棒ノ嶺(棒ノ折山)

2021.09.23(木) 日帰り

活動データ

タイム

03:50

距離

8.6km

のぼり

950m

くだり

950m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 50
休憩時間
48
距離
8.6 km
のぼり / くだり
950 / 950 m
5
1 17
13
7
21

活動詳細

すべて見る

 棒ノ嶺に登ってまいりました。棒ノ嶺と言えば白谷沢コースのゴルジュが有名で、天気のいい休日には渋滞も発生するほど人気があります。さて、人の行く裏に道あり花の山と申しますが、今回はその人気コースではなく、河又コースを登り、バリエーションルートである棒ノ嶺北東尾根(以下、北東尾根と言います。)を下りてまいりました。少々大雑把ですが白谷沢右岸の尾根を登り、左岸の尾根を下ってきたと言うこともできます。  河又コースの山道はよく整備されており、道標も設置されています。前夜の雨で取りつきの辺りが滑りやすくなっていましたが、特に危険な箇所はありません。登山道は大名栗林道と3回交差し、岩茸石で白谷沢コースと合流、権次入(ごんじり)峠を経て山頂に至ります。  一方、北東尾根はバリエーションルートです。守屋地図には「道標なし 熟達者向き」と書かれているように道標や休憩施設は一切なく、尾根の分岐ではルート維持に注意が必要です。とは言うものの、こちらのルートもそこそこ知られるようになってきたためか踏み跡は明瞭で、落ち着いて見れば尾根の分岐には赤テープなどもあります。頂上からの出だしこそ滑りやすくなっていたものの、落ち葉がクッションになって意外と歩きやすかったり些か拍子抜けするほどでした。途中で1箇所、大名栗林道と交差しますが、林道を右(東)に進めば白谷沢コースに出ます。  棒ノ峰頂上からは北方向の眺めが良好です。この日は県外までは見えませんでしたが、関八州見晴台や顔振峠の辺りは良く見えました。  人出については、この日は出発が遅かったこともあり、他に河又コースを登る人は見かけませんでした。20人ほど下ってくる方とすれ違いましたが、若年層が多く、中には女性の分の荷物も持っている男性もいらっしゃいました。ところで、図解一人登山でモエのんと言うキャラクターが男性に荷物を持たせる描写がありますが、 https://kakutama.com/mt-food-comic6 https://kakutama.com/mt-food-comic8 https://kakutama.com/mt-food-comic9 河又コースには手ぶらのモエのんがいました。また別のモエのんと権次入峠付近を登る男性は疲れてタチカン状態でした(笑)。 話がそれました。閑話休題。山頂にはちょうどお昼時に着きましたが、多くの人が休憩してました。それとは対照的に北東尾根では誰にも会いませんでした。  北東尾根末端の近くに有間の湧き水があります。ここで汲んだ水でコーヒーを淹れましたが、ベルクの水より美味しいコーヒーが飲めました。きっと有間の湧き水の森に住む木の精がおいしい水をくれたに違いありません。(気のせいとも言いますw) 参考情報 1 休憩施設 頂上には東屋といくつかのベンチがあります。川又コースにはベンチが3箇所、また岩茸石、権次入峠にもベンチがあります。   2 トイレ 駐車場近くにあります。登山道にはありません。 3 水場 登山道にはありません。 4 売店 さわらびの湯、ノーラ名栗が営業時間内でしたら利用可能です。近くにコンビニはありません。

