剱岳 源次郎尾根

2021.09.23(木) 2 DAYS

活動データ

タイム

15:28

距離

15.7km

上り

2413m

下り

2465m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 29
休憩時間
1 時間 3
距離
5.2 km
上り / 下り
766 / 719 m
29
1 36
1 55
DAY 2
合計時間
10 時間 59
休憩時間
3 時間 3
距離
10.5 km
上り / 下り
1646 / 1745 m
5 6
11
22
45
14
1 18
1 13

活動詳細

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 9月22日、車で高松を23時に出発し、立山駅に翌23日、7時に到着。乗客が多いためケーブルカーは、臨時便が出ていたが、7時台のチケットは取れず、8時20分の便に乗る。 9時30分ごろに室堂に到着。登山開始。  御前小舎までノンストップで歩き続ける。11時に御前小舎。10分ほど休憩。 地形的にか、ここから風が強くなる。  12時ごろ、剣沢幕営地に到着。 風がかなり強く、飛ばされているテントが何張りかあった。 翌日の源次郎取付き予定時間が日の出前なので、初見だし、下見が必要だと判断し、テント設営後、すぐに取付き部下見に向かった。  途中で警備隊の待機所に立ち寄り、雪渓の情報を入手する。 雪渓は雪が少なく、シュルンドや穴だらけで、雪渓に取付くのは平蔵との出合いが良いとの情報。 実際に行ってみると、確かに取り付ける箇所がなかなか無く、平蔵出合いまで夏道を歩いた。  雪渓を渡り、源次郎取付き付近を見上げると、はっきりとした踏み跡があった。 ここまで分かりやすいなら、翌日暗い中でも分かるだろう。 確認を終え、幕営地に引き返す。 剣沢小屋でビールを購入し、15時にテント場に戻る。  翌日スタートが3時なので、早めに食事をすませ、装備などの準備をし、17時頃に就寝。 夜も風が強く、同行者は寝れなかったようだ。ぼくは気にならず、熟睡できた。  24日、1時頃に目が覚め、朝食をとり、3時にテントを出る。 久しぶりのヘッデンスタートだ。年末の早月を思い出す。  順調に剱沢を下り、源次郎取付きに4時到着。 アイゼンをはずし、装備を整え、小休憩をし、尾根に取り付く。  草付きの斜面を登ると、すぐに濡れた岩場が出てくる。3〜4mほどでそんなに難しくはないが、濡れているので気持ち悪い。  念の為ここからロープを繋ぎ、ビレイしてもらう。残置があり、支点がとれたので、いくらか安心だ。 越してしばらくすると、また岩場が出てくる。ここも、4〜5mほどで、フリーでも登れるが、左が切れ落ちていて、落ちると平蔵谷まで滑落し、簡単に死ぬなと思い、確保してもらう。ここも残置があった。これを越して、すぐにまた岩場。 ここは今までよりは傾斜がゆるいが念の為、確保してもらう。しっかりした立ち木があり、そこで支点を取り抜ける。  ここからは、ショートロープでいく。 同行者が不安そうなので、ちょっとした斜面でも、肩絡みで確保しながら高度を上げていく。  しばらくすると、おそらく白い岩場だろうというところに出る。 明らかに簡単で、登山靴でもどこからでも登れるなという印象。 ここも、落ちるとただでは済まないので支点を取りながら、同時登攀でいく。  またしばらく登り、テラスに出て、左のチムニーを登るとⅠ峰が見えてくる。 そこからⅡ峰までは、特に問題なく進む。 Ⅱ峰の懸垂支点に到着。  新しい綺麗なボルトが3つ打たれていて、ロープスリングと環付きが設置されていた。安心感がある。  セルフを取り、下降準備をしていると、同行者の様子がおかしい。呼吸が、やたらと激しくなっている。ぶっ倒れるのではないかと思うくらいだ。  大丈夫か、と声をかけると緊張しているとのこと。たしかに高度感はあるが。 事前に地元の岩場で練習はしたが、バリエーションには馴れていないようなので、連れてくるにはまだ早かったかなと感じた。 同行者のラペリングのシステムを確認し、先に下ろす。 緊張のあまりか、難しい方向にばかり降りていくので、気が抜けなかった。 Ⅱ峰の懸垂を終え、ここからはロープはいらないだろうと判断し、ザックにしまう。 8時30分、剱岳登頂。 人が多いので、少し休み、さっと山頂を去る。 別山尾根を下る。予想通りカニのヨコバイなどの難所付近は渋滞だ。 10時30分にテン場帰還。 すぐに片付けをし、室堂に向かう。 14時、室堂到着。 山行終了。  充実した一日だった。 ロープを使いながら、ぐんぐんと高度を上げていく山登りは楽しい。  踏み跡明瞭で、登攀も易しく簡単なルートだったが、ロープをどこで出すか、どう使うか、の練習になった。  反省点は、セルフをpassで取るより、メインで取ったほうがスピードが早かったなと、後で気づいた。  あと、いつもの相方とは違い、当然のようにこなしてきた事が普通は出来ないんだと気付き、連れていく立場の難しさを感じた。バリエーションやるなら、一般ルート以外の場数を積極的に踏んだほうがいいと思う。 親分曰く、早く的確にロープを扱えれるようにならないと、やれる山はたかが知れている、そこまでで止まってしまうか、そんな所で?というようなしょぼい場所で死ぬだけだと。

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