活動データ
タイム
17:26
距離
41.9km
のぼり
2681m
くだり
2626m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る高野山と並んで日本の聖地とされる熊野三山を巡礼した。今回は、熊野参詣道の一つ中辺路(那智~熊野本宮大社約42km)を歩いた。 那智道の駅を起点として、まずは補陀洛山寺へ、続く那智大社へ続く大門坂は、昔の姿のまま残る石畳。坂を登りきると、ご神体である那智の大滝(落差133m)が見えてくる。三重塔の奥にしめ縄のかかった大滝、ここから先が聖域となる。 いよいよ人里離れて、熊野参詣道最大の難所である大取雲越へと入っていく。ミシュラン・ガイド★★★とあって、外国人のトレッカーが多い。 静かな森の中、石畳の坂が続く。暗くなった頃、地蔵茶屋跡に到着。ここで一夜を明かす。 翌朝、暗いうちに出発する。土石流により石倉峠手前の石畳道の一部が崩壊している。台風21号による影響である。 難所は越えたものの、今日は長丁場。途中唯一の集落小口に降り、再び古道小雲取越に入る。いくつもの峠を越えて請川に降り立つと、熊野川の広大な河原を目にする。ここが神が降臨する場所とされる。 本宮大社へ近づくにつれ、疲れを感じるどころか、力がみなぎってくる。本宮跡大斎原の大鳥居に圧倒されながら、現在の本宮大社へと参拝する。 那智大社とは違う古式の檜皮葺きの社殿は荘厳。長かった旅の喜びをかみしめる。 翌日、神倉神社のごとびき岩の前で朝日を浴び、熊野三山最後の速谷大社の参拝で締めくくった。
動画
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