倉掛山・笠取林道・鈴庫山・・・柳沢ノ頭・ハンゼノ頭・絵図小屋山   そして板橋峠付近の電池パネルが目障り!

2021.09.07(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 11
休憩時間
1 時間 7
距離
20.4 km
のぼり / くだり
1339 / 1340 m
24
7
24
28
3
14
9
25
7
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1 42
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1 6
17
26

活動詳細

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多摩川水源の山として、50年前から気になっていた山域だが、目立たず交通不便なため後回しになってきた。コロナ禍で車で山へ行くようになってやっと実現した山行である。また、日帰りという制約があるので、当初は笠取山往復という構想もあったが、やはり距離が長くて帰りが日没になりそうだったので、分割することにした。前回、石保戸山から鳥小屋分岐、白沢峠までを歩いたので、今回は柳沢の頭から倉掛山経由白沢峠までを稜線通しに歩き、帰りは笠取林道を辿って、時間に余裕があれば鈴庫山に寄ることとした。この区間の笠取林道は、もうすっかり自然の中に帰ったようで、普通の山道になっている。そして、昔のガイドブックには伐採地云々と書かれていた所もすっかり樹木が成長し、豊かな水源涵養林となっている。倉掛山を巻いていく道は、谷筋に入る毎に苔むした石に覆われた下から清冽な水が豊かに流れ出ていた。稜線から標高差50~100mでこれだけの水量が湧き出ているのはすごいことだと感じた。 ●三窪高原とあるけど、つつじの季節はそれなりに高原の雰囲気があるのかもしれないが、それ以外は広い尾根が続いているだけの印象。それでも雰囲気は悪くない。 ●板橋峠には30年くらい前にバイクできたことがあるけど、当時は変わった人物が住んでいると言われ、訳の分からない施設があって(モトクロバイクの練習場みたいな感じだった。)水源林の裏側がそんなことになっていることに強烈な違和感を感じたが、今は太陽発電のパネルが一面に広がり、これまた違和感を感じた。時代の要請とはいえ、何もこんな山の上に作ることはない。自然破壊の極みだし、山崩れが起きないか、水源涵養機能が衰えないか心配になる。ここまで車道を整備してしまったからこんなものができるんじゃないかな。今は舗装されているけど、昔は砂利道だった。そして、峠から笠取への道も今のような厳重な柵はなく、オフロードのバイクや四駆車が入り込んでいたようで、地肌が露出し、轍もはっきりついていた。小生も少し走ってみたけど技術的に未熟だったので、すぐに引き返した。今の草木に埋もれた様子が、隔世の感を感じる。 ●倉掛山山頂は、勢いで歩いていて通り過ぎてしまった。笠取山への指導標のある所から逆方向に少し行った所が三角点のある山頂らしい。 ●笠取林道(昔は斉木〔開設者らしい〕林道とも言っていた)は、平坦だけれど尾根や谷を回り込むので距離が長くなる。また、単調でピッチもあがらない。結局尾根を歩き通した方が早かった。(コースタイム参照) ●笠取林道入口には、「熊が出没するので、人も立入禁止」とか書いてあったけど、上の方には何とも書いてなかった。要するに部外者を立ち入らせたくないんだろうけど、電池パネルの設置業者はこの道を使って出入りしている。なんか釈然としない。 ★コースタイム:柳沢峠7:00→柳沢の頭7:26→ハンゼの頭7:40→板橋峠8:21/8:31→絵図小屋山9:20→倉掛山9:35→白沢峠10:10/10:39→板橋峠12:37/12:45→1675mピーク13:08/13:26→鈴庫山分岐13:34→鈴庫山14:08/14:17→林道への分岐点14:41→林道入口15:03→柳沢峠15:07

