い!
山荘への帰り道、 「足が重~い!」 なんてKNさんとのろのろ歩き。 颯爽と後ろからやってきたのはミチさんと唯一の男性Uさん。 「いやぁ、足軽くなりましたね!」 「温泉は違いますね~」 「「えっなんで!?!?」」 私たち足が激重ですよ~と笑い合う。温泉前の水分補給と、行動食補給が大事らしい。そういえば今日は行動食だけで、お昼ごはん食べてないや。 「シャリバテだ!そうに違いない!」 KNさんと励まし合って、皆の後を追う。 このKNさん、いつも冗談に爆笑してくださる、笑顔がきらきらなムードメーカーです。ULから始めたのでギアがどれも一味違って、皆で興味津々、写真撮りまくりですっごく参考になりました!道中「流石KN商店」「KN商店さん、目の付け所が違いますなぁ」「いつ開店されるんで?」とすっかり登山ギアの店主ポジションに。でもテントもツェルト泊もされるガッツリ系。大好きです。 で、こちらが高天原の夕餉。 お釜のごはんとお味噌汁がおかわり自由です。 ハムチーズカツ絶品!その下のかき揚げも美味しかったなぁ~。ランプの明かりで食べるごはん、格別でした。 夜、降るような星も、天の川も、流れ星も、消灯ぎりぎりまで時間を忘れて眺めたのも、忘れられない。 明日も3時起き。おやすみなさ~い!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 3日目。
やはり朝の4時過ぎ出発、夜間登山中に峠で高天原の朝食弁当♪
おにぎり2つ(ごまと、昆布&種なし梅干し)と卵、大学芋、きんぴら、ソーセージなど。
「このおにぎり、どうやって開けるんですか!?」
「…え???(一同戸惑い)」
いや、私だっておにぎり開けたことくらい何度もありますよ?でも、このおにぎり、開封難しいんです!
後程雲ノ平でのお昼時、するり…と綺麗に開けたミチさんを凝視していたら、
「これは登山技術ではありませんよ」
と笑われましたウッス。
昨夜星を一緒にみた超健脚おじさまとすれ違い、会話したのも心温まりました。
3日目。 やはり朝の4時過ぎ出発、夜間登山中に峠で高天原の朝食弁当♪ おにぎり2つ(ごまと、昆布&種なし梅干し)と卵、大学芋、きんぴら、ソーセージなど。 「このおにぎり、どうやって開けるんですか!?」 「…え???(一同戸惑い)」 いや、私だっておにぎり開けたことくらい何度もありますよ?でも、このおにぎり、開封難しいんです! 後程雲ノ平でのお昼時、するり…と綺麗に開けたミチさんを凝視していたら、 「これは登山技術ではありませんよ」 と笑われましたウッス。 昨夜星を一緒にみた超健脚おじさまとすれ違い、会話したのも心温まりました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 サテ、高天原から雲ノ平への道は、中々急登です。
梯子沢山、鉄梯子も沢山、根っこに岩の階段。
「今までで一番心拍数上がります~!」
「ほんと、ドクドク信じられないくらいです!」
ぎゃーすか言いながらやっぱり笑って突破。
サテ、高天原から雲ノ平への道は、中々急登です。 梯子沢山、鉄梯子も沢山、根っこに岩の階段。 「今までで一番心拍数上がります~!」 「ほんと、ドクドク信じられないくらいです!」 ぎゃーすか言いながらやっぱり笑って突破。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そしてこの辺りの階段。なんと穏やかな顔でしょう。
だまされてはならぬ。
こやつら早朝はトゥルントゥルンに滑ります。特に斜めの子。
アイスバーンでしょうか。いいえ木道です。
景色は最高です!(天国)
見とれてるとすっころびます!(地獄)
そしてこの辺りの階段。なんと穏やかな顔でしょう。 だまされてはならぬ。 こやつら早朝はトゥルントゥルンに滑ります。特に斜めの子。 アイスバーンでしょうか。いいえ木道です。 景色は最高です!(天国) 見とれてるとすっころびます!(地獄)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ホシガラスの食べ残しでしょうか。
