活動データ
タイム
07:15
距離
8.9km
のぼり
917m
くだり
924m
活動詳細
すべて見る先達に連れられ八ヶ岳の西天狗岳、東天狗岳に登ってまいりました。八ヶ岳は長野県東部と山梨県北西部に南北約25kmに連なる山々の総称ですが、西天狗岳、東天狗岳は八ヶ岳全体のほぼ中央に位置しており、標高はそれぞれ2646m、2640mです。 今回は西側山麓の唐沢鉱泉を出発し、西尾根から登頂し、中山峠、黒百合ヒュッテ経由して唐沢鉱泉に戻る周回コースを歩いてまいりました。山道は整備されており、分岐点には山標も設置されています。また岩場には進行方向を示す矢印なども標示されており、よく注意すれば道に迷う心配はありません。ただ、東天狗岳から中山峠を経由して唐沢鉱泉までのコースは岩の上を歩くところが多く、大変滑りやすくなっているため細心の注意が必要です。また、一歩一歩足の動かし方が違ってくるため、距離の割には精神的、肉体的に消耗します。ストックをついて下山する方がいらっしゃいましたが、うかつに岩の隙間についてしまいますとストックが引っかかって抜けなくなったり勢いで折れてしまったりしますので、ない方が歩きやすいように思います。 展望については、第一展望台の少し手前まで来ると一気に視界が開けます。また山頂からは全周囲を眺め渡すことができ、目の前に同じ八ヶ岳の硫黄岳や赤岳、遠くに日本アルプスや埼玉、群馬、新潟などの山も眺めることができます。個人的には全コース中、第二展望台から鞍部に下り、西天狗岳山頂へ登り返す岩場が最も体力的にきつかったところですが、十分にそのきつい思いをするだけの価値ある眺めでございました。 今回の登山は登山口までの移動に片道3時間、登山7時間という日帰りの範囲を超えた(個人の感想です)行動で、コースタイムから予想したよりもきつい登山でしたが、先達に車を出していただいたので運転せずに済んだのはありがたいことでした。 参考 休憩施設、トイレ、売店等は唐沢鉱泉、黒百合ヒュッテの2箇所だけです。トイレの使用料は、唐沢鉱泉100円、黒百合ヒュッテ200円です。
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