秋の雲取山テント泊

2017.10.26(木) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 44
休憩時間
1 時間 7
距離
9.6 km
のぼり / くだり
1396 / 201 m
30
1 19
39
22
DAY 2
合計時間
6 時間 33
休憩時間
2 時間 15
距離
13.4 km
のぼり / くだり
507 / 1707 m
12
13
10
1 46
16
1 6
23

活動詳細

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2017年10月末、紅葉の始まった雲取山にテント泊してきました。今年の目標であった雲取山、どうせならばと初のテント泊も目論んでタイミングを見計らっていたハズなのですが、仕事が・・・雨が・・・台風が・・・などど見送り続けているうちに秋も深まってきてしまい、持っている寝袋のスペック的に耐えられるギリギリの気温になってしまいましたがようやく実行できることとなりました。台風一過の快晴の中、10月26、27日でテント泊のスタートです。 4時に起きて電車を乗り継ぎ、東京の東の端から西の端まで電車とバスで移動して9時半頃に鴨沢バス停到着です。前泊しないとコレより早いバスに乗れないのですが、もう少し早くスタートしたいですね。バス停で名物?の子猫たちに和みつつ装備を整え登山開始です。 生活道路の間を抜けて登山道に入り、同じバスできた他の登山者さんたちと一緒に登ります。小袖乗越駐車場につくと完全満車状態で道路に路駐している車まであります。さすが今年の山、この時点で人気さをうかがい知ることができます。 今年の山アピールの看板から本格的な登山道に入りますが、そこからはまたどんどん人が増えていきます。とくに午前中は下山してくる方も合わさって登山道のすれ違いが頻発しますので少々気を使います。こんなにすれ違いで挨拶する山は初めてです。 初めてのテント泊装備で荷の重さは15kgほどでしたが登るのけっこうキツく感じてしまい、七ツ石小屋に付いたら昼食を食べたあと三ツ矢サイダーを買ってしまいました。山での炭酸は別格ですね。 ※ちなみにこの時、20代前半の男性3人組がデイパックにスニーカーという出で立ちで現れ、小屋の管理人さんに雲取山山頂までのルートや時間を聞いていましたが管理人さんに「(時間的にも装備的にも)日帰り登山は無理なので雲取山は諦めて七ツ石山登ったら帰るように」と念を押されていまいた。しかしその後、4時頃に奥多摩小屋テント場にて雲取山から下山してくる3人を目撃することになるのですが・・・ 七ツ石小屋にてトイレ休憩と水を補給して再び登り始めます。このあたりから紅葉が始まり、地面も落葉が目立つようになります。前日の台風がなければと惜しい気がしましたが、この日が快晴だったのでトントンですね。標高を上げ続ければどんどん見晴らしも良くなり次第に見頃な紅葉も出てきます。この時は噂のダンシングツリー付近が見事に紅葉していました。 テント場についたときはまだ1張りしかテントがなく場所は選びたい放題でした。小屋の管理人さんに幕営料を支払い、設営してテント場の水場に水汲みに行き、荷物も整理すると時間は4時を回った程度。晩御飯には早いしやることもないのでしばしぼーっとします。時間の使い方が贅沢でテント泊っていいですね。夕日もだいぶ傾いたころ、夕飯の支度・・・その前に、小屋でビールを購入しおかずのウインナーを茹で焼きします。山の向こうに沈んでいく夕日と、変わりゆく空の色を眺めながら飲むお酒は贅沢そのものだと思います。次回は重くてもお酒も持ち込みたいですね。 昼過ぎには20℃近かったテント場も、日が沈むと一気に気温が下がり5℃程度になってしまいました。寒いのでさっさと晩御飯のパスタを茹でてテント内に引きこもります。レトルトのカルボナーラですが、ソースの湯煎に使ったお湯を再加熱せずそのまま豚汁に使ったらぬるま湯で味噌が溶けず失敗しましたね・・・良い教訓になりました。 アルコールも入り、お腹も満たしたのであとは寝るだけ・・・の前にトイレに行こうと外に出たら、みたこともないような満点の星空が広がっていました。