紅葉の大雪　黒岳からお鉢まわり　

一日目 黒岳ロープウエーは緊急事態宣下にもかかわらず、道路まで長い乗車待ちのお客さんであふれていました。 どうにか、ロープウエーに乗り込むと、すぐに日本一の紅葉がお出迎え。 ７合目からの登山道は立山の登山遠足でごった返していた雄山神社から一ノ越に下る稜線のように、登山道は人でつながっていました。 蜜だったのでマスクをしてテン泊装備で登るのは辛かったです。 黒岳頂上では、てくてくさんにお会いしてクッキーを買うことができました。 この日の石室のテン場は超満員でテーブル席や通路にまではみ出してテントが張られていました。 我が家はギリギリ本当のテン場に張ることが出来ました。 一休みして裏の桂月岳に登りました。 夕飯は唐揚げ丼を作って食べました。 のんびり時間があるテント泊は初めてだったので、夕飯とビールはとてもおいしかったです。 この日が石室の最終営業日だったので、管理人さんも常連さんとテーブルで楽しそうに飲んでいました。 ２日目 夜半ら風が強くなり、一晩中ガスに包まれていました。 ７時まで天候の回復を待ちましたが、やむなくガスの中出発しました。 北鎮岳の山頂で、一瞬青空が出てくれてのですが、風が強く写真だけで下山しました。 分岐のところまで戻ると、登山あるあるでいきなり山頂は快晴になっていました。 １０分早かったと後悔しました。 中岳分岐から中岳温泉に向かいました。 常連の登山客によると、今年の温泉は温めだと言っていました。 鋭い岩谷に隠れるように温泉があり、足湯で癒されました。 稜線に戻り、のんびり紅葉を堪能して、ぐるっとお鉢を回り石室に戻りました。 そのころには、前夜のテントはほとんどなくなっていて、テントを片付けてチーズバーガーをお腹いっぱい食べて、帰る途中ではナキウサギもお見送りしてくれて　お腹も心も満腹な山旅でした。