夏の終わり、秋晴れの表越後三山縦走 2021-09-12

2021.09.12(日) 日帰り

活動データ

タイム

15:52

距離

29.6km

上り

3508m

下り

3524m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
15 時間 52
休憩時間
2 時間 4
距離
29.6 km
上り / 下り
3508 / 3524 m
41
33
2 40
34
30
34
57
44
2 4
43
19
11
12
5
1
10
1 5

活動詳細

すべて見る

今年の目標は残す所あとひとつ。 予定と天気が噛み合う日を今か今かと待ちわびていました。 そして遂にこの日、全ての条件が揃いました。 さあ行こう、表越後三山縦走へ。 ーーーーーーーーーー 時刻はam1時、下山予定地である八海山大倉口に車を停めてスタート。 気温は19℃と動きやすかった。 まずは登山口である一二平登山口まで林道をひたすら歩く。 町を抜け、真っ暗な林道を進み越後三山森林公園へ。 そこからは夜露のついた草をかき分けながら進み登山口へと到着した。 グシガハナまではよじ登るような急登がひたすらに続く。 重たいザックに体力を削られながらヘッデンの灯りだけを頼りに無心に登り続けていると、次第に空は明るくなり景色が見え始めてきた。 景色が見えると今いる場所が越後三山の中心だと実感することが出来た。 朝の綺麗な空を見ながら登っていくと、予定通り日の出の時間にグシガハナへと到着した。 越後駒ヶ岳からグシガハナへ寄った事はあったが、これでやっとグシガハナに登ったと言う事が出来る。 稜線上に出ると風も強くググッと気温も落ち込み、汗冷えした身体での体感温度はかなり低かった。 越後三山に渦巻いていた雲は、日が出ると同時に消えていき、そしてガスの中から太陽が顔を出した。 太陽が昇ると世界が変わる、冷えた身体は温められ、山々は輝き始めた。 この時間をいつまでも堪能していたいが、まだまだ先は長いため越後駒ヶ岳へ向け歩き出す。 分岐に着くと、ここでまた絶景に出会った。 田子倉湖と奥只見湖の上空に大雲海が広がっていた。 絶景を右手に眺めながら進んでいくと三山1座目の越後駒ヶ岳に到着した。 夜露で濡れた装備を整えながらしばらく景色を眺めていたが、風が強く気温は約11℃と更に下がっていたためレインウェアを羽織った。 準備を済ませたら次は中ノ岳へと向かって歩き出す。 歩き出すとすぐに暖かくなりレインウェアはすぐに脱いだ。 左は太陽で暖かく、右は吹き上げてくる風が涼しく快適だった。 中ノ岳への縦走路は、反対周りとはいえ裏三山縦走の時に通った道なのでペース配分がしやすかった。 朝のこの時間でもスライドするパーティーが多く、ほとんどの方が中ノ岳泊まりの縦走だったようだ。 天狗平からアップダウンを繰り返し、登り返すと避難小屋へと到着した。 荷物を置きここで大休止とした。 天気はまだまだ良く、見上げると曇りと晴れの境目がはっきり見れる綺麗な空だった。 しばらく休んだ後、スマホ片手に中ノ岳までピークハント。 これで三山2座目。 避難小屋に戻り荷物を背負うと、八海山へと向けて歩き出した。 そしてここから五竜岳までが今回の核心部の破線ルートとなる。 御月山へ向かって下っていくと早速ザレ場に足を取られる。 掴まれるものもないので浮き石に十分気をつけながら下りて行く。 足元も見えづらくルーファイの必要なところもある。 そうして下っていくと目の前に草原と御月山が現れた。 この辺りも草紅葉が始まっており綺麗だった。 水場を渡り、登り返すと御月山に到着。 御月山から見る中ノ岳はまた格別に格好よく見えた。 御月山を過ぎると鎖場が始まる。 進み始めてすぐにほぼ垂直の鎖が待っていた。 しかしこの先にもこれ以上に足場の乏しい鎖場や、更に鎖のない岩場も当たり前のように連なっていた。 この辺りからルーファイの必要はなくなってくる。 それもそのはず、両脇が切れ落ちてるため細尾根のその道を行くしかないからだ。 滑落に十分注意しながら安全優先に足を進めていく。 鎖や岩場、細尾根でないところも、平らに足を置けるところはほとんどなく薮を踏み抜いたら落ちてしまいそうなところばかりで、そういったところは必ず片手に何かを掴みながら進んだ。 目に見えて危ない所でない方が核心部分のように感じた。 そうして標高を下げ続け最低鞍部オカメノゾキへと至った。 ただでさえ険しい道を今度は五竜岳へと登り返すこととなる。 登りの方が滑落リスクは少ないとはいえ、依然として気の抜けない道が続く。 この先ももちろん岩場が続いたが、ここまで岩だらけだともう写真に撮る気もなくなっていた。 そうして遂に五竜岳へと辿り着いた。 一般登山道に合流したことでようやくひと安心することが出来た。 とは言えこの先八ツ峰を通過しなければならないためまだまだ気は抜けない。 その前に八海山最高峰の入道岳への登りも待っている。 一呼吸おいたところでまた歩き始める。 入道岳への登りもザレてはいるが、足だけで登れるため安心感がまるで違う。 そうして登っていくと三山3座目八海山入道岳へと到着した。 天気には最後まで恵まれ、振り返ると今日歩いたルートが一望できた。 達成感で心が湧き踊る。 またこの景色をのんびり見に来ようとそう決めた。 最後に待ち構えているのは難所の八ツ峰。 岩場はお腹いっぱいだったので迂回路を選択。 とは言えこっちも恐怖のへつり道、最後まで気を抜かずに通過して行った。 千本檜小屋まで来るともう危険箇所はないため、一般登山道を駆け下りて行った。 大倉口は初めて通ったが特に問題点はなく、西日が差し込んで輝くブナ林が綺麗だった。 下山後、振り返るとあれだけ晴れていたのに八海山は雲の中へと消えていた。 まるで無事に下山するまで待ってくれていたかのように感じた。 ーーーーーーーーーー 今年の目標は無事に達成出来ました。 サブ目標のグシガハナでの日の出、中-八の破線ルートの踏破、明るいうちに下山をクリアで満点です。 歩き繋いだ後に見る越後三山の景色は、また以前とは違った景色に見えました。 本当に天気の良い日で、まさにこの日しかない晴れの日でした。 しかし残念ながら半年ちょっと使ってきた登山靴がダメになってしまいました。 八海山で卸した靴は八海山で幕を閉じました。

