確かにほんのり風は出てるけど、気温も低いので涼しくは感じず 戻る 次へ

妙高山は最高に楽しい。でもサバイバル。の写真

2021.09.19(日) 07:59

確かにほんのり風は出てるけど、気温も低いので涼しくは感じず

この写真を含む活動日記

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16.4 km

1917 m

妙高山は最高に楽しい。でもサバイバル。

妙高山・火打山 (新潟, 長野)

2021.09.19(日) 日帰り

新潟市自宅 2時40分出発  登山口 燕温泉 4時50分着 既に駐車場はかなり埋まってて車中泊されている方も多そう 日の出前なのに高揚感が漂う 前日まで台風で風と雨が強く、予報では晴れだったが出発時点では小雨交じり 妻の実家が高田なので、普段から立派な山容やなぁと見ていて県内で一番来たかった妙高山。 赤倉温泉の源泉まではカート道のようなコンクリート道で歩きやすい。 そこから九十九折で急坂を登っていく。 胸突八丁手前で、何だか今日は体が重いなぁと感じる。 先週のワクチンの影響なのか、昨日の2時間のバドミントンか(これは多分違う) 8合目風穴まで来たら野尻湖や遠く長野市街地もはっきり見える。 台風一過だからか空気が澄んでて視界が良い。 名物鎖場へ。 ほぼ垂直だけど足場もしっかりしてて登りやすい。 大迫力。 9合目付近で写真撮ってた男性に見えている山の名前を伺う。 「あれが富士山(!)・あれが御嶽、あれが槍」 槍ヶ岳も登られた事とがあるそう。 槍登るの大変じゃ無いですか?と尋ねると 「妙高山登れたら登れますよ。大変なのは最後のへんくらいかな」と。 めちゃくちゃテンション上がる。来年でも是非登ってみたい! 大岩付近で岩の上で登って写真を撮ってる若者3人組をいいな・・と思いながら見つめてたら撮ってくれた。 良い人や~ありがとうございます思い出が出来ました。 山頂の北峰・南峰は2,30人程の人でごった返す。 壮年の方たちのツアーで登られてきた様子。 南峰ではぬいぐるみを置いて写真撮って貰っている女性がいた。 YAMAPで見たことある!とここでもテンション上がる。 さあここからどうしようと考え、時間もあるし火打山へピストン出来るかもと挑戦。 あかんかったら回り込んで帰ろうと決める。 ここで火打山方面へ下るが、登って来る人多数。 しかも全く視界も悪いゴロゴロ岩の濡れた急登。 風景も無いのにみんなこんなしんどい思いしてたいへんやなと感じる。 黒沢池ヒュッテへ。 この付近は池糖がある高原の景色で火山の妙高とは感じが全然違うのが面白い。 100名山バッチ買おうと値段聞くと1000円もした。 いつも500円なのにここは倍か・・・裏にヒュッテの名前入りは特別感ある。 ここでザックをデポして妙高か火打行く方が多いのか広場はカラフルなザックだらけ。 ってことは笹ヶ峰から登る方が多いのだろう。 20分くらい火打山方面へ登り茶臼山で12時過ぎ。 標準タイムはここから1時間15分なので冷静に考えてピストンは難しいと判断して引き返す。 大倉山の北側を通るルートをYAMAPで確認し、進む。 斜度もなくて熊笹もしっかり刈られてるけど茎が尖って20センチくらい出てて、堅くて躓いて歩きづらい。 しかも笹がまんべんなく敷き詰められて滑る滑る。 疲れもあるけど6回尻餅をついて転ける。 誰とも会わないし急にこの道で合ってるのか不安が増す。 すると大倉山3分の2位のとこで向かうから登ってきたソロのご婦人と会ってホッとする。 昨日強風の中、笹ヶ峰から登ってヒュッテで一泊され今日妙高山へ登ってきたそう。 ドロドロの大倉乗越をもう1度通のが嫌で一度長助池に降りて大倉山を登ってきたとのこと。 金沢から来られたらしい。 元気な方でバイタリティに驚く。 今日も一泊して明日火打山へ登れたら登るんよと。 僕より高齢なのにこんな厳しい山道を一人で登られてくるなんて尊敬しかない。 この方とのやりとりがこの山での一番良い思い出になりました。 別れ際この先下りも笹道で滑りやすいと教わる。 しばらくして川に出る。 温泉成分なので岩もめちゃ滑る。 YAMAPでは途中まで川を下っている様に出ているので、ズンズン川を乗り越え進んで惣滝まで来て、途中で間違っているのに気づく。 ソーラーのポジションライトが岩の上に置いてくれてたのでそれを目印に進んだのに全然道が分からない。 さすがに惣滝越えは死を感じるので間違いだろう。 元来た合流地点まで戻ると、カラフルな軽装の5,6人の沢下りメインの方と会った。 すみません、道が分からなくてどう行ったら良いんでしょうと尋ねると「今から登られるんですか?この道を上がるんです」と勘違いされて行ってしまった。 道を尋ねるって難しい。 2人組の大人しそうな男性二人組にも尋ねると僕もこのルート初めてなんですと言われる。 この時点で16時半。 川って冷えてくるし日が暮れたらどうしようとめちゃ焦る。 男性にピンクのテープを注意深く探すよう言われるもそもそも僕は色弱だ(笑) ピンクも白テープに見える、どないすんねん。 普段使わない頭をフル回転し、道を探すとようやく右の岸壁にいくつか連続してテープがあるのを見つける。 わかるかっちゅーねん。 YAMAP履歴の惣滝付近で行ったり来たりしてるのはその影響です・・・。 程なくして燕温泉へ。 12時間弱。 僕にとっては結構サバイバルだった。 総括すると妙高山は最高に面白い。 鎖場・景色・沢下り・・・すべての要素があって魅力にあふれてました。