「贅沢な残し方してますね~」
とミチさん。
「ハラヘリ具合で調子乗って沢山とったけど想像以上に多くて満腹になったパターン?」
「途中でニンゲンがきたのかな」
「慌てて逃げたのかも」
妄想がはかどります。
ホシガラスの食べ残しでしょうか。 「贅沢な残し方してますね~」 とミチさん。 「ハラヘリ具合で調子乗って沢山とったけど想像以上に多くて満腹になったパターン?」 「途中でニンゲンがきたのかな」 「慌てて逃げたのかも」 妄想がはかどります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 『雲ノ平の森の道』看板を過ぎると、途端に北八ヶ岳のようなしっとりした雰囲気が。
『雲ノ平の森の道』看板を過ぎると、途端に北八ヶ岳のようなしっとりした雰囲気が。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笹原ゾーンを越えると、そこは雲ノ平の端っこ。
奥スイス庭園付近の登りがきます。
瑞牆山や白馬大池付近の大岩ゾーンに似てるけど、よく整備されていて歩きやすい。
途中、一箇所だけ丸印が見つけにくい場所あり、少々偵察するも基本的にわかりやすい道です。
笹原ゾーンを越えると、そこは雲ノ平の端っこ。 奥スイス庭園付近の登りがきます。 瑞牆山や白馬大池付近の大岩ゾーンに似てるけど、よく整備されていて歩きやすい。 途中、一箇所だけ丸印が見つけにくい場所あり、少々偵察するも基本的にわかりやすい道です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 紅葉と立山方面。ちょっと画面暗くなっちゃいました
紅葉と立山方面。ちょっと画面暗くなっちゃいました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 景色に背中を押され、どんどん登ります
こっちは白いな…笑
景色に背中を押され、どんどん登ります こっちは白いな…笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 突然見えた!最奥の地、最後の秘境、雲ノ平の山荘…!!
(また白飛びしとるがな…)
このあたり眺め良く、またもや撮影会。
「パノラマ撮りま~す」
誰が始めたか、
「しゃがんで!しゃがんで!」
「承知!」
「ハイッ!」
よく訓練された登山者一行、さっとしゃがんでじっと待つ。
「はい次!」
「しゃがめー!」
「しゃがむんだー!」
「ラジャ!」
さっとしゃがんでじっと待つ。
「では、しゃがんでる皆さんを撮ります」
「アハハ」
あの時高天原温泉に向かっていた女性二人組の方、大変お騒がせしました。またどこかでお会いしましょう。
突然見えた!最奥の地、最後の秘境、雲ノ平の山荘…!! (また白飛びしとるがな…) このあたり眺め良く、またもや撮影会。 「パノラマ撮りま~す」 誰が始めたか、 「しゃがんで!しゃがんで!」 「承知!」 「ハイッ!」 よく訓練された登山者一行、さっとしゃがんでじっと待つ。 「はい次!」 「しゃがめー!」 「しゃがむんだー!」 「ラジャ!」 さっとしゃがんでじっと待つ。 「では、しゃがんでる皆さんを撮ります」 「アハハ」 あの時高天原温泉に向かっていた女性二人組の方、大変お騒がせしました。またどこかでお会いしましょう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 本気の半分も出していないであろうミチさん、岩ゴロ水だらけの道をあっという間に下って余裕の笑顔で我々を撮影。
「ギャ!あぶな、転ぶとこだった…。
アッ、ミチさーん!今動画撮ってましたか~!?」
「撮ってませんよ」
信じますよ、信じてますからね、ミチさん。
そしていよいよ山荘へ!
動画を撮りながら歩いていたら、前方からソロのおにいさん。
どうしよ、と迷っていたらさっと優しく譲ってくださいました。有難うございました!
