活動データ
タイム
07:18
距離
11.3km
のぼり
1160m
くだり
1163m
活動詳細
すべて見る私にとっては今年最後の連休!お盆休みを大雨で完全に棒に振ったので、少しくらいは遠出したいなと考えていました。 前回のレポで、連休は恵那山か白山に行ければ、と書いたんですが…恵那山を調べてみると、8月の大雨の影響でかなりの箇所で通行止めの規制がかかっていました。車のアプローチも登山道もです。 山頂まで行けるルートもあるようですが、予定していたルートが通行止めだったのと、行ってから通行止めで右往左往するのもイヤだったので、恵那山は一旦保留。 白山は…よく考えたらめっちゃ混みますよねー。すし詰めのバスに乗るのもイヤだし、時間を気にしながら歩くのも性に合わないので、白山も一旦保留で(^_^;) じゃあどーするか? そうだ!白山を眺める山に行こう!…ということで、加賀大日山に行くことにしました(^^) この山は石川県と福井県の県境の山で…なるほど両白山地の山なんですね。そりゃ白山が近いわけだ。 以前にユーザーさんのレポでこの大日山を知って、雄大な展望が素晴らしくて、行きたい山リストに入れていたんです。 日曜日は天気も良さそう。自宅から大日山までは距離およそ250km、時間にしておよそ4時間。これなら夜走りできそうです。夜走りして山に登って、その日は少しゆっくりして、車中泊で仮眠をとってから翌日帰阪することにします。 それでは大日山に向けて出発!(^-^)/ 2時に自宅を出発。京滋バイパス〜名神〜北陸と高速道路を乗り継いで、福井北ICで高速を降りる。R364を走って、途中で山中温泉に向かう。九谷ダムの横を通過して、最後は林道5.5km。この林道が大変!(>_<) とにかく道幅が狭い!その上両側から生い茂った草が道まで押し寄せて来ている。もうずっと両側草を擦りながら走らなければならない。誰もいないのに草に反応して衝突回避アラームが鳴りっぱなし(^_^;)もし前から車が来たら完全にアウトです!イブキくんのサイズでもこうだから、少し大きい車だったら難儀すること間違いなしです。 なんやかんやで予定通り5:55に駐車地に到着。2番手です。駐車スペースはかなり狭い。キチッと並べても4台が精一杯。実はこの先林道は続いていて、登山口近くにも駐車スペースはあるのですが、林道は未舗装だし、さらに狭いし、轍も深い…行けないこともないですけど、イブキくんが可哀想なので、今日は手前の駐車スペースに止めることにします。 空は曇天。涼しいですけど、湿気が多いかな?天気は良くなる予報ですけど…まさかの雨すら降りそうな雰囲気。 準備を済ませて6:20に出発。ここから登山口までは20分の林道歩き。林道沿いは花が多い。とにかくツリフネソウとミゾソバが多いです。 登山口手前の駐車地が見えてきました。車が1台いますね。よくここまで来たな(^_^;) ほどなく徳助新道と池洞新道の分岐に到着です。今日は上り徳助新道、下り池洞新道の予定なので、分岐を左に進みます。 いきなりロープのついた急坂上り!昨日の台風の影響か、地面はウエットでとても滑りやすい。慎重に登って行きます。 登山口から徳助ノ頭まではずっと上りっぱなしです。少々キツめの上りもありますが、滑りやすいことを除けば整備も行き届いているし、それほど難しい斜面はありません。ただ徳助ノ頭までおよそ2時間、ずっと上り続けなければならないので、この序盤の上りが一番大変なところかもしれません。 天気は良くなるはずなんですが…一向に良くならないですね(ー ー;)本格的にガスってきましたが、ガスのブナ林は神秘的で美しいです。尾根歩きなので木々の間から景色も見えるんでしょうけど今日は真っ白けです。 稜線が開けると徳助ノ頭はもうすぐです。 出発してからおよそ2時間、登山口からおよそ1時間40分、予定より少し早く徳助ノ頭に到着です*\(^o^)/* 展望の良さそうなピークですが…あー、何にも見えないですね…残念です。先へと進みましょう。 ここから先、厳しいアップダウンはもうほとんどありません。開けた気持ちのいい稜線歩きが続きます。…と言っても、今日は展望ゼロですが… 徳助ノ頭からおよそ40分、小大日山に到着です*\(^o^)/* 三等三角点を越えてから少し先のピークが山頂です。 ここも晴れていたら展望が良さそうなんですが…やっぱりガスで何も見えません(ー ー;) 出発してからかれこれ2時間40分ほど歩いてますが…何でしょう、すごく集中してるし体調もいいし、歩いていて楽しいです(^^) 小大日山で立ったまま少しだけ休憩。それではいよいよ大日山を目指します! この先も基本は稜線歩き。時折滑りやすい急坂もありますが、距離も短いし問題ありません。 稜線はアキノキリンソウが多いですね。それから初めてモミジハグマに出会いました!(^^)思いがけない花に出会うと嬉しいものです。