餓鬼岳ハードボイルド

2021.09.21(火) 3 DAYS

妖怪が棲む山、餓鬼岳。 北アルプスの一般登山道ルートの中で 屈指の難易度だと思う。 ハードボイルドな山行の報告である。 餓鬼岳の名前の由来は、主に二つあるそうだ。 ガキ(子供)と崖(ガケが訛った)。 だが、妖怪が出るという噂がどこから来たのか、 今のところ、不明。名前に由来するのかどうかも わからずじまい。 <登山口→餓鬼岳> 登山口はJR信濃常盤駅からタクシーで20分ほど。 JR信濃常盤駅には「餓鬼岳登山口』と大きな標識(標柱)がある。 車を降りるとしばらく林道を歩く。 すぐに登山口の看板があり、道は白沢へ。 白沢とは、おそらく花崗岩が風化した大粒の砂礫が 沢に多く見られるからかもしれない。 登山道は標高1040mあたりから沢沿いに 主に右岸側(クライマーズレフト)を高巻く様に続いている。 川底まで数十メートル高さのトラバースが続く。 腐りかけた木製の梯子や桟道、道幅50cmほどのザレバのトラバース、 枝沢の渡渉、最後は魚留めの滝の大高巻と、 危険箇所だらけ。 ある意味、整備が行き届いた穂高や剱岳のルートよりも 危うい不安定な箇所が多く、 一歩でも間違えば大事故に直結する。 ここを歩いた登山者のブログでは、 「アトラアクション感満載」などの表記が見受けられるが、 そんな生やさしいものではない。 それでも、地元の方なのか、 ノーヘルメット、ダブルストック、短パンの軽装で、 同じ時刻に登山口を歩き始めたのに、標高2200mあたりで、 山頂から戻ってくるのに出会った時は、 正直驚いた。 白沢登山口から餓鬼小屋までの標高差は1600m、 山と高原地図ではコースタイム8時間である。 結局、我々はコースタイム通りの時間で小屋に着いたが、 一体あの人はどんだけの速さで、この難コースを登り降りしたのだろうか、 と今でも不思議に思う。 (それともこの山に棲むという餓鬼妖怪の化身だったか。冗談) 標高2300m「百曲」入り口まで来て、紅葉も綺麗だし、危険箇所も少なくなり、 やっと安堵して歩くことができた。 <餓鬼岳小屋> 餓鬼岳小屋は昔ながらの山小屋で、大広間ひとつで食事時はテーブルが、その後片付けて布団が敷かれる。この日は合計5名でゆったりだった。トイレは外トイレ。小屋番さんは2人。 夕食はちらし寿司とお吸い物。美味しかった。 小屋から餓鬼岳山頂は5分。 小屋近くのベンチでも眺めはいいが、山頂に上がると北方の眺望が素晴らしい。 <餓鬼岳小屋→燕山荘> コースタイムは7時間余り。 翌朝、天気は下り坂で、小屋から剣ズリまでは晴れていたがその後は小雨。 剣ズリまでは花崗岩の稜線を行く。 途中、ハシゴがあったり、切れ落ちた岩場があったり。 アップダウンも多く、ルートを外れる踏み跡もところどころにある。 東沢岳まで山と高原のコースタイムは2時間30分のだったが、 3時間半かかって到着。 東沢乗越からの登り返しはコースタイム2時間のところを1時間30分だった。 登り返しの出だしは、登山道が笹で覆われていて藪こぎ。 核心部は北燕のピークを東側に巻く箇所。 踏み跡も多く、ザレた下り気味のトラバースなど、 神経を使う。なかなか侮れない。 <ポイント> 白沢に沿った登山道は危険箇所が多く、 枝沢の渡渉もあり、 悪天候時には細心の注意が必要。 下では使いたくないルートだ。 餓鬼岳〜燕山荘は、アップダウンが多く、 ルートファインディングをミスると致命的な箇所が多い。 メンバーの力量、天候によっては、コースタイムより時間がかかる。

魚止めの滝。左を高巻く。

魚止めの滝。左を高巻く。

魚止めの滝。左を高巻く。

シラヒゲソウ(白髭草)。白沢沿いの登山道で

シラヒゲソウ(白髭草)。白沢沿いの登山道で

シラヒゲソウ(白髭草)。白沢沿いの登山道で

ダイモンジソウ

ダイモンジソウ

ダイモンジソウ

崖が多い。トラバースで一歩間違えば、重大事故につながる

崖が多い。トラバースで一歩間違えば、重大事故につながる

崖が多い。トラバースで一歩間違えば、重大事故につながる

百曲り。美しいダケカンバと青空

百曲り。美しいダケカンバと青空

百曲り。美しいダケカンバと青空

小屋が近づくにつれ紅葉が進んでいた

小屋が近づくにつれ紅葉が進んでいた

小屋が近づくにつれ紅葉が進んでいた

有明山が見える

有明山が見える

有明山が見える

唐沢岳方面

唐沢岳方面

唐沢岳方面

七倉ダム

七倉ダム

七倉ダム

剣ズリへの稜線

剣ズリへの稜線

剣ズリへの稜線

餓鬼岳小屋の夕食はチラシ寿司

餓鬼岳小屋の夕食はチラシ寿司

餓鬼岳小屋の夕食はチラシ寿司

食堂と寝るところは一緒。

食堂と寝るところは一緒。

食堂と寝るところは一緒。

トイレは外。トイレットペーパーは持参しよう。

トイレは外。トイレットペーパーは持参しよう。

トイレは外。トイレットペーパーは持参しよう。

まず剣ズリを通過する。アップダウン、岩場が多い。高度感のあるトラバース箇所あり。

まず剣ズリを通過する。アップダウン、岩場が多い。高度感のあるトラバース箇所あり。

まず剣ズリを通過する。アップダウン、岩場が多い。高度感のあるトラバース箇所あり。

燕岳でお馴染みの花崗岩の稜線。

燕岳でお馴染みの花崗岩の稜線。

燕岳でお馴染みの花崗岩の稜線。

仕事中

仕事中

仕事中

仕事中

仕事中

仕事中

北燕岳手前で。

北燕岳手前で。

北燕岳手前で。

燕山荘から

燕山荘から

燕山荘から

小槍、健在。

小槍、健在。

小槍、健在。

魚止めの滝。左を高巻く。

シラヒゲソウ(白髭草)。白沢沿いの登山道で

ダイモンジソウ

崖が多い。トラバースで一歩間違えば、重大事故につながる

百曲り。美しいダケカンバと青空

小屋が近づくにつれ紅葉が進んでいた

有明山が見える

唐沢岳方面

七倉ダム

剣ズリへの稜線

餓鬼岳小屋の夕食はチラシ寿司

食堂と寝るところは一緒。

トイレは外。トイレットペーパーは持参しよう。

まず剣ズリを通過する。アップダウン、岩場が多い。高度感のあるトラバース箇所あり。

燕岳でお馴染みの花崗岩の稜線。

仕事中

仕事中

北燕岳手前で。

燕山荘から

小槍、健在。

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