活動データ
タイム
24:09
距離
37.8km
のぼり
3620m
くだり
3419m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る行きたかった東北のアルプスこと飯豊連峰へ、スーパーハードハイカーのhirosyさんと連休使って天狗平口から中津川口への縦走登山♪ 当初の予定では奥胎内口から朳差岳へ寄って、大日岳・本山・三国岳を縦走して川入口へ抜ける2泊3日60キロくらいのコースを計画してましたが、台風による土曜日の豪雨の為に一泊ルートへと変更。 土曜日は移動日、バケツひっくり返したような大雨の中を常磐道・磐越道と進み、hirosyさんとの集合地点の中津川口へ到着… のはずが私おおやらかし😓 何を思ったか川入切合口と勘違いしてしまい、集合時間から1時間過ぎてLINEと地図を見返すと「あっ!ここじゃねーし」と集合場所を間違う始末。 急いで大日杉口まで移動してhirosyさんと合流、私の車を登山口にデポして前泊のホテルへ移動しました。 ※両登山口は電波がなかったです。 いや〜ホント申し訳ありません。 せっかくなので、飯豊町のしらさぎ荘で入浴と明日に向けた物資調達を済ませてホテルで決起大会を開始、明日飲む予定の白霧島にまで手をつけてしまう程に我々の士気はあがり準備は整いました。 Day:1 お宿から天狗平口まで車を1時間弱走らせて、5時の薄暗い中入山開始。 今回は丸森尾根をつめて主稜線に上るルート、どこから登っても甘くないと聞く飯豊連峰の道はこの丸森もそうで、緩みない岩稜ミックスの急登をただひたすらにつめていく、日も昇り周囲の景色が見え始めると湯ノ沢の美しい渓谷とモルゲン主稜線、視界がさらに開けると遠く朝日連山に蔵王の姿も見え、辛さよりもこの先の展望への期待値が上回り、夫婦清水・丸森峰とどんどん進んでいく事が出来ました。 いよいよ地神北峰分岐へと到着すると、多色彩な紅葉が美し過ぎる稜線美が目に飛び込み、さらに好き勝手にドカンと構える鳥海山がお出迎え、月山のピークも朝日以東岳の間からのぞかせてました。 紅葉具合に釣られてここから頼母木山へピストン、The稜線な道を気持ちよく進み、少し足を伸ばして頼母木小屋まで寄り道、小屋番さん曰くこの日の時点ではまだ二割程の紅葉具合との事ですが、過渡期の緑色が合わさるこの時期でも私は十分満足なので、最盛期にはどんなことになってしまうんだろう。 ササっと地神岳へと戻り縦走を再開、この日は当たり日で雲掛かることない360°圧巻の眺望でおういん尾根に連なるカッコイイ稜線に、明日の目的地の本山が青過ぎる空の下に構えている。 胎内山を越え門内岳まで進みここからは北股岳への斜度を増した登り、ここの紅葉が一番美しかったかも。梅花皮小屋近くの治二清水で給水を済ませて烏帽子岳から先の御西小屋までの道は距離もあり日も傾いてきたので、少しペースを上げてぐんぐん進みますが、我々ちょっとバテ気味、誘惑に負けて頼母木に寄り道した分がそのまま時間と体力を削っているようで、御西小屋に着く頃にはアーベントタイムとなってしまい、消灯時刻の20時までの僅かな時間で酒を流し込み、明日の大日岳御来光に向けて就寝しました。 Day:2 お隣の槍ヶ岳山荘OBの皆様と同じく3時に起床、昨晩補給出来ずにいた僅かな水でモーニングコーヒーを飲んで出発、大日岳まで往復6キロはあるので私は急いで水場に給水し小屋まで戻るとhirosyさんが見当たらない…汲みに行く時に「すぐに汲んできます」って言ったので追いつくので先に行っててくださいと解釈されちゃったかと思い、ヘッデンの明かりを頼りにハイペースで大日岳へと急ぎます、先に見えるヘッデンの光のうちどれかがhirosyさんだと信じ40分程で大日岳山頂へと到着、いない… ここで電波が通じ連絡が取れて今小屋に居るとの事で、私が道迷いしたか沢に落ちたかとだいぶ心配かけてしまったようです。 大やらかしです。 しかも昨日に続いて。 ホントごめんなさい😭 しょぼくれた子供みたいになった私はまた競歩気味で御西小屋へと戻り、寛容な心のhirosyさんにお詫びをして本山への山行を開始、雪渓と草紅葉と燃える紅葉の雄大な景色を進むこの道は、磐梯山・安達太良山・猪苗代湖と福島の盟主を見やる絶景なコース。 御西岳を含む何度かのピークを超えて本山山頂へと到着、ここからは燧ヶ岳・会津駒に相変わらずやりたい放題の鳥海山、勇ましい朝日連山と月山、さらに遠く栗駒山に神室山まで、新潟市の奥には佐渡島が思ったより大きく見え、南に目を凝らすと火打山に妙高の姿も。 この大展望の絶景をしばし堪能して、また再会した槍ヶ岳山荘OBの皆さんと記念撮影(2回目😆)し、下山路へと進みました。 切合までの難路を下り、お楽しみの地蔵岳への分岐へ進みます。 ここからの植生はダケカンバの林、北三県ではブナ林がメインでその先は松林であったりと針広混交林ですが、ここは圧倒的にダケカンバ優勢でとても新鮮な景色。 しばらく無名なピークを何度か超えてやっと地蔵岳へと到着しました。 少しそれた所にある展望地から本山にお別れをし、標柱のところで新潟からいらっしゃった女神にタバコを恵んで頂いて、ブナ林の急坂を下り、無事に大日杉の登山口へと到着しました。 初の飯豊でアタリ日に縦走が出来た事はもちろんですが、今回は有名なハードハイカーhirosyさんとのサイコー過ぎる3日間(だいぶご迷惑かけ過ぎちゃいましたが)で、この先なんか悪いことあるんじゃないかってくらい充実した山行となりました。 hirosyさんこんなアホんだらですが、また是非お願いします! ●御西小屋へは事前に予約してましたが、結構パツパツな利用者でした。 ●道の駅にてGETした米沢牛のミズジ肉、私の背中熱でだいぶ熟成されたようです😆 ●次は石転ビ沢・大グラ尾根ルートも行ってみたいっす。 ●下山後は白川荘にて入浴♨️ 湯加減がサイコーでした😌
メンバー
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