満足です☆ ここまで少し薄日が差したり、暗くなったりを繰り返していたんですが、いよいよ山頂目前というところで、ガスも消えて、白い雲は多いもののなんと青空が広がり始めましたー!*\(^o^)/*天気予報より2時間ほど遅めの晴れ間です!ヤッタァー! 出発してからおよそ3時間50分、登山口からおよそ3時間30分、10:10加賀大日山に到着です!*\(^o^)/* 小ぢんまりとした開けた広場、山頂標示と山名標示板と…真正面に白雲を纏った霊峰白山! 素直な感想は…あー、ヨカッタ!頑張って歩いて来てヨカッタ(^^) 白山、素晴らしい山容ですね。それにすごく近い!荒島岳から見たのとどっちが近いかな?同じくらいか、ちょっと大日山からの方が近いかな? 山頂独り占めでゆっくり食事…と思っていたら、なんだか続々と人が上がって来ちゃって…賑やかになっちゃいましたね(^_^;) 山頂のリンドウが凄いことになっています。広場を紫色に染めるほどのたくさんのリンドウ。大半が開いてなかったのですが、これが満開になったらとんでもないでしょーね!もう秋やなー! たっぷりと休憩をして11:30、下山開始です。 ほどなく越前甲と加賀甲の分岐があります。下山は池洞新道なので加賀甲方面へ、分岐を右に進みます。 一旦沢まで下ってから、加賀甲まで登り返し。 見上げる先に加賀甲が見える。げっ!?結構登り返すなー!キツい急坂を一気に登り返す。 ササを綺麗に刈って整備していただいてるんですが、刈られたササの葉がめちゃくちゃ滑って登りづらい!(>_<) 大日山からおよそ35分で大日小屋に到着。加賀甲山頂はほんの少し先のピークです。 この辺りからは勝山市や大野市の市街地を見下ろすことができます。残念ながら荒島岳や能郷白山は雲がかかって見えませんでした。 この先は登山口までひたすら下り続けることになります。もう上りはありません。 展望もほとんどなく変化も少ないですが、明るい美しい森の中を歩くのは気持ちのいいものです。 大日山からおよそ1時間45分、加賀甲からおよそ1時間10分で、池洞新道登山口に到着です*\(^o^)/* ここからは林道歩き。 徳助新道登山口までおよそ10分、さらに15分で無事駐車地に戻って来ました来ました(^^) さあ、大日山ですが…天候はベストではなかったですが、それでも充分に楽しめるいい山でした。今回のルートはちょうど身の丈に合っていたのか、それとも山との相性か、本当に集中できたしとっても好きな山が一つ増えた気分です。 また訪れる機会があったら、今度は稜線からの景色もたっぷり味わいたいですね。 加賀大日山、とってもステキな山でした!車でのアプローチの林道の大変さを除けば…(^_^;) 連休でーす!明日中に帰ればいいから、今回は下山後もゆっくりします。 まずは九谷ダム見学。大きなダムですねー。それにダム湖と山と青空と白い雲が美しすぎて!ただこのダム湖の下に多くの集落が沈んでいることを忘れてはいけませんね。 そして久しぶりの温泉! 初めての石川県だったので山中温泉に行きたかったんですが、ネットで調べると「石川県コロナ感染拡大中につき県外からのお客様はご遠慮ください」とあったので、それはもう仕方のないことですから、あきらめて福井市内に向かいます。 全国展開の大型入浴施設なら大丈夫だろうということで、極楽湯福井店を訪れる。高濃度炭酸泉で山歩きの疲れを癒す。はぁ、天国、天国…(^^) そしてラーメン!中華そば一力さんへ。元々敦賀で有名なラーメン屋さんの福井店です。 チャーシュー麺大盛りをオーダー。着丼。衝撃のビジュアル!丼一杯に見えるのはチャーシューだけ!どんだけチャーシュー入れとんねん!嬉しいやないか!(^_^;) 数え切れないほどのチャーシューの下には、これまた大量のメンマと、そこそこの量のネギと、少量の紅しょうがありました。 スープは豚骨と鶏ガラ。とっても美味しいし、なぜか懐かしい。最近はなんとか油とか、なんとか唐辛子とか、こねくり回したようなラーメンが多いですが、このスープは素材そのものの美味しさですね。 どこかで食べたような気もするが、どことも違う味…この懐かしさは何だろう?…と思いながら考えていると、店内にこう書いてあった。 「昭和33年に敦賀駅前の屋台に始まり…」…そっかぁ!屋台かぁ!この美味しさ、懐かしさは屋台のラーメンの素朴さですねー! 納得!ごちそーさまでした(^^) 北陸道、杉津PAで車中泊にします。 今後の遠征での安眠のために揃えた車中泊セット。今回は試験運用です。 全ての窓を遮蔽するプライバシー確保セットと、車中泊用仮設ベッド!快適やん!バッチリです(^^) たっぷり8時間寝て、スッキリお目覚め☆ 安全運転で無事帰宅。今年最後の連休を有意義に過ごすことができました(^-^) いよいよ秋の登山適期!もうなかなか遠出することはできませんが、まだまだ近郊でも登りたい山はたくさんあります。 今年も秋の山をたっぷりと味わいたいですね☆
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。