越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 大倉口よりスタート。
大倉口よりスタート。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 千之沢小屋。
千之沢小屋。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ここまでは車で来られる。
ここまでは車で来られる。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 そして林道へ。
そして林道へ。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 川底までかかっていたデブリもこんなに小さく。
川底までかかっていたデブリもこんなに小さく。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 一二平登山口。
一二平登山口。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 地図よりだいぶ手前に雪見の松。
地図よりだいぶ手前に雪見の松。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 グシガハナが見えてきた。
グシガハナが見えてきた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 雲のかかる八海山と夜景。
雲のかかる八海山と夜景。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山へと続く縦走路。
八海山へと続く縦走路。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳は雲をまとっていた。
中ノ岳は雲をまとっていた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ビーナスラインが出始めた。
越後駒ヶ岳。
ビーナスラインが出始めた。 越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山、左奥には巻機山の裏側。
八海山、左奥には巻機山の裏側。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 稜線の向こう側は日の出の時間。
中ノ岳への縦走路、奥には荒沢岳。
稜線の向こう側は日の出の時間。 中ノ岳への縦走路、奥には荒沢岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 グシガハナから越後駒ヶ岳。
グシガハナから越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 入道岳に日が当たり始める。
右下が歩いてきた水無川の林道。
入道岳に日が当たり始める。 右下が歩いてきた水無川の林道。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 荒沢岳。
荒沢岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山。
八海山。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 巻機山。
巻機山。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 朝日がガスを抜けた。
朝日がガスを抜けた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 荒沢岳と中ノ岳への縦走路。
荒沢岳と中ノ岳への縦走路。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳とグシガハナ。
中ノ岳とグシガハナ。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 分岐からの中ノ岳。
分岐からの中ノ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 稜線の向こうには大雲海が広がっていた。
稜線の向こうには大雲海が広がっていた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 三山一座目、越後駒ヶ岳山頂。
三山一座目、越後駒ヶ岳山頂。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂から中ノ岳八海山を望む。
山頂から中ノ岳八海山を望む。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳への稜線。
中ノ岳への稜線。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 飯豊も見えた。
飯豊も見えた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳と御月山。
中ノ岳と御月山。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳への最後の登り。
中ノ岳への最後の登り。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山と越後駒ヶ岳。
八海山と越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 荒沢岳から兎岳への稜線。
荒沢岳から兎岳への稜線。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 避難小屋が見えた。
草紅葉が始まっている。
避難小屋が見えた。 草紅葉が始まっている。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山と越後駒ヶ岳。
八海山と越後駒ヶ岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 坂戸山ちっちゃい。
妙高火打も見える。
坂戸山ちっちゃい。 妙高火打も見える。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 三山似座目、中ノ岳山頂。
三山似座目、中ノ岳山頂。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 小屋の方。
小屋の方。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 日向山方向。
日向山方向。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 丹後山への稜線。
丹後山への稜線。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳避難小屋。
中ノ岳避難小屋。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山へ向けて歩き出す。
八海山へ向けて歩き出す。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 このあたりの草紅葉はとても綺麗だった。
このあたりの草紅葉はとても綺麗だった。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 御月山へ向けどんどん標高を下げていくが、足元がザレていてなかなか大変。
