活動データ
タイム
17:06
距離
37.6km
のぼり
3050m
くだり
2844m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る天川川合から弥山、八経ヶ岳、大普賢岳、山上ヶ岳と縦走し、洞川温泉に下るルートを1泊2日で歩いてきました! 最後に情報まとめてます!めちゃくちゃ長文になってしまったのですっ飛ばしてください…。 一般的に「大峰山」というと大峯山寺があり、主峰とされる山上ヶ岳を指すそうですが、百名山的には最高峰である八経ヶ岳を指します。「この2座って縦走できないかな?できれば一泊くらいで、公共交通機関を使って…」というワガママを詰め込んだのが今回の山行です。 行程としては、天川川合から川合道を登って弥山へ。弥山小屋に荷物をデポし、八経ヶ岳を往復。荷物を回収し行者還の避難小屋へ。そこで一泊。翌日、大普賢岳に登って山上ヶ岳へ。そして洞川温泉へ下山しました。 1日目 下市口駅から洞川温泉行きのバスに乗り天川川合で下車します。そこから5分ほど歩いて川合道の登山口へ。 川合道は特に眺望もなく森の中をひたすら登ります。「天女の舞」で少し展望が開けますが、それ以外は弥山直下までずっと展望がほぼありません。 弥山小屋に着いたらそこに荷物をデポし、ショルダーバッグで八経ヶ岳へ。八経ヶ岳の山頂は展望が良く、大台の方まで綺麗に見えました。 弥山小屋に戻り水を補給し、荷物を回収したら行者還の避難小屋を目指します。ここから大峯奥駈道を歩きます。ここまでで既に15km近く歩いているので、疲労困憊です。 奧駈道出合を過ぎると笹原の森になります。高木も生えているため、展望はそれほど良くありませんが、比較的気持ちの良い稜線歩きです。細かいアップダウンを繰り返し、やっとの思いで行者還の避難小屋に到着しました。ぎりぎり日没前でした。 本当はテントを張ろうと一式持ってきていたのですが、避難小屋を覗くと3人グループが一組しかおらず、かつ大部屋と小部屋の内、小部屋が丸っと空いているとのことで、テント設営は面倒だし避難小屋泊することにしました。 長い1日目の終わりです。 2日目 朝3時に起き、3時半ごろ出発しました。 七曜岳に登り、国見岳の辺りで日の出を迎えたのですが、樹林帯のナイトハイクはあまりおすすめできません。度々トレースをロストし、余計に体力を使いました。 奥駈道を進み大普賢岳へ。鋭く天を突く山容が如何にも修験の山です。ただ、手前の分岐からは案外サクッと登れました。 そこから山上ヶ岳方面へ。1,500mほどまで下ります。阿弥陀ヶ森の手前あたりの分岐に女人結界門があります。山上ヶ岳は山全体が未だに女人禁制となっています。門をくぐり山上ヶ岳へ。緩やかなアップダウンが続きます。小笹の避難小屋までいったん下ると、そこから頂上へ向けた登りが始まります。 山頂周辺は笹原になっており、比較的気持ちの良い山歩きが楽しめました。山上ヶ岳の山頂には大峯山寺が建っています。自分の登った前日がちょうど戸閉だったようで、中を見ることは叶いませんでした。 参道を下り、途中で有名な「西の覗」の行場に立ち寄りました。この二日間で1番の展望でした。 その後、洞辻茶屋まで下り、奥駈道から外れて洞川温泉へと下山します。かなり整備された道でしたので比較的サクサク下れました。清浄大橋の辺りに洞川温泉方面の女人結界門があります。門をくぐり林道を4kmほど歩き、洞川温泉に到着しました。 テント泊装備でこんなに歩いたのは初めてでした。温泉が疲れ切った体にめちゃくちゃ沁みました。 弥山小屋と小笹の避難小屋で泊まって2泊3日で歩くのがちょうどいいかなと思いました。小笹の避難小屋はボロボロだったのでテント泊をお勧めしますが。 情報まとめ (事前に各々でお調べ下さい) 交通🚞 ○下市口→天川川合 バス 8:20頃発、9:00頃着 (1,100円くらいだった気が…ICOCA使えました) ○洞川温泉→下市口 バス(同じく1,100円くらいだった気がします) 小屋🏕 ○行者還の避難小屋 行者還岳直下にある避難小屋です。 大部屋と小部屋の2部屋あります。 トイレもあります。 水場は北へ5分ほど行ったところにあるそうですが、自分は使いませんでした。 登山道⛰ ○川合道 登りで利用しました。 アルプス等に比べるとテーピングが少ないので注意してください。 危険箇所はありません。 ○大峯奥駈道(弥山〜洞辻茶屋) 岩場や鎖場などがあり、さすがは修験の道という感じです。 僕はナイトハイクをして、トレースを何度か見失いました。日が登ってからは迷わずに進めました。 温泉♨️ 洞川温泉センター
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