耳納連山縦走

以前から朝倉に行く度に眺めながら、その山の連なりが気になっていた耳納連山。ようやく意を決して久留米側から挑戦することに。 他の方の投稿から舗装路が多いことを聞いていたので、トレランシューズを購入し何回か試し履きも済ませた。 まずは高良大社のふもとの登山口から登り始め高良大社でお参りをし、1座目の高良山山頂には誰もおらず眺望もなし。 その後も同じ行程を行く人は一人もおらず、たまに車やバイクが通り過ぎるくらい。 眺望もなく、普通の舗装された山道を無心で歩く。ほとんど修行。下界は30度を超える暑さと聞いていたが、木陰を歩けるので、それほど暑さを感じないのは唯一の救い。 ほとんど話の種になる様なハプニングも無く、鷹取山までもう少しというところで通行止めの赤いコーンが置いてある。よく見ると道が無い！先日の大雨か台風で道が流された様だ。ここまで来て諦めるのか、と辺りを見渡すと道の途切れた端に人の通った跡らしきものを発見。崩れたところを何とか迂回して何とか進むことが出来た。 何とか鷹取山の山頂に到達。本当はうきは駅に向かうのがフル縦走なのだろうけど、途中のみのう山荘の温泉にどうしても行きたかったので、田主丸駅を選択。 最後にようやく今日初めての山道を歩いて下山した。 下山中に思ったのは反対からやらなくてよかった、という事。高良大社からの道は延々と続く石段。行程の終盤であの石段はこたえただろう。 ふもとに辿り着き、お目当てのお風呂を頂きサッパリして、田主丸駅駅から一時間に一本の二両編成のローカル線で久留米駅に戻り今日のミッションを完了！ 事前の予想通り、山登りとしては面白みは無かったが、やらないと毎回耳納連山を眺めるたびに歩いてみたいと思ったはずだから、達成感は得ることが出来ました（笑）。