剣山系 大縦走の旅

2泊3日で剣山系を縦走してきました！ 何から書き始めれば良いか分かりません。 それくらい笑いあり涙ありの3日間でした。 □山行目的 僕にとっては2回目の剣山。三嶺から見た天狗塚の景色が忘れられなくて、ずっと行きたかったんです。1泊2日で剣山〜三嶺の工程が普通ですが、天狗塚を交えた剣山系大縦走の旅を計画しました。 □山行ルート 1日目 名頃駐車場〜三嶺（テント張る）〜天狗塚ピストン〜三嶺（泊） 2日目 三嶺〜剣山〜一ノ森ヒュッテ（泊） 3日目 一ノ森〜剣山〜次郎笈〜見ノ越駐車場〜名頃駐車場 □駐車場 名頃駐車場。無料、満車はほぼなさそう。待合室のような小屋で寝られる、トイレあり。 □テント場 ・三嶺 数張りのみ、水場遠い、トイレあり、非管理のテント場（無料、先着順）。 ・一ノ森ヒュッテ 数張りのみ、予約必要、トイレ水場あり、ビール販売あり、500円 □メンバー kiyopikoさん 赤い靴と半ズボンにサングラスの変態 hirotsuguさん キヨピコさんの大先輩。酒を飲んだらやめられないとめられない。 □感想 初めての2泊3日の山行。仕事のことも下山することも何もかも忘れて山で遊び尽くしてきました。 まずは天狗塚の稜線歩き。極楽浄土のような世界でした。延々と続く熊笹の稜線。そして誰もいない僕ら二人だけの世界（おじちゃんは寝てました🤣）。こんな景色を2人きりで見ていたら間違えて好きになっちゃうよ…と思いかねないくらい素晴らしい景色でした。 それに三嶺のテンバ。夕焼けに満点の星空、中秋の名月。こんなん頭おかしなるよ！悔しいけど男3人、誰かを抱き締めたくなる気持ちを傍らに酒を流し込みました。もう一回来なきゃいけないですね！ そんな幸せな山行が続く訳ではなく2日目は一転してメンバーの一人が具合悪くなってしまいます。昨日酒飲み過ぎただけじゃんなんて茶化していましたが、道中に出会ったおじさん（以下、レンジャー）に指摘され事態の重さを理解しました。レンジャーに頂いたラムネと甘酒を渡し、お昼寝してもらって体調回復を待ちます。我々は荷物を分担して担ぐことに。 なんとか回復し三嶺〜一ノ森ヒュッテまでの工程をクリア。申し訳ないなんて言われてしまいましたが、荷物持ちとラッセルは若いもんにやらせとけと昔から言われてますよ！それに体調が悪い中よく歩いて頂きました。本当に心配しましたし、勉強になりました。山って楽しい事ばかりじゃなくて身の危険に関わることだと再確認しました。 3日目、深い眠りから覚めると長旅での苦労をいい感じに納得させてくれるような雲海が広がっていました。これだから山はいいんですよね。苦しかった先に見える絶景は何にも変えがたいものがあります。色々あったけどこの山行を出来て本当に良かったなとおもいました。いや、色々あったから良かったのかもしれないです。 最後に道中助けて頂いたレンジャーさんには本当に感謝です。あなたのような大きな山男になりたい。ありがとうございました。 そしてKiyopikoさんとhirotsuguさんも本当にありがとうございました！僕にとっての大切な山行になりました。お疲れ山でした😊