本気の半分も出していないであろうミチさん、岩ゴロ水だらけの道をあっという間に下って余裕の笑顔で我々を撮影。 「ギャ!あぶな、転ぶとこだった…。 アッ、ミチさーん!今動画撮ってましたか~!?」 「撮ってませんよ」 信じますよ、信じてますからね、ミチさん。 そしていよいよ山荘へ! 動画を撮りながら歩いていたら、前方からソロのおにいさん。 どうしよ、と迷っていたらさっと優しく譲ってくださいました。有難うございました!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 わ、わぁ…動画とか写真でみてた山荘だぁ…
思っていたよりもずっとずっと大きくて、内部もとっても綺麗でした。
行動食も沢山売ってたので、思わずパンと黄金のチーカマを買いました笑
ふんわり笑顔の受付のおねえさんにとっても癒されました。有難うございました。
ここでしばし朝食の残りを食す。
最高だぁ…
わ、わぁ…動画とか写真でみてた山荘だぁ… 思っていたよりもずっとずっと大きくて、内部もとっても綺麗でした。 行動食も沢山売ってたので、思わずパンと黄金のチーカマを買いました笑 ふんわり笑顔の受付のおねえさんにとっても癒されました。有難うございました。 ここでしばし朝食の残りを食す。 最高だぁ…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 黒部五郎岳がかっこよすぎる。
この角度の見え方が好きだな。
黒部五郎岳がかっこよすぎる。 この角度の見え方が好きだな。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 休憩後は、水晶岳に向かってのビクトリー木道!たまらん!
雲ノ平のテント場は遠いです。山荘から約25分、水場トイレあり。
休憩後は、水晶岳に向かってのビクトリー木道!たまらん! 雲ノ平のテント場は遠いです。山荘から約25分、水場トイレあり。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 気持ちのいい稜線を、祖父岳を巻くように登っていきます
じいさま!じいさまだ!滑らかで綺麗!とはしゃぐ一同。
足元一部細いので注意!
お花と絶景に励まされながらてくてく
気持ちのいい稜線を、祖父岳を巻くように登っていきます じいさま!じいさまだ!滑らかで綺麗!とはしゃぐ一同。 足元一部細いので注意! お花と絶景に励まされながらてくてく
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さようなら、雲ノ平、さようなら…
そしてやっぱり薬師は美しいなぁ…登りたいなぁ…
さようなら、雲ノ平、さようなら… そしてやっぱり薬師は美しいなぁ…登りたいなぁ…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 木道ゾーンを越えると
木道ゾーンを越えると
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チングルマのお花畑と、槍穂高連峰がばーーーんッと目の前に!!
雲ノ平との別れで少々しんみりしていた一同、再びテンションMAX!!
写真、撮りまくり。
進みましょうか?進めません。
チングルマのお花畑と、槍穂高連峰がばーーーんッと目の前に!! 雲ノ平との別れで少々しんみりしていた一同、再びテンションMAX!! 写真、撮りまくり。 進みましょうか?進めません。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そして、はるか下に見えるのが黒部源流。ハァ~、ついにきたんだなぁ。
ところで、見えますか?右端の稜線上の小屋。
あれが今から黒部源流に向かってガッツリ下ってごっつ登り返す三俣山荘でございますよ!(悲壮な顔)
そして、はるか下に見えるのが黒部源流。ハァ~、ついにきたんだなぁ。 ところで、見えますか?右端の稜線上の小屋。 あれが今から黒部源流に向かってガッツリ下ってごっつ登り返す三俣山荘でございますよ!(悲壮な顔)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左側に目を向ければ、上流が見える。
最初の一滴、どこなんだろうなぁ。
大分紅葉色が降りてきてるなぁ。
皆足は疲れてるけど、「凄いねえ」「綺麗だねえ」「うわ~」の連続。
語彙力は2歳児!仕方ない。
人はほんとに感動したり驚いたりしたりすると言葉にできないっていうじゃん。
『こと、ばに~♪でき~なぁ~い~♪』
って歌ったら「結構古いとこきたな」と言われましたウッス。好きです、小田和正。ほんとに大半ラララ~♪ウ~♪で歌作るってすごくないですか。
道中結構いろんな歌のフレーズ歌いました。世の中大抵のことは音楽になってるよね。
左側に目を向ければ、上流が見える。 最初の一滴、どこなんだろうなぁ。 大分紅葉色が降りてきてるなぁ。 皆足は疲れてるけど、「凄いねえ」「綺麗だねえ」「うわ~」の連続。 語彙力は2歳児!仕方ない。 人はほんとに感動したり驚いたりしたりすると言葉にできないっていうじゃん。 『こと、ばに~♪でき~なぁ~い~♪』 って歌ったら「結構古いとこきたな」と言われましたウッス。好きです、小田和正。ほんとに大半ラララ~♪ウ~♪で歌作るってすごくないですか。 道中結構いろんな歌のフレーズ歌いました。世の中大抵のことは音楽になってるよね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 黒部源流!渡渉ポイントです!
