屋久島縦走(これから屋久島に行こうと計画している人のために)日本百名山81座目

2020.10.31(土) 3 DAYS

活動詳細

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これから天気が安定する秋の屋久島登山を計画している方のために、昨年11月に屋久島に登ったときの情報を書いておこう。 行動計画(10月31日〜11月2日) 1日目:淀川登山口〜淀川小屋(泊) 14:30 淀川登山口出発 15:13 淀川小屋着 2日目:淀川小屋〜花之江河〜宮之浦岳〜新高塚小屋(泊) 7:00 淀川小屋出発 8:45 花之江河 12:20 宮之浦岳 13:20 焼野三叉路 16:00 新高塚小屋着 3日目:新高塚小屋〜縄文杉〜ウィルソン株〜楠川分かれ〜太鼓岩〜白谷雲水峡 6:50 新高塚小屋出発 7:55 高塚小屋 8:20 縄文杉 10:00 ウィルソン株 10:52 大株歩道入口 12:40 楠川分れ 13:56 太鼓岩 16:15 白谷雲水峡下山 屋久島登山に関する情報(注意すべきことから順に) 1、島内の交通手段には十分に気を付けること。私たちは初日に鹿児島発のトッピーで安房港に到着し、タクシーで淀川登山口まで向かった。タクシーは事前に必ず予約しておくこと!島内のタクシーの数は限られているし、港にいるタクシーはほとんどが予約済みなので、港に着いてからタクシーを探している人は苦労していた。  同じく下山後も可能ならばタクシーを予約していることが望ましい。私たちは下山口の白谷雲水峡でバスの最終便に間に合わず、タクシー会社に電話したが、16時すぎの時間だったのにもかかわらず、登山口には来てくれず(出払っているとか、今日の営業は終わったとかなんとか理由をつけられた)困り果てた。幸い、親切な若者にレンタカーに乗せてもらって町に出ることができた。連休中の稼ぎどき(じゃないのか?)にも関わらず、あまり商売熱心でないのに驚いた。これが屋久島スタイルなんだろうな。 2、食事の店も閉店時間が早い店が多いし、連休中でも定休日はしっかりと閉まっており、夕食時は苦労した。閉店時間は緊急事態宣言時なみに20時にはほぼ閉まっていた。またお店は予約していた方が無難。ホテルのレストランに予約しておくのもいい。 3、週末の山小屋は混雑することを覚悟していた方がよい。2日目の新高塚小屋は、雨のあとで濡れた雨具でとても不快だったし、超満員でスペースを確保するのに苦労した。テント場は比較的余裕があり、うらやましかった。 4、トイレは以前よりもよかった。季節によるのかハエも少なく、新高塚小のトイレは十分に(?)きれいだった。 5、水場は基本的に川である。最初は川から直接水を汲むのかと驚いたが、稜線を含めて水は豊富で、どこもきれいな水だった。 6、登山道は整備されており、快適。危険箇所も少ない。ただし木道や木の階段は要注意。雨のあとや早朝には濡れて滑りやすい。とくに高塚避難小屋から縄文杉を経由してトロッコ道へ降る途中に何度かある木の階段は、手すりもなく、とても怖かった。 7、YAMAPをみる人には言うまでもないと思うが、屋久島の山小屋は基本避難小屋で、食事なしの宿泊のみで管理人もいない。食事やシュラフを持って行かなくてはならない。外国からの登山者でほとんど食料を持っていない人もいた。 8、縄文杉やウィルソン株のところは人がいっぱいで、写真の順番待ちになることもある。 9、コースにもよるが、白谷雲水峡から奥に登っていったところの「太鼓岩」はお勧め。屋久島の山々が臨める絶景ポイントだ。 10、登山バッジはトッピーの発着場でゲットした。

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