今年は少し長めのお盆休み。 猛暑日が続く中、週後半は天気が下り坂ということもあって 天気が良い週前半の平日のうちに、避暑も兼ねて大台ヶ原へ。 途中、ドライブウェイとは名ばかりか!というような細い道も通りつつ駐車場に到着。 ビジターセンターから西に広がる西大台地区は、利用調整地区となっていて、 指定認定機関への事前申請ならびに、手数料の納付などの事前手続きが必要らしく、 今回はいつでも回れる東大台へ。 ビジターセンターで自然を守り再生するための寄付にもなるため、有料のコース図を購入し出発。 最初は草木も茂った整備された遊歩道という感じの道が続きます。 それでも所々に倒木がそのまま放置されていて大台らしさもチラホラ。 木製の急な階段を登りきったところ、スタートから50〜60分ほどで日出ヶ丘山頂に到着。 山頂の展望台からは南に熊野灘の海が、そして東には天気が良ければ御嶽山や富士山が見えることもあるらしいが、 この日は少し霞んでいて残念。 さらにこれから向かう南から西の方角には、 目線の高さで雲が迫ってきてる様子なので、急いで先を目指すことに。 途中これぞ「パンフやガイドブックで見る大台ヶ原!」という 低い笹の草原に白く朽ちた倒木がいくつもある風景が広がる。 動物が水を飲んだり、泥で痒い背中をこすったりするヌタ場もあり、泥にはたくさんの動物の足跡も。 湿地帯の遊歩道のような道もあり非常に歩きやすい道。 ずっと歩いて行くと急に神武天皇像が現れます。 その先しばらく行くと、いよいよ東大台の見どころの一つ大蛇嵓に。 大蛇嵓については、ぜひ写真と映像をご覧ください。 大蛇嵓をすぎると、シオカラ谷の吊り橋までは 石、砂利、岩場の急斜面が続きます。 吊り橋に着くと、下を流れる川は非常に透明度が高く、 冷たい清流で心も体も爽やかに。 川にはナガレヒキガエルのオタマジャクシがものすごくたくさんいて、 口で 底石にへばりついていました。 吊り橋を渡ると、せっかく涼んだのに再び急階段を登ります。 登りきると、あとはゆったりした遊歩道をしばらく歩いてゴールの駐車場に到着。 お疲れ様でした m(_ _)m
大台ヶ原ドライブウェイ
ビジターセンターに到着
トイレも清潔で綺麗です。寄付をしましょう。
ツキノワグマも出るそうです
スタートはこんな道から
道は整備されて歩きやすいです。
大きな木が根こそぎ倒れています
ヌタ場
動物が水を飲んだり、転がって背中を掻いたりする場所
神武天皇像
大蛇ぐらに近づくと急に道が険しく
大蛇嵓
眼下は約800mの断崖絶壁
大蛇ぐらからシオカラ谷へは足場が岩や砂利の急斜面
鎖を伝うところも有ります
野生の鹿に遭遇(太い木の右側)
シオカラ谷の吊り橋
川にはナガレヒキガエルのオタマジャクシがたくさん
水がすごく透明で冷たかった
吊り橋から先は急な階段が続きます
ここまできたら、あとひといき
駐車場が見えてきた!
やっと戻ってきましたぁ!
この活動日記で通ったコース
大台ヶ原山(日出ヶ岳)・大蛇嵓 周回コース
- 03:29
- 7.1 km
- 500 m
- コース定数 13
大台ヶ原駐車場があるためマイカーでのアクセス可能。直通バスも4月下旬〜11月下旬の運行。コースは特に危険箇所もなく道もかなりしっかりと整備されているので迷う心配もないだろう。標高差もそれほどないため、初心者におすすめの山。山頂からの展望がよく360度見渡すことができる。東には海があり西には大峰山脈の山々が広がる。空気が澄んでいる秋の早朝には富士山が見えることもある。