ロープ張ってありますが、MTさんのアドバイスで「触るだけがいいよ」。
身体を完全にあずけちゃうとびよ~んてなってダイビング決めちゃうからね。
ダイビングの前に岩に激突だけどね。
とかナントカ思う余裕も実際にはなく、全集中で岩を飛び移りました!
黒部源流!渡渉ポイントです! ロープ張ってありますが、MTさんのアドバイスで「触るだけがいいよ」。 身体を完全にあずけちゃうとびよ~んてなってダイビング決めちゃうからね。 ダイビングの前に岩に激突だけどね。 とかナントカ思う余裕も実際にはなく、全集中で岩を飛び移りました!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上流を見上げて。
美しい青空だなぁ。スケール大きすぎて広角レンズじゃないと入らないや。
上流を見上げて。 美しい青空だなぁ。スケール大きすぎて広角レンズじゃないと入らないや。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 下ってきた場所。ど~りで時間がかかるわけですわ。
激下りの岩岩です。
『ゆっくりどうぞ』
「ハイッ!(必死)」
やっと追いついてやっぱりミチさん早いですね~と言えば、
『そうですね~、こういうところで、慣れている人とそうでない人の違いがタイムに現れてきたりしますね~』
ワタクシは追いつけずヨタヨタでございました。MTさんに凄い励ましていただいた…
ミチさんもちょくちょく立ち止まって悪戦苦闘する我々をニコニコしつつ見守ってくださいます笑
下ってきた場所。ど~りで時間がかかるわけですわ。 激下りの岩岩です。 『ゆっくりどうぞ』 「ハイッ!(必死)」 やっと追いついてやっぱりミチさん早いですね~と言えば、 『そうですね~、こういうところで、慣れている人とそうでない人の違いがタイムに現れてきたりしますね~』 ワタクシは追いつけずヨタヨタでございました。MTさんに凄い励ましていただいた… ミチさんもちょくちょく立ち止まって悪戦苦闘する我々をニコニコしつつ見守ってくださいます笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 イヤよイヤよと言いましても、登り返さねば帰れないわけでして。
イヤよイヤよと言いましても、登り返さねば帰れないわけでして。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 黒部源流の碑の広場で少々レイヤーの調節をしつつ、えっさほいさと登ります
ひ~、太陽あつい~!
脳内では『アーッチィーチィー!!(郷ひろみ)』。
…この曲はこのフレーズしか知らないのでございますが…
(全国の郷ひろみファンの方なにとぞお許しを…)
黒部源流の碑の広場で少々レイヤーの調節をしつつ、えっさほいさと登ります ひ~、太陽あつい~! 脳内では『アーッチィーチィー!!(郷ひろみ)』。 …この曲はこのフレーズしか知らないのでございますが… (全国の郷ひろみファンの方なにとぞお許しを…)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 紅葉が随分進んできてて、本当にきれい。
「ミチさん、腹時計がなり始めました~」
パーティ内では一番腹ペコ時間が早いワタクシ、初日は自粛した気がするけど(…したかな?しててくれ)、
パーティの雰囲気を掴んだ2日以降は結構自己申告いたしました。
三俣山荘まで頑張ろう!
紅葉が随分進んできてて、本当にきれい。 「ミチさん、腹時計がなり始めました~」 パーティ内では一番腹ペコ時間が早いワタクシ、初日は自粛した気がするけど(…したかな?しててくれ)、 パーティの雰囲気を掴んだ2日以降は結構自己申告いたしました。 三俣山荘まで頑張ろう!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 戻ってきたァ三俣山荘!愛しの鷲羽岳さん、ただいまぁ!
