飯豊連峰北股岳 丸森〜梶川周回ルート

2021.09.19(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 17
休憩時間
1 時間 7
距離
17.1 km
のぼり / くだり
2031 / 2024 m
2 47
33
5
23
9
37
34
12
34
1 29
1 13

活動詳細

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先週長倉尾根を歩き通したことで、これまで空想はしても自信がなく諦めていた、色々なロングルートを歩いてみたいという欲が湧いてきました。まず今週は、飯豊連峰。稜線歩きが素晴らしいことは分かっていますが、なにぶん行程が長いため宿泊必須と思い、準備と日程と天気を合わすのが難しく、足が遠のいていました。しかし、北側の丸森、梶川尾根を使えば、日帰りで周回しつつ長めの稜線歩きができます。急登が不安でこれまで躊躇してきましたが、今回思い切って挑戦しました。 駐車場に到着すると、予想以上に多い車に迎えられます。準備している方々にお話を聞くと、皆さん泊まりとのこと。湧き上がる不安を振り切り、丸森尾根から出発です。 知ってはいましたが、傾斜がエグいです。神室ほど酷くはないものの、これで岩手山並みの標高差を登るのは、絶望を感じます。泊まり装備だと、どれだけ大変なことやら。無心で足を進め丸森峰まで到着すると視界が開け、一面に雄大な稜線が広がります。込み上げる歓喜で元気を取り戻し、写真を撮りまくりながらまずは地紙北峰に到着。稜線歩きのスタートです。 飯豊について語る人の多くが口にするのが、稜線までは地獄で稜線からは天国ということ。余りにスケールの大きい広々とした稜線は、どこまでも歩いて行きたくなる天国の光景でした。急登で痛めつけられ震える足で、それでも踏みしめて歩き続け、なんとか十二時前に北股岳に到着。紅葉が始まった連峰は、透き通る青空を背景に鮮やかに輝き、絶景を体現していました。 帰路は梶川尾根を進みますが、こちらも丸森尾根と同じようにとんでもない急傾斜です。急傾斜は、登りはキツいくらいで済むのですが、降りでは洒落にならないくらい危険です。慎重にじっくりと進んでいたものの、三回くらい足を滑らせ転倒しました。幸いにも受身(腰を引きザックから地面に落ちる)がうまく行き、かすり傷くらいで済んだのは本当に悪運が強かったと思います。 久々の飯豊連峰は、改めて、雄大でスケールの大きい美しい山だと実感しました。本当に疲れましたが、何度でも行きたくなる魅力があります。今度は泊まり装備でじっくり楽しみに来ます。 憧れのロングルートシリーズ、次はどこにしようかな。いずれ、体力と要相談です。

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