和名倉山・笠取山・東仙波 峠駐車場からの登山口。この先すぐ車道に出て、少しその先でまたショートカットする同じような階段の道がある。
峠駐車場からの登山口。この先すぐ車道に出て、少しその先でまたショートカットする同じような階段の道がある。
和名倉山・笠取山・東仙波 林道から分かれる分岐点
林道から分かれる分岐点
和名倉山・笠取山・東仙波 こんな道が続く
こんな道が続く
和名倉山・笠取山・東仙波 柳沢の頭はここから右へすぐ
柳沢の頭はここから右へすぐ
和名倉山・笠取山・東仙波 柳沢の頭
柳沢の頭
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根道
尾根道
和名倉山・笠取山・東仙波 鈴庫山分岐点。この反対側10数m先に笠取林道へ通じる歩道が分岐している。
鈴庫山分岐点。この反対側10数m先に笠取林道へ通じる歩道が分岐している。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取林道へ通じる歩道の分岐点
笠取林道へ通じる歩道の分岐点
和名倉山・笠取山・東仙波 ハンゼの頭からの展望
ハンゼの頭からの展望
和名倉山・笠取山・東仙波 ハンゼの頭
ハンゼの頭
和名倉山・笠取山・東仙波 白峰三山
白峰三山
和名倉山・笠取山・東仙波 荒川、赤石、聖…上河内
荒川、赤石、聖…上河内
和名倉山・笠取山・東仙波 甲斐駒、仙丈
甲斐駒、仙丈
和名倉山・笠取山・東仙波 南ア全景
南ア全景
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根道 高原の雰囲気?
尾根道 高原の雰囲気?
和名倉山・笠取山・東仙波 無線局への分岐
無線局への分岐
和名倉山・笠取山・東仙波 無線局へ通じる車道
無線局へ通じる車道
和名倉山・笠取山・東仙波 無線局からの下り。すぐ下で先ほどの道と合流する。
無線局からの下り。すぐ下で先ほどの道と合流する。
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根道
尾根道
和名倉山・笠取山・東仙波 草原風
草原風
和名倉山・笠取山・東仙波 高原のような雰囲気?
高原のような雰囲気?
和名倉山・笠取山・東仙波 防火帯かな
防火帯かな
和名倉山・笠取山・東仙波 藤谷の頭(1680m)地図にある三角点よりも北の高い所。
藤谷の頭(1680m)地図にある三角点よりも北の高い所。
和名倉山・笠取山・東仙波 電池パネルと車道が見えてきた。
電池パネルと車道が見えてきた。
和名倉山・笠取山・東仙波 板橋峠。自転車・バイクの侵入を防ぐためか、カニ歩きで通るのがやっとの幅しか空いていない。
板橋峠。自転車・バイクの侵入を防ぐためか、カニ歩きで通るのがやっとの幅しか空いていない。
和名倉山・笠取山・東仙波 車道のなれの果て。昔は、両岸地肌むき出して轍の跡もはっきりしていたのだけど・・・
車道のなれの果て。昔は、両岸地肌むき出して轍の跡もはっきりしていたのだけど・・・
和名倉山・笠取山・東仙波 昔、変な施設の建物があった所。
昔、変な施設の建物があった所。
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根道と林道との分岐点
尾根道と林道との分岐点
和名倉山・笠取山・東仙波 標高点は東へ17mと書いてあるけど・・・
標高点は東へ17mと書いてあるけど・・・
和名倉山・笠取山・東仙波 要するにこういうこと
要するにこういうこと
和名倉山・笠取山・東仙波 防火帯ですね。人為的に段差が作られているみたいです。
防火帯ですね。人為的に段差が作られているみたいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 ちょっと急な登りが待っています。
ちょっと急な登りが待っています。
和名倉山・笠取山・東仙波 絵図小屋山
絵図小屋山
和名倉山・笠取山・東仙波 正面が倉掛山かな
正面が倉掛山かな
和名倉山・笠取山・東仙波 倉掛山への登り
倉掛山への登り
和名倉山・笠取山・東仙波 ここで標識に導かれて笠取方面へ進んでしまったら、山頂をパスしてしまった。写真奥の樹林帯あたりに山頂三角点があるらしい。
ここで標識に導かれて笠取方面へ進んでしまったら、山頂をパスしてしまった。写真奥の樹林帯あたりに山頂三角点があるらしい。
和名倉山・笠取山・東仙波 こちらの方が山頂らしい雰囲気なんだけど・・・
こちらの方が山頂らしい雰囲気なんだけど・・・
和名倉山・笠取山・東仙波 山頂を振り返る
山頂を振り返る
和名倉山・笠取山・東仙波 防火線が続きます
防火線が続きます
和名倉山・笠取山・東仙波 右下に林道が見えてきた。
右下に林道が見えてきた。
和名倉山・笠取山・東仙波 林道は、ここでUの字型に曲がっています。
林道は、ここでUの字型に曲がっています。
和名倉山・笠取山・東仙波 例のトラックが見えてきた。