2日目(木曜日)に比べてテント場は結構混雑。広いので余裕はまだありそう。
ゴハン、ゴハン!と展望山荘に駆け込む。
戻ってきたァ三俣山荘!愛しの鷲羽岳さん、ただいまぁ! 2日目(木曜日)に比べてテント場は結構混雑。広いので余裕はまだありそう。 ゴハン、ゴハン!と展望山荘に駆け込む。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山では珍しくないですか?
「ボロネーゼ珍しいですよね、食べようかな」
とミチさん。お先どうぞと譲ってくださったのをこれ幸いに、
WTさんと同時にボロネーゼ!ボロネーゼ!とシスターズよろしく注文すると、なんとラスト2つ。
ミチさんを振り返ると、心なしか悲しそうな顔をしていらっしゃいます。
「ミ、ミチさん…!ごめんなさい…!」
ざ、罪悪感…ッ!
結構ガッツリ量があったので、WTさんがミチさんに少しお譲りしておりました。ので私の罪悪感も少し軽くなりました笑
山では珍しくないですか? 「ボロネーゼ珍しいですよね、食べようかな」 とミチさん。お先どうぞと譲ってくださったのをこれ幸いに、 WTさんと同時にボロネーゼ!ボロネーゼ!とシスターズよろしく注文すると、なんとラスト2つ。 ミチさんを振り返ると、心なしか悲しそうな顔をしていらっしゃいます。 「ミ、ミチさん…!ごめんなさい…!」 ざ、罪悪感…ッ! 結構ガッツリ量があったので、WTさんがミチさんに少しお譲りしておりました。ので私の罪悪感も少し軽くなりました笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 カフェインに飢えていたWTさん、KNさん、私。
実際に目の前で抽出してくださっているのが嬉しいので、許可を頂いてお写真撮らせていただきました。
ん~、いい香り!
普段ミルクを入れる私も、ブラックでいただきます。全然いやな苦みがない!おいし~!これはブラックが最高です。
カフェインに飢えていたWTさん、KNさん、私。 実際に目の前で抽出してくださっているのが嬉しいので、許可を頂いてお写真撮らせていただきました。 ん~、いい香り! 普段ミルクを入れる私も、ブラックでいただきます。全然いやな苦みがない!おいし~!これはブラックが最高です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さて、お腹を満腹にして復活したら、いよいよ2日目お預けにした三俣蓮華岳と双六岳へ。
ガスガスだけど、登るぞー!いけいけどんどん!
三俣蓮華岳の山頂で時計を見ると、既に驚きの14時間行動の予感(写真タイムとコーヒータイムと休憩と、色々我儘聞いていただいたからですね)。
さて、お腹を満腹にして復活したら、いよいよ2日目お預けにした三俣蓮華岳と双六岳へ。 ガスガスだけど、登るぞー!いけいけどんどん! 三俣蓮華岳の山頂で時計を見ると、既に驚きの14時間行動の予感(写真タイムとコーヒータイムと休憩と、色々我儘聞いていただいたからですね)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 岩ガレな道をヒィヒィ登っていると、なんと雷鳥さんに遭遇!!
なんというオシリ!なんというモフモフ!なんという至近距離!
