今度の3連休。 どうやら、初日の天気が思わしくない。 台風が来るとか、来ないとか。 でも、「行こうかな」と思って計画を立ててた青森県は、ダイジョブみたい。 そんなわけで、八甲田山へ向かう。
4時頃に家を出て、約7時間で酸ヶ湯(すかゆ、と読むのよ)温泉の大駐車場に到着。 家を出たときは雨、福島県に入っても雨、宮城県では大雨、岩手県で少し弱まって、青森県でインターを降りると地面の乾いてるところも。 ラッキー。 でも、山道を登ってくると、雨がポツリポツリ、そして、次第に強く。 ほら、土曜なのに、駐車場はガラガラ。
酸ヶ湯インフォメーションセンターの軒下で、雨支度。 ザックにカバーを掛けまして。 雨具は…。 うーん、どうしよう。 圧倒的な汗かきのわたしは、少しくらいの雨なら、雨具を着て汗びっしょりになるより、着ない方がまだまし。 とりあえず様子見で、傘でスタート。
多分、あっちが八甲田山方面だと思うけど、真っ白。
ここが登山口ね。 傘が見切れてるよー。
このマップ。 よく見ると、八甲田山へのルートじゃないね。 ほら、見切れてるって。
鳥居がこんなに傾くことってある?
階段スタートタイプ。
ふわふわ。 でも、グジュグジュ。
火山だしねぇ。
枯れ地。 焼けたのか? 被酸したのか?
この辺から、プーンと温泉卵の臭いが(それはもはや、温泉の臭いだろう)。
半分過ぎたよ。 楽勝かも。
謂わば、岩場。
八甲田火山、まだ生きてるってよ。 足元注意!
昇りきると、雰囲気変わります。
さっき、「ラッキー」とか思ったけど、眺望は望めそうにないね。
湿原。 めっちゃ、秋色。 右に行くと、仙人岱ヒュッテだよと。 見たい見たい。
ここ。
なかなかきれい。
こっちにも寝床が。
ドアが開いてたよ。 戸締りも忘れずに。
「ルートに復帰しました」 あれが、その、水場かな。
踏み荒らされて消失する、って。 なんか、ザックを背負った男や女が、そこら中を右往左往してる絵が目に浮かぶ(外国のポンチ絵風の)。
辰五郎清水。 酸ヶ湯温泉にもあるよね。 「辰五郎」さんについては、各自、ネットで調べること。
今日はもはや雨水。 このパイプの形状だと、「水たまりの水を飲む」ってことになるよね?
英語圏の人には、「後の人が迷惑する」って理解できないのかな? それとも、訳すの飽きちゃった?
では、大岳へ。
趣。 この水棲植物は、これで満足なのか?
ふりかえってみました。 ごめん、何も見えません。 ただ、最後のスペル間違いが気になって。
もう少し、っぽい。 下りてくる、ご夫婦(?)とすれ違い。
突然の沼。 鏡沼と言うらしいが、「ザ・ミラー・ポンド」という意訳でいいの?
着いたかな?
着いた。 八甲田大岳山頂。 何も見えん。 当然、誰もいない。 そして、寒い。 そして、風が強い(傘はザックのヒモに結んでる)。
引きの写真も撮っておく。 さっさと、下りよう。
30分ほど下りる。 右に行くと、井戸岳、赤倉岳。 でも、濡れそぼっているわたしは、行く気が失せる。
大岳鞍部避難小屋。 雰囲気あるね。
おじゃまします。 ここは、入って左手にある、土間、みたいなところ。
一階。 ここに寝かせてもらいます。
窓からの景色。 雨やまず。
押入れ(?)にあった、蔵書。 「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」トマス・J・スタンリー著。
二階はこう。
三階はこう。 奥に、積雪時の出入り口。
手前と奥の二重扉。
開けた瞬間、ベンチの間を、キツネが右から左に駆け抜けていった。
小屋の裏手にドラム缶。
用途は不明。
天気がよければね。
あらためて。
来週の大会の下見かな? 具合が悪くならなくてよかった。 ちかこやあんなは、用事があったのかな?
「虫さされ、かゆい」。 秋季大会の結果は、どうだったの? 10年前の女子高校生。 今ではOLさんかな? ※ペンが無かったので、「思い出帳」にコメントを残せなかった。残念。
いつの間にか、雨も止んで。 月が出てる。 山の中に、わたしひとり。 なんとこの小屋、docomoが入る。 暗闇の中、スマホの画面に映るDAZNの徳島戦を見つめる。 いいね、マルシーニョ(ノボリが「マルちゃん」って声掛けしてた😀)。 タツルさんかタッピーか分からないけど、ホント、いい助っ人を連れてくるね。
寝酒にスコッチを少し。 つまみはナッツ。
あれは、弘前の街の灯かな。 おやすみなさい。
おはよう。 朝は、パンで。
しらじら。
きれい。 あれは、井戸か?赤倉か?
お世話になりました。
大岳もくっきり。
下山します。
水を含んだ笹の葉で、袖が濡れるよ。
あそこが山頂駅、多分。
で、雲の上に尖っているのが、これから行く岩木山かな。
右が大岳だよね。
超~長い階段。
人間、この程度の段差でも滑るよ。 うん。
気が早いね。
見えてきた、酸ヶ湯温泉。
戻りました。
この絵では、山が10個あるのだが…。
酸ヶ湯温泉の奥に大岳。 ねらってる?
天気がいいと、この台数。 今日は暑そうだよ。 みなさん、水分をしっかり摂りましょうね。
さあ、着替えたら、岩木山に向かいましょう。
この活動日記で通ったコース
八甲田山 八甲田大岳〜毛無岱 周回コース
- 04:28
- 8.6 km
- 733 m
- コース定数 18
酸ヶ湯温泉上部駐車場の東端に鳥居がある。ここが登山口だ。序盤はブナ林が続くゆるい坂を登っていく。次第に樹林が途切れ、南八甲田の山並みが見えてくる。細くなっていく沢沿いを登ってくと、仙人岱湿原につく。湿原の木道を進み、中央まで行くと、八甲田清水が湧き出ている。小岳分岐を右手に見送ると、湿原のお花畑が広がっている。7月下旬に花が咲くウサギギクの群落や、3〜4年に一度開花するコバイケイソウが見事である。再び樹林に入るが、すぐに抜けて森林限界に出る。火山礫の急登をすぎ、階段道を登ると八甲田大岳山頂だ。東には噴火口が広がっている。大岳からの下山は、これまで来た道を戻らずに北へと抜け、毛無岱と呼ばれる湿原を散策していこう。いたるところに木道が整備された広い湿原だ。最後は、再びブナ林を歩いて酸ヶ湯温泉に戻ってくる。