のんびりゆるーく～氷ノ山(三の丸)・氷ノ山（須賀ノ山）

　今日は、県境近くのコースで県をまたがないように注意しながら（笑）氷ノ山へ。 　戸倉峠手前から林道に入り、坂の谷登山口近くにある妙に奇麗なトイレのある駐車スペースに車を止め、頂上を目指した。なんと土足厳禁で、場違いな感じの奇麗なバイオトイレだ。 　このコースは、最初に滑りやすい林道横断を数か所過ぎると、あとはなだらかで広い登山道が続く歩きやすいコースだ。三の丸に至るまで急登りは無く、楽に兵庫県第一峰の頂上まで到達できる。登山と言うよりはハイキングだ。 　駐車スペースに他の車は無く、三の丸までは誰とも会わなかった。 　三の丸から頂上まで数人しか出会わなかったので、今日は空いていると思ったが、頂上に着いてびっくり。いっぱいの人。頂上広場の周りはびっしり埋まっていた。氷ノ越え方向の登山道から次々と人がやってくる。さすが三連休。 　昼食をとる場所がないので展望台へ行ってみると、避難小屋前の喧騒が嘘のように誰もいない。ときどき下のトイレに人が来るくらいで上の展望フロアには誰もいなかった。独り占めなので、ここで昼食をとることにした。 　落ち着くと、なんだか寒い。温度計を見ると気温は17℃だ。風邪をひかないようにウインドブレーカーを着た。秋が始まっていた。 　一息ついて、頂上を堪能したのち、帰路についた。 　ピストンなので三の丸を目指す。頂上はあんなに賑わっていたのに、三の丸方向へ向かったのは自分の他には一組だけ。三の丸からは誰一人会うことはなかった。 　往路では気付かなかった発見をしてピストンの良いところを納得しながら、のんびり歩いて終点に到着。やはり他に車はいなかった。 　快晴とはいかなかったが、天候もそこそこ良く、のんびり氷ノ山の笹原を歩くことができて楽しい一日だった。 （追記） 　駐車スペースまでの林道はけっこう荒れている。普通の乗用車でも落石や折れた枝に気をつけながら進めばなんの問題なく走れるが、扁平タイヤを履いている車や、車高を落としている車は厳しいかもしれない。