しかもこれ、実はこの旅3回目。そして本日、2回目。つい数十分前、母鳥と子供4羽の家族連れに遭遇したばかりだったのです。
その時は、母鳥の「クーッ!クックッ!」の一声で完全にフリーズする姿を見ていました。あんな号令も使うんですね。
ちなみに初回は、道案内の雷鳥兄弟。
岩ガレな道をヒィヒィ登っていると、なんと雷鳥さんに遭遇!! なんというオシリ!なんというモフモフ!なんという至近距離! しかもこれ、実はこの旅3回目。そして本日、2回目。つい数十分前、母鳥と子供4羽の家族連れに遭遇したばかりだったのです。 その時は、母鳥の「クーッ!クックッ!」の一声で完全にフリーズする姿を見ていました。あんな号令も使うんですね。 ちなみに初回は、道案内の雷鳥兄弟。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そして今度は、登山道上で砂浴び兄弟…!どなたかが
「追い雷鳥だ~~!」(追い飯的な)
またしても時間が押してるハズなのに、ミチさん共々写真撮影。
今回、ほんとにシャッターチャンスが多くてお困り申しました。今更だけど私の言葉は謙譲語だか丁寧語だか尊敬語だかわからん造語だな。
自覚ございます♡
そして今度は、登山道上で砂浴び兄弟…!どなたかが 「追い雷鳥だ~~!」(追い飯的な) またしても時間が押してるハズなのに、ミチさん共々写真撮影。 今回、ほんとにシャッターチャンスが多くてお困り申しました。今更だけど私の言葉は謙譲語だか丁寧語だか尊敬語だかわからん造語だな。 自覚ございます♡
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ミチさん曰く『雷鳥ブースト』が入った我々、気持ちは元気に双六岳へ!
ミチさん曰く『雷鳥ブースト』が入った我々、気持ちは元気に双六岳へ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 「双六岳ーっ晴れろー!」
何度も念じていると、なんと視界が晴れてゆくではありませんか!
まんまる、広々な稜線です。晴れていれば、真正面に槍ヶ岳。でも、十分満足です。
稜線を堪能した後は、これまた結構な下り。岩ゴロ帯をやりすごし、やっとこさ分岐。
そこからは1泊目もお世話になった双六小屋に向けて下る。
「双六岳ーっ晴れろー!」 何度も念じていると、なんと視界が晴れてゆくではありませんか! まんまる、広々な稜線です。晴れていれば、真正面に槍ヶ岳。でも、十分満足です。 稜線を堪能した後は、これまた結構な下り。岩ゴロ帯をやりすごし、やっとこさ分岐。 そこからは1泊目もお世話になった双六小屋に向けて下る。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋が見えた~!
結局この日はやはり、
ミチさんも驚きの14時間弱行動しておりました笑
いやぁ~、最高記録更新!やるなぁ、頑張ったなぁ。
流石に足も遅くなる我々、ミチさんは『先に受付すませてくるので、ゆっくりどうぞ』と軽々駆け下りていく。流石雷鳥・母(父でもいいんだけど、子育て期は基本母鳥だけらしく、それになぞらえて)。
小屋への連絡、受付準備等々、ミチさんには本当にお世話になりっぱなしです。頭が下がる…。
小屋が見えた~! 結局この日はやはり、 ミチさんも驚きの14時間弱行動しておりました笑 いやぁ~、最高記録更新!やるなぁ、頑張ったなぁ。 流石に足も遅くなる我々、ミチさんは『先に受付すませてくるので、ゆっくりどうぞ』と軽々駆け下りていく。流石雷鳥・母(父でもいいんだけど、子育て期は基本母鳥だけらしく、それになぞらえて)。 小屋への連絡、受付準備等々、ミチさんには本当にお世話になりっぱなしです。頭が下がる…。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 2泊目の夕餉!
ナントメニューが違いました。煮びたしや生野菜が特にしみます。ん~、全部おいしいっ嬉しいっ
本日も大満足。明日にはもう、下山なのか…全然実感がわかないまま、ゆっくりとストレッチ。
それから、明日はこの旅で初めて!朝食を食べてからの出発なので、ミチさんを囲んで皆で『薬師登りたい!』『そしたら、立山に縦走かな…黒部五郎いくのもいいですが』『いきなりこの距離テント泊縦走はきついかもしれませんね。そしたら、まずは条件の似た白馬岳で練習して…』『(ミチさんのお知り合いの小屋番さんが行かれるという)北海道も行きたいですね』などとぷち夜更かし。
…夢は夢を繋いで、どんどん行きたいところが増えていく。
それでは、おやすみなさ~い!