例のトラックが見えてきた。
和名倉山・笠取山・東仙波 峠の傍のピークが気になったので登ってみました。
峠の傍のピークが気になったので登ってみました。
和名倉山・笠取山・東仙波 なんていうことはない山頂でした。
なんていうことはない山頂でした。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取方面への尾根上の踏み跡が続いています。
笠取方面への尾根上の踏み跡が続いています。
和名倉山・笠取山・東仙波 今度は林道(左)経由で板橋峠へ戻ります。
今度は林道(左)経由で板橋峠へ戻ります。
和名倉山・笠取山・東仙波 先ほどの合流点
先ほどの合流点
和名倉山・笠取山・東仙波 同じく
同じく
和名倉山・笠取山・東仙波 林道はこんな感じ
林道はこんな感じ
和名倉山・笠取山・東仙波 カラ松の植林が大分育っている。いい雰囲気。
カラ松の植林が大分育っている。いい雰囲気。
和名倉山・笠取山・東仙波 谷筋に入ると、こんな苔むした大石がごろごろしていて、その下から水が流れ出ている。
谷筋に入ると、こんな苔むした大石がごろごろしていて、その下から水が流れ出ている。
和名倉山・笠取山・東仙波 水源涵養林の豊潤さを実感する。
水源涵養林の豊潤さを実感する。
和名倉山・笠取山・東仙波 絵図小屋山からの道が合流
絵図小屋山からの道が合流
和名倉山・笠取山・東仙波 落合方面へ通じる道はこんな感じで笹に埋もれている。
落合方面へ通じる道はこんな感じで笹に埋もれている。
和名倉山・笠取山・東仙波 稜線を望む。標高差はあまりない。
稜線を望む。標高差はあまりない。
和名倉山・笠取山・東仙波 これでも車道だったんだけど、こうなるとモトクロバイクでも無理だろうな。
これでも車道だったんだけど、こうなるとモトクロバイクでも無理だろうな。
和名倉山・笠取山・東仙波 ここから稜線までは標高差50~60m
ここから稜線までは標高差50~60m
和名倉山・笠取山・東仙波 黒川鶏冠山
黒川鶏冠山
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根道との分岐点に戻ってきた。
尾根道との分岐点に戻ってきた。
和名倉山・笠取山・東仙波 無線中継局の一つらしい
無線中継局の一つらしい
和名倉山・笠取山・東仙波 この尾根の左側が伐採されている。いずれこの辺にも電池パネルが設置されるのだろう。
この尾根の左側が伐採されている。いずれこの辺にも電池パネルが設置されるのだろう。
和名倉山・笠取山・東仙波 峠付近の電池パネルが見えてきた。何ともおぞましい風景。
峠付近の電池パネルが見えてきた。何ともおぞましい風景。
和名倉山・笠取山・東仙波 前に来た時は、左側の木がなくて地肌が露出していた。
前に来た時は、左側の木がなくて地肌が露出していた。
和名倉山・笠取山・東仙波 藤谷の頭への急登
藤谷の頭への急登
和名倉山・笠取山・東仙波 峠を振り返ると、嫌でも電池パネルに覆われた山肌が見える。
峠を振り返ると、嫌でも電池パネルに覆われた山肌が見える。
和名倉山・笠取山・東仙波 遠くに無線局の塔が見える
遠くに無線局の塔が見える
和名倉山・笠取山・東仙波 分岐があるけど・・・
分岐があるけど・・・
和名倉山・笠取山・東仙波 左へ行くとこんな所を通り・・・
左へ行くとこんな所を通り・・・
和名倉山・笠取山・東仙波 その先でまた合流する。
その先でまた合流する。
和名倉山・笠取山・東仙波 展望台から見える鈴庫山
展望台から見える鈴庫山
和名倉山・笠取山・東仙波 鈴庫山への分岐点
鈴庫山への分岐点
和名倉山・笠取山・東仙波 こんな階段道が続く
こんな階段道が続く
和名倉山・笠取山・東仙波 こんな所もある
こんな所もある
和名倉山・笠取山・東仙波 尾根道の東屋のある地点からの合流点
尾根道の東屋のある地点からの合流点
和名倉山・笠取山・東仙波 道はよく整備されている
道はよく整備されている
和名倉山・笠取山・東仙波 頂上直下が岩場で急な登りになる。
頂上直下が岩場で急な登りになる。
和名倉山・笠取山・東仙波 すぐに頂上へ達する
すぐに頂上へ達する
和名倉山・笠取山・東仙波 頂上からの展望。甲府盆地の手前にある島のような独立峰は“塩山”ですかね。
頂上からの展望。甲府盆地の手前にある島のような独立峰は“塩山”ですかね。
和名倉山・笠取山・東仙波 引き返して、先ほどの合流点から東屋のある尾根への道。
引き返して、先ほどの合流点から東屋のある尾根への道。
和名倉山・笠取山・東仙波 林道へ通じる歩道の分岐点
林道へ通じる歩道の分岐点
和名倉山・笠取山・東仙波 こんな雰囲気の道で悪くない。
こんな雰囲気の道で悪くない。
和名倉山・笠取山・東仙波 林道合流点
林道合流点
和名倉山・笠取山・東仙波 林道入口
林道入口
和名倉山・笠取山・東仙波 柳沢峠が見えてきた
柳沢峠が見えてきた

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