活動データ
タイム
16:31
距離
14.7km
のぼり
2432m
くだり
1786m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る奥穂高岳〜西穂高岳縦走に行ってきました。 亜熱帯化しつつある(天候の変化が激しくなった)日本の夏。 「そもそも3回しかない夏の連休に合わせて、三日とも好天が続くことなんてこの先あるのか?」という疑念が浮かび、 今回は大キレットは諦めて、先に奥穂〜ジャンダルム〜西穂縦走だけでも終わらせておこうという結論に至りました。 このような険しいルートを開拓し、整備、維持してくれている方々に心より感謝致します。 土曜日の朝は軽井沢の千住博美術館、お昼は川上庵でお蕎麦を、午後は松本城を堪能しました。 千住さんの美術館はずっと憧れていた場所。 心が洗われますね。 いつもは仕事→移動→仮眠→登山という厳しいスケジュールなので、観光で一日リラックス出来るのは、心に余裕が出来て良いですね。 台風の影響で人が少ない時に満喫出来て、最高の一日になりました! ※地震について 穂高岳山荘で夕食を取った後、震度4、5あたりかなという地震がありました。 その後深夜くらいまでは余震が続いていたと思われます。 宿泊者には私と同様に明日、奥穂→西穂縦走を計画されている方がおり、行くか行くまいか、山が崩れている、道がなくなっているかもしれないから、ザイテンから上高地に降ろうか、と長々と迷っている方がたくさんいました。 私としては、この程度の地震で道がなくなっていたら、槍穂高連峰なんざ、何百年も前に跡形もなくなくなってる。過度な心配をしてもしょうがない。 余震が朝方まで続けば、重太郎新道かザイテンで降る。ただしザイテンの方が初心者、通行量が多そうで、余計に落石に巻き込まれそうなので、実は西穂に向かうのが一番リスク少ないのではないか。 余震が夜中で終われば、西穂に向かう。 道がなくなってれば引き返す。 半分まで行けば、反対方向からの登山者が現れるはず。現れたということはその先も進めば良い。 と頭の中を整理しました。 その結果、朝方までは余震が続いた感じはしなかったので、西穂に向かいました。 夜中の3,000mの山小屋で出来ることなんてたかが知れてますよ。直ぐに降ることはできないんだし、朝起きて考えるしかないじゃないですか。不感症な訳ではありません。猶予ある時間の中で、やるべきこと、出来ること、出来ないことを整理し、出来る限り正しい判断をしようとする。ただそれだけでしょう。無駄なことに労力を使って、疲弊するのが一番勿体ないと思います。
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