活動データ
タイム
12:37
距離
37.5km
のぼり
3374m
くだり
3374m
活動詳細
すべて見る本日は唐松岳と白馬岳へ。 唐松岳と白馬岳を日帰りで周回するため、まだ日が昇る前に八方尾根スキー場の麓からスタートです。 暗闇の中のスキー場を兎平駅まで登るものの、兎平駅から黒菱平までは登山道が見つからず、朝露に濡れながらススキの群生をかき分け、本来の登山道に辿り着きました。 黒菱平からは既に多くの登山者が唐松岳へ向かっており、人気の高さがうかがえます。 唐松岳へ向かう登山道からは朝日に照らされた白馬岳をはじめ、杓子岳や鑓ヶ岳が真っ赤に輝いて見えました。 唐松岳から白馬岳へは、日本三大キレットの一つである不帰嶮を通ることから緊張を強いられる時間が続きます。 Ⅱ峰南峰までは難なく通過できましたが、すぐにⅡ峰北峰~Ⅰ峰間の核心部に到達します。 事前にネットで情報を調べていましたが、想像以上の難易度…。ほぼ垂直の岩壁を下るのは腰が引けましたが、無事降りることができました。 2,411mの不帰キレットからは天狗ノ頭までの登り返しと白馬岳までの稜線歩きが続きます。 稜線上は冷たい風が強く吹き、かなり体力を消耗し、ペースが落ちます。 岩陰に隠れながら、小休憩を繰り返し、鑓ヶ岳などを通過して白馬山荘までなんとかたどり着き、スカイプラザでカップラーメンをいただきました。 しばし休憩後、白馬岳に登頂し、大雪渓を通って猿倉荘まで下山です。 大雪渓は既にほとんど溶けてしまい、雪渓を歩いたのはわずか200mほど。 それ以外は崩れやすい斜面に設けられた登山道を滑りながら下山しました。 猿倉荘からは駐車場まで県道322号線をひたすら歩きます。 途中なんどもタクシーや路線バスに追い越され、猿倉荘でバスを待ってもよかったと、少し後悔もしましたが、森林浴を楽しめたし、二股橋から白馬の峰々を眺めることもできたので、これはこれでよかったです。 今回は終始薄曇りで風が強かったですが、唐松岳・白馬岳の頂上や稜線上では剱岳などの立山連峰のほか富山湾まで見渡すことができ、後立山連峰の雄大さに圧倒された1日でした。
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