天山・雨山でトリカブトと初対面

天山が”花の山”だとは知らず、ましてや、今の時季はトリカブトの季節だなんて知るはずもない。 トリカブトそのものも見たことがない私は楽しみが二倍にも三倍にも・・。 天山に行ったことがないというラン友・山友とも一緒に朝早くから出かける。 とりつきは七曲峠登山口。 天気予報とは違って上りの間は雲がかかっている。 景色は楽しめないが、それなりの雰囲気を醸し出していて私は好き。 お喋りしながらなだらかな上り坂を進んでいく。 そのうちにわずかなガスも流れて見晴らしも良くなる。 山頂近くになると、今日一番の目的だったトリカブトの姿が目に入ってくる。 青紫色の独特な花姿。 根っこに毒を持っているとは思えない。 単独の株や群生の株など、探すまでもなくあちらこちらに姿が見える。 拙いカメラマンで、思うようにトリカブトを写すことは出来なかったけど、 誰かが言うように、「数打てば当たる」で何枚かは満足の画がとれたのでは・・。 登山者が多かったが、山頂は広くて展望が効くのでゆったりとした開放感がある場所。 トリカブトを写す登山者も多い。 みんな良く知っているのね。 荷物をデポして隣の雨山（あめざん）にも登る。 山飯はいつもの手作りのごちそうさま。 近くの駐車場側からの登山者などが通る場所に陣取り山飯タイム。 「美味しそうですね」と声かけられる。子供に至っては物欲しそうにされる始末。 これもいい思い出。 山頂でのまったりタイム。 山頂下でのコーヒータイム。友の手作りマロンパイがついてこれも贅沢な時間。 天山自体が開けたゆったりとした感じなので、いつもとちょっと違った時間の使い方。 時間を気にしなかったのは私だけではないと思うが・・。 そんな訳で下山した時には予定オーバー。 でも、予定にしていたうどん屋には寄って、かなり安くて美味しいうどんを食べることが出来た。 ほんの少しだけ色づいた葉っぱ 秋の雲と風 風に揺れるススキ ついこの前まで夏の山だったのがもう秋色に。 秋が深まるころにはもっともっと山旅を楽しみたいと思うが・・・。