早池峰山　2021-9-21

朝から晴天。 小田越登山口、風は強かったが、空は真っ青だ。 一合目に着くと、紅葉が揺れています。 おもいがけず、御門口一歩目から秋色に出合いました♪ 朝日を受ける険しい岩稜と岩壁、風になびく光沢の草黄葉。 そのなかに鮮やかな赤色が点々としています。 まるで山の神様が筆でテンテンと色づけしたような風景です😊 ナンブトラノオやナンブトウウチソウも風に揺れています。 県外からやって来たという登山者に、 「ここの固有種なんですよ」と言うと、「へぇ～」と驚いていました。 その方に、「どちらからですか？」と聞かれ、「地元です」と言うと、 「こんな山が近くにあってうらやましい」と言われました。 ほんとそうだと思う。 今日は山頂手前から門馬コースに入ってみました。 分岐点にカエデがありました。 まるで目印のような真紅のカエデでした。 下るとすぐに樹林帯になり、苔むした大岩が重なっていました。 ここは北面。小田越からの南面とはまったく違う山相です。 太陽が早池峰山の山頂方向から光り、北面は逆光のせいかいっそう険しく見えました。 今度ゆっくり往復してみよう。 分岐に戻り山頂に着くと、登山者が数人いました。 薬師岳は全体が赤い色に染まっています。 五合目（お金蔵）からの山道が白い筋となって見えます。 蛇行しながら薬師岳に続く道のよう。 竜ヶ馬場といわれる広いハイマツ帯。 竜が飛び、馬が駆けまわった広場のことでしょうか。 早池峰の山頂からここがくっきり見えるのは久しぶり。 来てよかった。