棒ノ折山(棒ノ嶺) さわらびの湯第3駐車場です。遅い到着で、ほぼ満車でした。
さわらびの湯第3駐車場です。遅い到着で、ほぼ満車でした。
棒ノ折山(棒ノ嶺) ノーラ名栗のトイレです。
ノーラ名栗のトイレです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) さわらびの湯を背にして右側の坂を下ります。
さわらびの湯を背にして右側の坂を下ります。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 坂を下って右折し、橋を渡って左折します。登山届のポストを通過し、左端に写っている木の方へ進みます。
坂を下って右折し、橋を渡って左折します。登山届のポストを通過し、左端に写っている木の方へ進みます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 地図には記載されていない作業道のようです。右から出てきて道路を横断し、左へと進みます。
地図には記載されていない作業道のようです。右から出てきて道路を横断し、左へと進みます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 道標です。登山口から0.6㎞、残り3.8kmです。
道標です。登山口から0.6㎞、残り3.8kmです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 整備された階段を上ります。
整備された階段を上ります。
棒ノ折山(棒ノ嶺) ちょうど休みたいところでベンチがありました。道標の距離によると、ここで登り行程のおよそ1/3ほどです。
ちょうど休みたいところでベンチがありました。道標の距離によると、ここで登り行程のおよそ1/3ほどです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 道標です。登山口から1.9km、残り2.5kmです。半分の少し手前です。
道標です。登山口から1.9km、残り2.5kmです。半分の少し手前です。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 大名栗林道に出たところです。奥から来ました。
大名栗林道に出たところです。奥から来ました。
棒ノ折山(棒ノ嶺) こちらへ進みます。
こちらへ進みます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 階段の土が流出して歩きにくいので横を登ります。階段横に踏み跡がありますが、考えることは皆同じです。
階段の土が流出して歩きにくいので横を登ります。階段横に踏み跡がありますが、考えることは皆同じです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 大名栗林道と2回目の交差です。
大名栗林道と2回目の交差です。
棒ノ折山(棒ノ嶺) こちらは出て来たところです。
こちらは出て来たところです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 林道からの階段を上ったところにベンチが3脚(左1,右2)あります。右手前のベンチは埋まってしまっています。浮いた階段と沈んだベンチが逆ならいいのですが、うまくいかないようです。
林道からの階段を上ったところにベンチが3脚(左1,右2)あります。右手前のベンチは埋まってしまっています。浮いた階段と沈んだベンチが逆ならいいのですが、うまくいかないようです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) フェンスが見えてきましたが、展望台に立ち入らないよう設置されたものでした。
フェンスが見えてきましたが、展望台に立ち入らないよう設置されたものでした。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 立入禁止と書かれた展望台
立入禁止と書かれた展望台
棒ノ折山(棒ノ嶺) この一帯が白地平です。登山道左右の展望が開けています。登山口から半分以上来ました。残り2.0kmです。
この一帯が白地平です。登山道左右の展望が開けています。登山口から半分以上来ました。残り2.0kmです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 最奥の稜線中央が武甲山、その右のなだらかな山体が武川岳のようです。
最奥の稜線中央が武甲山、その右のなだらかな山体が武川岳のようです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 大名栗林道と3回目の交差です。
大名栗林道と3回目の交差です。
棒ノ折山(棒ノ嶺) こちらは出て来たところです。
こちらは出て来たところです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 岩茸石(北東側)です。柵に沿って岩を巻きます。
岩茸石(北東側)です。柵に沿って岩を巻きます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) ここで白谷沢コースと合流します。柵の前にベンチがあります。
ここで白谷沢コースと合流します。柵の前にベンチがあります。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 岩茸石から権次入峠に登る階段ですが、利用しないでくださいと書かれています。土が流出して歩きにくいため、登山者は言われなくても利用せず階段横を歩いています。
岩茸石から権次入峠に登る階段ですが、利用しないでくださいと書かれています。土が流出して歩きにくいため、登山者は言われなくても利用せず階段横を歩いています。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 権次入峠です。子供がベンチで疲れたとアピールしています。ですがその姿勢だと余計疲れます。
権次入峠です。子供がベンチで疲れたとアピールしています。ですがその姿勢だと余計疲れます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 頂上です。ぱっと見た感じでは100人近くいたのではないかと思われます。
頂上です。ぱっと見た感じでは100人近くいたのではないかと思われます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 山頂標識です。以前ここには存在しない三角点を探していた不何とかと言う間抜けな輩がおりました(笑)
山頂標識です。以前ここには存在しない三角点を探していた不何とかと言う間抜けな輩がおりました(笑)
