活動データ
タイム
07:50
距離
10.2km
のぼり
849m
くだり
857m
活動詳細
すべて見る塩塚峰の最近の山レポを見て、霧の高原キャンプ場で家族でバーベキューをしようと思いつき、ネットで調べたが、たどり着けるか不安になったので、下見することにした。 せっかくなので、下見がてら塩塚峰とその周辺を歩いてみようと思い、YAMAPの地図を見ると、周回コースを見つけた。行ってみよう。 新宮インターを下りて車で登っていくと、霧が立ち込めて来た。途中、鹿が車道におり、こちらを見ると跳び跳ねて逃げて行った。東赤石で見掛けて以来の鹿だった。 霧の高原まで上がると、視界は晴れ、眼下に雲となって広がっていた。 霧の高原は、コロナ感染防止措置のため閉鎖されていた。 今日はここからスタート。 塩塚峰山頂までの間、いつものことだが、ススキの風景を撮ったり、お花の写真や木の実の写真を撮ったりに、かなり時間を費やした。登山口までの間では蝶やトンボが飛んでいた。 塩塚峰山頂は、ほぼ360度のパノラマ展望。いい天気だ。赤星山や雲辺寺山が見えた。 塩塚峰を来た方向の反対側に下りて、途中の分岐を新宮の秋田地区側に下りて行く。 下り始めていきなり、なかなかの急坂。道幅を使って出来るだけ斜めに下りる。この道は、小学生の林間学校で新宮少年自然の家からの登山道であり、登山口の秋田地区から頂上まで、何合目か等を知らせる標識が立っている。特に、先ほどの下りの分岐から直ぐの急坂は、ガマン坂と書いていた。本当にそのとおり。コロナで昨年、小学生の長男は、林間学校が日帰りになったため、少年自然の家からの登山は無くなった。急坂から下の道も大きな石がゴロゴロ、徒渉もありそんなに歩きやすくはない。ちなみに、私は過って足を川にジャボン。ただ、この道は、色んなお花が咲いていたので、この後の栄谷からの登山道より楽しめるし、印象には残ると思う。もし林間学校で登山があれば、果たして息子は、ちゃんと最後まで歩けたのだろうか?是非、体験して欲しかった。 ガマン坂が終わり、一旦、車道に出て直ぐに沢沿いの道を下りる。ここ最近、沢と言えば、赤星山や西赤石の谷川の様な轟音ばかり聞いていたが、これは、せせらぎ。思わず、録音したくなり、ビデオ撮影。ベニバナボロギクは、この沢沿いの下りの間、多く見られた。オタカラコウ、シコクブシ等にも出会った。滝もあった。キジバトのような鳥が1羽飛び立った。ヒグラシとミンミンゼミが鳴いていた。 人里まで下りて来た。タンポポの綿毛の様なものが飛んでいたので思わず、ビデオ撮影。ベニバナボロギクの種子だ。秋田地区から栄谷地区まで人里の舗装道路を下っていく。新瀬川沿いの道だ。キンモクセイが薫る。植えている民家が多い。茶所の新宮だけあって道路脇には、茶畑が何ヵ所かあった。 ここまでお花の写真等を撮るのにかなり時間を費やし、このままでは日が暮れてしまうのでややペースアップ。 栄谷からは登り、やや急な沢沿いの道を登って行く。途中、アケボノソウが2箇所で咲いていた。沢から離れ、植林された山道を歩いていく。秋の虫の声が聞こえる。汗が吹き出し、顔に塩が残るのが分かる。キジバトの鳴き声(普通のハトとほとんど変わらない)が聴こえる 上の車道まで出たら、あとは平坦な道。アザミのところで、何やらクマバチにしては大きな虫が。ホバリングしながら蜜を吸っている。ハチドリかと思って驚き、「鳥!」と思わず声に出すと、どこかに去ってしまった。 後でネットで調べると、ハチドリは日本で野生はおらず、オオスカシバという蛾の仲間。よく私のようにハチドリと勘違いする人がいるようだ。駐車したところまで来てゴール。 この周回は、人里の道を含むが、下りも登りもなかなかの急坂で思ったよりハードであった。一方で塩塚峰はパノラマ眺望があり、山道では、思いの外、色んな動植物に出会うことができ、楽しい1日であった。 お花などの植物の名前は、今回、初めて見たものが多く、自信がないので、間違っていたら教えて下さい。
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