御月山へ向けどんどん標高を下げていくが、足元がザレていてなかなか大変。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 でもその先には、
でもその先には、
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 綺麗な草原が広がっていた。
綺麗な草原が広がっていた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 渡渉あり。
渡渉あり。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 御月山山頂。
御月山山頂。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 中ノ岳カッコよすぎ。
中ノ岳カッコよすぎ。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 御月山直下の垂直鎖。
御月山直下の垂直鎖。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 この鎖はまだまだ核心には至らない。
この鎖はまだまだ核心には至らない。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 グシガハナの尾根、横から見ると急登なのがよく分かる。
グシガハナの尾根、横から見ると急登なのがよく分かる。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八海山への縦走路。まだまだ下る。
八海山への縦走路。まだまだ下る。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 鎖が長すぎる。
鎖が長すぎる。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 向かう先。
向かう先。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 振り返って。
振り返って。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 両側落ちた尾根がひたすら続く。
両側落ちた尾根がひたすら続く。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 最低鞍部のオカメノゾキ。
最低鞍部のオカメノゾキ。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 いくつもの鎖場を超えて。
いくつもの鎖場を超えて。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 残置された鎖。もちろん鎖のない岩場も数え切れないほど。
残置された鎖。もちろん鎖のない岩場も数え切れないほど。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 荒山を超えて。
荒山を超えて。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 振り返り。
振り返り。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 もう少し。
もう少し。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 五竜岳に到着。
無事一般道に合流して一安心。
五竜岳に到着。 無事一般道に合流して一安心。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 阿寺山。
阿寺山。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 冬にはここに特大クラックができていたのを思い出す。
冬にはここに特大クラックができていたのを思い出す。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 そして三山三座目の最後の、
そして三山三座目の最後の、
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 入道岳山頂。丸ヶ岳の標柱がちゃんと立ってる。
入道岳山頂。丸ヶ岳の標柱がちゃんと立ってる。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 今日通ってきた稜線を振り返る。
このまま余韻に浸っていたいが先を急ぐ。
今日通ってきた稜線を振り返る。 このまま余韻に浸っていたいが先を急ぐ。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八ツ峰。
八ツ峰。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 大日岳。
大日岳。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 には行かず迂回路へ。
には行かず迂回路へ。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八ツ峰よりも怖いへつり道。
八ツ峰よりも怖いへつり道。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 八ツ峰超えた方が速かったかも。
八ツ峰超えた方が速かったかも。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 千本檜小屋が見えた。
千本檜小屋が見えた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ここまでくればもう危険箇所はなし。
ここまでくればもう危険箇所はなし。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 一日中良い天気をありがとう。
一日中良い天気をありがとう。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 貸し切りの女人堂。
貸し切りの女人堂。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 最後にはまた太陽が顔を出してくれた。
最後にはまた太陽が顔を出してくれた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 長旅ももうすぐ終点。
長旅ももうすぐ終点。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 お疲れ山でした。
お疲れ山でした。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 下山後に八海山を見ると雲の中へ消えていた。
下山後に八海山を見ると雲の中へ消えていた。
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 去年の10月に八海山で卸した靴は、最後は八海山でお別れ。
冬の間は履いていないので約半年でサヨナラするとは思わなかった。
去年の10月に八海山で卸した靴は、最後は八海山でお別れ。 冬の間は履いていないので約半年でサヨナラするとは思わなかった。

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