ジャンダルムを越えて。。。穂高連峰縦走2泊3日

登山を始めてずいぶんと経つ。。。 私もだんだんと歳をとってくるのを感じるようになってきました。 若い時分には、岩稜のピークを取ることに喜びを感じていましたが、その時分には子供たちも小さく、何かがあったらと。。。危ないとされる破線ルートの岩稜帯はじつは避けてきました。 子供たちも大きくなり、私の登山の経験も積み上がり体力もまだ十分自信があるうちに、そうだ、今季中に穂高連峰縦走を縦走しよう、ジャンダルムを越えてみたい！そんな気持ちが膨らんできました。少し前に岩稜帯の偵察として西穂の先も見てきました。あとは、いつ行くか？ 初めてのジャンダルム越えなので、極力、荷物を軽量化するために、そして無理な行程を避けるために、西穂山荘(前泊)、穂高岳山荘(後泊)としたいと考えるも、連続で予約を入れるのがなかなか難しかった(予約が取れない)。 ようやく予約が取れてもいざ、天気が悪い。初めてのジャンダルム越えに無理は禁物。。。天気と小屋の予約の兼ね合いを見ながらずっといつ行けるか？検討をしていたところ。。。他の山行の予定もあったのですが、それが中止(ドタキャン)になったお陰もあり、神様の思し召しか！？天気、小屋の予約がすべてうまくはまり、ようやく実現することができました。 本当にいろいろなことに感謝です。 久しぶりのソロでの山小屋泊山行。。。いろいろな人との出会いなどあり、とても面白い山行となりました。お会いしてお話等頂いた皆さまに感謝を致します。ありがとうございました。 ・上高地から西穂山荘：ただの樹林帯 ・西穂山荘から西穂：危険はなし(早朝暗くても大丈夫)西穂までで怖いと感じるならこの縦走はやめて下さい。 ・西穂から間ノ岳：ザレがあり、垂直の鎖場ありで、西穂側からの最初の洗礼。。。 ・逆層スラブ：西穂側からの登りの方がいい。。。ちょいとビビる感じがいいです ・間天のコル：ザレてます ・天狗のコル：天狗から一気に下り到着しますけど。。。 ・ジャンダルム：普通です。マーキング通りに進めば西穂側からは楽勝。。。北穂側におりるのは、自分の技量に相談して下さい。ジャンダルムの長野側のトラバースも結構、危険な香りのする場所です。 ・ロバの耳：岐阜側に張り出したトラバース路。。。ちょいと危険な香りもありますが。。。ここまで来た人間はほぼ麻痺しているので怖いという気持ちも起こりません ・馬ノ背：奥穂側からの登山者はいきなりこれか！！ということで顔が引きつりますが西穂側から来た登山者はどってことないと感じるはずです。 ・奥穂から穂高岳山荘：ふつう ・涸沢岳から最低コル：垂直の鎖場。。。早朝暗い時だとビビります。セルフビレイの準備があれば安心かと、 ・最低コルから北穂：数回の小ピークと北側へのトラバース、南側へのトラバース。。。いろいろあるけど体力勝負。 ヤマレコの記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3516875.html