赤岳・横岳ー美し森ピストン

まだ見たことのない赤岳山頂からの360°展望を見たくて、台風一過の好天予報の中から連休最終日の20日を選択。通常休祭日は山に行かないので、なるべく混まないルートとして前から気になっていた清里側の美し森を起点に、登りは真教寺尾根、下りは県界尾根のルート。このルート選択は正解で昇り降りで夫々数人しか会いませんでした。 しかし赤岳山頂は写真撮影の順番待ちで行列するほどの混雑。しかもガス、またもや360°展望はお預けとなりました。早々に赤岳を後にして横岳方向に向かいましたが、地蔵の頭迄は登ってくる方々とすれ違いでまたまた渋滞。横岳山頂で多少落ちつけましたがガスで真っ白状態。カップラーメンを食べて下山開始。 帰りは赤岳展望荘からトラバース気味に県界尾根にでるルートを選択。このルートはYAMAP地図では登山道として認識しておらずルート外れ警告が出る、ガスで視界が悪い、ルートが荒れている、人がいない、且つ、ルートの始めに新しい獣の足跡。不安の中進んで行くと10m程度先で、ガサガサという音と共に1.5m程度の黒い物体が最大斜度40°はありそうな崖をWorldCupper並の速さで駆け下りて行きました。あまり利用しない熊鈴をすぐに付け、恐る恐る進み、県界尾根に辿り着いてやっと一安心。 貴重な体験の一日でした。