棒ノ折山(棒ノ嶺) 山頂からの眺めです。3本の稜線のうち、最奥の高い所(写真中央やや右)が関八州見晴台、真ん中の稜線の高い所(写真ほぼ中央)が子ノ権現、手前の稜線の高い所が金比羅山です。県外までは見えませんでした。
山頂からの眺めです。3本の稜線のうち、最奥の高い所(写真中央やや右)が関八州見晴台、真ん中の稜線の高い所(写真ほぼ中央)が子ノ権現、手前の稜線の高い所が金比羅山です。県外までは見えませんでした。
棒ノ折山(棒ノ嶺) あざみ
あざみ
棒ノ折山(棒ノ嶺) 山頂広場から山道を西へ50mほど進んだところで、山道の右側に丸太があります。ここが北東尾根の取りつきです。踏み跡は明瞭ですぐ見つかりました。
山頂広場から山道を西へ50mほど進んだところで、山道の右側に丸太があります。ここが北東尾根の取りつきです。踏み跡は明瞭ですぐ見つかりました。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 取りつきこそ傾斜が急でしたが、すぐなだらかになりました。
取りつきこそ傾斜が急でしたが、すぐなだらかになりました。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 尾根の左側が広くなっているところですが、尾根筋を外れないよう(撮影位置から右方向へ)歩きます。
尾根の左側が広くなっているところですが、尾根筋を外れないよう(撮影位置から右方向へ)歩きます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 正面に鹿柵が見えてきたら柵沿いに左へ進みます。
正面に鹿柵が見えてきたら柵沿いに左へ進みます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 尾根が広くなってますが、柵に沿って右奥へ下りて行きます。
尾根が広くなってますが、柵に沿って右奥へ下りて行きます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 尾根がやせるところもあります。
尾根がやせるところもあります。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 大名栗林道への出口です。ロープに沿って下ります。
大名栗林道への出口です。ロープに沿って下ります。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 写真上の鹿柵からS字に下りて林道に出ました。
写真上の鹿柵からS字に下りて林道に出ました。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 大名栗林道です。こちら(北東尾根から出て右方向)へ進むと白谷沢コースへ出られます。白谷沢コースを下りるにしても、ここまで北東尾根を下るのも面白いかと思います。
大名栗林道です。こちら(北東尾根から出て右方向)へ進むと白谷沢コースへ出られます。白谷沢コースを下りるにしても、ここまで北東尾根を下るのも面白いかと思います。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 林道を横断して正面の鹿柵沿いに進みます。
林道を横断して正面の鹿柵沿いに進みます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 棒八の頭です。以前の他の方の記録を見ると切り株に名板が乗っていたようですが、現在は石が積まれています。そしてここで鹿柵は右へ、ルートは左へと分かれます。
棒八の頭です。以前の他の方の記録を見ると切り株に名板が乗っていたようですが、現在は石が積まれています。そしてここで鹿柵は右へ、ルートは左へと分かれます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) ここが本ルートの最も注意を要する箇所です。注意書きなどはありませんが、正面にこの先通行しないようにと言う意味の束ねた枝が置かれています。また、ここで方向を変えて右に下りるよう木に赤テープが標示されています。
ここが本ルートの最も注意を要する箇所です。注意書きなどはありませんが、正面にこの先通行しないようにと言う意味の束ねた枝が置かれています。また、ここで方向を変えて右に下りるよう木に赤テープが標示されています。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 赤テープ方向に下りたところです。右手前から左奥へ尾根が延びています。
赤テープ方向に下りたところです。右手前から左奥へ尾根が延びています。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 傾斜はなだらかです。苔ルートですが、滑ってこけるーという心配はありません。
傾斜はなだらかです。苔ルートですが、滑ってこけるーという心配はありません。
棒ノ折山(棒ノ嶺) フェンスの切れたところで道路に出ます。傾斜は急ですが、見た目ほど危険ではありません。
フェンスの切れたところで道路に出ます。傾斜は急ですが、見た目ほど危険ではありません。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 階段を下りて北東尾根は終了です。
階段を下りて北東尾根は終了です。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 有間の湧き水です。生でも飲めるらしいのですが、煮沸するのが無難です。 
有間の湧き水です。生でも飲めるらしいのですが、煮沸するのが無難です。 
棒ノ折山(棒ノ嶺) 白谷沢コース入口を通過します。
白谷沢コース入口を通過します。
棒ノ折山(棒ノ嶺) ダム上はバイクのたまり場になっておりました。タマリバと言っても多摩riverではなく有間riverです。
ダム上はバイクのたまり場になっておりました。タマリバと言っても多摩riverではなく有間riverです。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 法面工事のようです。駐車場へ出る近道がありました。右へ進みます。
法面工事のようです。駐車場へ出る近道がありました。右へ進みます。
棒ノ折山(棒ノ嶺) 無事駐車場へ戻ってきました。近道はここに出ました。さわらびの湯に至る道路から見て第3駐車場の右奥です。写真のすぐ右はノーラ名栗の敷地です。
無事駐車場へ戻ってきました。近道はここに出ました。さわらびの湯に至る道路から見て第3駐車場の右奥です。写真のすぐ右はノーラ名栗の敷地です。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。