2泊目の夕餉! ナントメニューが違いました。煮びたしや生野菜が特にしみます。ん~、全部おいしいっ嬉しいっ 本日も大満足。明日にはもう、下山なのか…全然実感がわかないまま、ゆっくりとストレッチ。 それから、明日はこの旅で初めて!朝食を食べてからの出発なので、ミチさんを囲んで皆で『薬師登りたい!』『そしたら、立山に縦走かな…黒部五郎いくのもいいですが』『いきなりこの距離テント泊縦走はきついかもしれませんね。そしたら、まずは条件の似た白馬岳で練習して…』『(ミチさんのお知り合いの小屋番さんが行かれるという)北海道も行きたいですね』などとぷち夜更かし。 …夢は夢を繋いで、どんどん行きたいところが増えていく。 それでは、おやすみなさ~い!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 最後の夜明けが来ました。
ミチさんはきっちりタイムラプスを撮られたそうですが、我々は小屋の窓からぬくぬくとパシャリ。
いやぁ、十分美しいですもん。幸せだなぁ。
最後の夜明けが来ました。 ミチさんはきっちりタイムラプスを撮られたそうですが、我々は小屋の窓からぬくぬくとパシャリ。 いやぁ、十分美しいですもん。幸せだなぁ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝食です!和定食好きなのでほんと、有難い。前日遅着だったため、遅めの朝食でしたが、まだチョット眠みあり笑
朝食です!和定食好きなのでほんと、有難い。前日遅着だったため、遅めの朝食でしたが、まだチョット眠みあり笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 支度をして空を見上げると、真白な月が。
支度をして空を見上げると、真白な月が。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 一番高いピークが鷲羽岳、左側面少し見えているのが水晶、一番左の平らなのが祖父岳。右手は野口五郎、南真砂、唐沢、餓鬼ときて、ずーっと右側に燕岳。
このあたりは全て『岳』のつく山ばかりです。
一番高いピークが鷲羽岳、左側面少し見えているのが水晶、一番左の平らなのが祖父岳。右手は野口五郎、南真砂、唐沢、餓鬼ときて、ずーっと右側に燕岳。 このあたりは全て『岳』のつく山ばかりです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六小屋のテント場。やはり土曜日だからか多めです。
今日は午後から雨予報。本当に素晴らしい日程の4日間でした。
双六小屋のテント場。やはり土曜日だからか多めです。 今日は午後から雨予報。本当に素晴らしい日程の4日間でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 寒い日陰の木道は、やはり滑る!
気をつけながらてくてく。
寒い日陰の木道は、やはり滑る! 気をつけながらてくてく。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 木々のトンネルを抜けると、初日はガスで見れなかった素晴らしい眺めが出迎えてくれる。
時間が押(以下略)けど写真は撮る!とってしまうよ!
木々のトンネルを抜けると、初日はガスで見れなかった素晴らしい眺めが出迎えてくれる。 時間が押(以下略)けど写真は撮る!とってしまうよ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 何度も振り返って、双六小屋と鷲羽岳にさようならをする。
何度も振り返って、双六小屋と鷲羽岳にさようならをする。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線を辿って下る
稜線を辿って下る
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 紅葉も楽しめた山行だった。
紅葉も楽しめた山行だった。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こちらも、初日ガスで見えなかった鏡池。綺麗です。
こちらも、初日ガスで見えなかった鏡池。綺麗です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 と、若干しんみりモードだったところ、
「じゃあ、Uさんは放牧で!」
今回の山行恒例となった『Uさん"放牧"』タイム(自由に動いてお好きに写真を撮ってください=放牧の意。笑)でまたしても笑う!
道中ずっと隊列の前後を歩いてカメラマンさんをしてくださったUさん。バッテリー3つの徹底ぶり、写真は5000枚近くになったとか(!!!)
今回もかなり前の方でロケハンしてくださってます笑ほんとにありがとうございました!
と、若干しんみりモードだったところ、 「じゃあ、Uさんは放牧で!」 今回の山行恒例となった『Uさん"放牧"』タイム(自由に動いてお好きに写真を撮ってください=放牧の意。笑)でまたしても笑う! 道中ずっと隊列の前後を歩いてカメラマンさんをしてくださったUさん。バッテリー3つの徹底ぶり、写真は5000枚近くになったとか(!!!) 今回もかなり前の方でロケハンしてくださってます笑ほんとにありがとうございました!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 初日にらぁめん頂いた鏡平山荘、到着!
