初秋の木曽駒ヶ岳・宝剣岳縦走

緊急事態宣言中はなるべく遠征登山は自粛をしていたのだけれど、心の中にヘドロが溜まりに溜まってこりゃいかんということで、ヘドロを落とすためにお手軽に美しい景色が楽しめる木曽駒ヶ岳へ。 月曜日だからすいているだろうとたかを括っていたので、始発バスが出発する直前の7時10分くらいに駐車場に着いたらすでに大行列。ただ、臨時便がバンバン出ていたので8時すぎくらいのバスには乗れた。 最初は木曽駒ヶ岳往復のみの予定だったが、宝剣岳を眺めていたら、推定70歳位のおじいさんおばあさんもヘルメットなしにどんどん登っているではないか。コースを見たらそこまで険しくなさそう。足場もしっかりしているし。 ということで宝剣岳へレッツらゴー。宝剣山荘から宝剣岳までは丈夫な鎖もあり難なくクリア。肩透かしを食いながらも宝剣からの景色を満喫し、来た道を戻ろうとしたら宝剣山頂で出会った方にバリエーションルートを教えてもらう。 コースを上から眺めると結構険しそうだけれど、その方曰く80歳くらいのおじいちゃんも行ったらしいし、その方もそのコースを行くということで、着いていくことに。 宝剣岳が危険と言われているのはなるほどこちらのコースなのですね。高度感もあるし鎖場ばかりだしなかなかのスリリングな宝剣岳からの下りをへっぴり腰でなんとか通過。怖かったけれど、危険なところにはちゃんと鎖もついているから安全なのかな。 そのあとロープウェイの駅までその方と一緒にお話しながら戻る。激混みの千畳敷カールと違って人も全くおらず超快適にサクサク下ることができました。 山の上は空は高く草紅葉が始まっていた。もう季節は秋なんだな。 おかげさまで心の中のヘドロはすっかり綺麗に。これでまた頑張れる。