感動して撮影しましたが、月がのぼってきて写り込んでしまうので月が沈む10時過ぎ頃にアラームをかけて仮眠し、テント場が寝静まった頃にゴソゴソと空を撮りました。ミニ三脚と寒さで失敗写真を量産しましたがなんとか撮影成功カットを確認し、翌日に備えて遅めの就寝をしました。 ちなみにこの時はテント場は気温は0℃程度でしたが寝袋にマット二枚重ねにあったか系下着とフリース、そしてユニクロの裏地付きあったかパンツに化繊の象足で暑すぎるくらいでした。防寒過剰でなかなか寝付けず、装備を減らして出入り口もメッシュにしてようやく眠れました。次は装備を削って軽量化したいですね。 遅めの4時起きし、コンポタとフリーズドライで朝食を済ませ真っ暗闇の中山頂へ向かいます。テント場で他に明かりの付いたテントはほぼ見当たらず、日の出に山頂に向かうのは1.2人だったでしょうか。装備も身軽なので足取りも軽く、少しずつ空が明るんできて夜明けの気配を感じながらあっという間に雲取山につきました。 避難小屋のあたりが十分いい景色で満足しかけたのですが、とりあえずちゃんとした山頂に向かうと20人ほとの人がすでにご来光スタンバイしていました。老若男女問わずでワイワイと賑やかです。9割が雲取山荘からの登山者さんのようでした。 6時ちょうどに日の出が訪れるとわあっという歓声とともに様々なシャッター音が聞こえます。(自分もそれに加担しましたが笑 秋らしい空の夜明けを迎え、段々と朝を迎える山はほんとうに美しく、しばらく眺めていました。 避難小屋の方に行くと富士山も素敵な色に染まっており、やはり避難小屋の方からの景色が気に入りました。 山頂からの日の出を堪能した後はテント場に戻るのですが、小雲取山までの道がすがすがしい上にいつでも右手に富士山が見えて最高の朝散歩でした。 また、下りは来るときとは別の富田新道経由でテント場に降りることにしました。ちょうど太陽の当たる斜面を通るので朝日に照らされた木々がたいへん美しかったです。 テント場に付いたら後はのんびり撤収作業をし、8時頃には出発しました。相変わらず天気がいいのでつい七つ石山にまた登ってしまいましたがかかとの靴ずれが痛み出して後悔しました笑 下りなのでさっさと降り、七つ石小屋で忘れていた 雲取山ピンバッジを購入です。そしてあとは紅葉ゾーンからまだまだ緑の葉が残る標高まで降り、あっというまに登山道、小袖乗換駐車場、鴨沢バス停へとたどり着きました。 ただ平日なので次のバスまでなんと2時間半もあり、ショックを受けましたがすぐそばのお店で昼食も取れたしバス停には他の登山者さんたくさんいておしゃべりしていたらあっというまにバスの時間になりました。 また東京の東の端っこへ行く長い旅路がはじまりますが、テント泊のザックを背負って総武線の退勤ラッシュに巻き込まれるのがこの山行の一番つらい点だったかかもしれないですね・・・ なにはともあれ初めてのテント泊、トラブルもなく無事完遂できてよかったです。実際やってみると想像してたよりずっと面白い経験ばかり。はやく次のテント泊の予定を組みたいなぁと思いました。

活動の装備

  • ナルゲン(nalgene)
    OTFボトル
  • ナルゲン(nalgene)
    フォールディングカンティーン 1.5L
  • コールマン(Coleman)
    パッカアウェイクッカーセット2000010530
  • キヤノン(Canon)
    単焦点レンズEF24mmF2.8ISUSMフルサイズ対応
  • キヤノン(Canon)
    デジタル一眼レフカメラEOS6DボディEOS6D
  • その他(Other)
    STRAPSHOTEV1(ストラップショットEV1)
  • トランギア(trangia)
    ミニトランギア
  • グレゴリー(GREGORY)
    パラゴン58
  • モンベル(mont-bell)
    ステラリッジ テント1 本体
  • サーマレスト(THERMAREST)
    Zライトソル
  • サーマレスト(THERMAREST)
    プロライトプラス
  • モンベル(mont-bell)
    ダウンハガー800

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