時間は押(以下略)けど、女性陣はずーっとコーヒーフロートを食べたい!などと供述しており
初日にらぁめん頂いた鏡平山荘、到着! 時間は押(以下略)けど、女性陣はずーっとコーヒーフロートを食べたい!などと供述しており
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ミチさん「休憩10分で!この先の鏡池を撮りたい人は終わり次第出発しててください」
アカーン!どたばた注文、大慌てでアイスに齧り付き、珈琲をストローで吸い込む。
※しかししっかり写真は撮る
アイスがまた、美味しいバニラアイスでたまりません。沢山氷のはいった珈琲、苦めでアイスと抜群の相性。
もう、最高!やっぱり食べてよかった!
ミチさん「休憩10分で!この先の鏡池を撮りたい人は終わり次第出発しててください」 アカーン!どたばた注文、大慌てでアイスに齧り付き、珈琲をストローで吸い込む。 ※しかししっかり写真は撮る アイスがまた、美味しいバニラアイスでたまりません。沢山氷のはいった珈琲、苦めでアイスと抜群の相性。 もう、最高!やっぱり食べてよかった!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そして、皆さんの足は鏡池にしっかり縫い付けられておりました笑
そして、皆さんの足は鏡池にしっかり縫い付けられておりました笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 「槍を撮るか、温泉を取るか、それが問題だ」
槍も撮るし温泉も取るが??(強欲)
「槍を撮るか、温泉を取るか、それが問題だ」 槍も撮るし温泉も取るが??(強欲)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 エネルギーチャージした一同、そこから頑張って下る!
どんどん下って、登りの方に譲り譲られ
エネルギーチャージした一同、そこから頑張って下る! どんどん下って、登りの方に譲り譲られ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 1日目も休憩した秩父沢では5分だけ休憩!(でもお昼なしなので、しっかりチーカマとかチョコとか柿ピーとか食べましたよ♪)
1日目も休憩した秩父沢では5分だけ休憩!(でもお昼なしなので、しっかりチーカマとかチョコとか柿ピーとか食べましたよ♪)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 川沿いに出たら林道を猛スピードで
"ザッ!ザッ!!ザッ!!!ザッ!!!!(6人分の力強い足音)"
気づいたら足並みそろっていて、温泉に入るために無言で頑張る中思わず笑ってしまう。
「ちょっ…軍隊みたくそろってますね!?」
「あはは」
※でも、途中のカーブミラーで写真は撮る
川沿いに出たら林道を猛スピードで "ザッ!ザッ!!ザッ!!!ザッ!!!!(6人分の力強い足音)" 気づいたら足並みそろっていて、温泉に入るために無言で頑張る中思わず笑ってしまう。 「ちょっ…軍隊みたくそろってますね!?」 「あはは」 ※でも、途中のカーブミラーで写真は撮る
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ワサビ平小屋で小休止、いよいよ切羽詰まってミチさん、
「各自行動食は歩きながら食べましょう」
「了解です!!」
りんごもぐもぐ。チーカマもぐもぐ。パンもぐもぐ。
あれほど必死な形相で(ミチさん除く。やっぱり最後まで余裕の笑顔だった)早歩きしながらも、一体感を感じた瞬間があっただろうか。
帰りは方向が一緒のWTさん、KNさんとゆっくり平湯の温泉につかり、帰路につきましたとさ。
ここまで読んでくださったあなた様に、最大級の賛辞と感謝を!
おつかれさまでした!
ワサビ平小屋で小休止、いよいよ切羽詰まってミチさん、 「各自行動食は歩きながら食べましょう」 「了解です!!」 りんごもぐもぐ。チーカマもぐもぐ。パンもぐもぐ。 あれほど必死な形相で(ミチさん除く。やっぱり最後まで余裕の笑顔だった)早歩きしながらも、一体感を感じた瞬間があっただろうか。 帰りは方向が一緒のWTさん、KNさんとゆっくり平湯の温泉につかり、帰路につきましたとさ。 ここまで読んでくださったあなた様に、最大級の賛辞と感謝を! おつかれさまでした!

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