念願の北アルプス最奥部へ(黒部五郎岳・鷲羽岳)

2021.09.04(土) 3 DAYS

活動データ

タイム

29:28

距離

50.0km

のぼり

4181m

くだり

4130m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 18
休憩時間
1 時間 2
距離
13.4 km
のぼり / くだり
1689 / 187 m
DAY 2
合計時間
9 時間 58
休憩時間
44
距離
15.3 km
のぼり / くだり
1364 / 1365 m
DAY 3
合計時間
12 時間 10
休憩時間
1 時間 22
距離
21.2 km
のぼり / くだり
1127 / 2574 m
1 7
55
1
16
49
1 11
4
5
30
2 17
42

活動詳細

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ずっと行くのは無理だと思っていた北アルプス最奥部。今回、都合がつき始めて3連休を取ることができたため、思い切って行ってきました。 初日は午前中が雨、当初は早朝から登る予定でしたが、少し遅めスタートに。うまく土砂降りを回避でき、晴れたり止んたりの天候でしたので、そんなに負荷なく登り始めることができました。 初日は槍までは見えないものの、山の緑を満喫しながら登ります。確かに急登もありますが、総じて歩きやすいと感じます。歩く足元の岩の感じがアルプスで、なんだかそれだけで嬉しい笑 初日の泊まりは双六小屋。ここのスタッフの方は最高でした。女性の方がとても多いのですが、細かい心配りが随所に感じられます。 着いてすぐに名前を伝えたところ、「濡れていらっしゃるでしょうから、先に乾燥室をお使いください」と言われ乾燥室に。しばらくして戻ってきたら「〇〇様、宿泊のご記入を」って言われて。一発で名前を覚えてくれているとか、相当意識してないと出来ないんですよね。しかもめっちゃ混んでいる中で。 それ以外にも見えないところでこまめな清掃をしているとか、どんな質問にも手を止めて笑顔で応えてくれるとか、素晴らしかったです。 さて、そんな双六小屋ですが、宿泊場所に着いてからは雨足が強くなり、星空は断念。次の日に備えます。部屋は10畳に6人部屋で隣には間仕切りがありました。昔のことを思えば相当快適です。 次の日は日の出も拝みつつ、黒部五郎岳を目指します。地図をぱっと見、稜線歩きかと思っていましたが、意外に途中アップダウンがきついところも。 でも黒部五郎岳のカールは絶景ですね。最後の登りがきついかと思っていましたが、意外にすんなり登ることができました。やはり眺めがいいと疲れも感じずに歩くことができます。でも山の向こう側はガスガス。折立側から登られた方は「何にも見えんかったー」と言っていました。山は地形によって違いますね。 帰りは三俣山荘まで。4時までに着くにはややタイムトライアルみたいなスケジュールになってしまい少し反省しながらも帰路を目指します。しかも途中から天候が悪化し雨。天気予報は正しいですね。 自分なりのバッファー時間もちょうど使い切り、4時少し前に山荘に。 三俣山荘、少し前にコロナが出ており、スタッフの方はすごくナーバスになっているのではと思いきや、ここもとても暖かく迎えてくれました。宿泊人数も八名程度であり、とてもアットホームな時間を過ごすことができました。狭い建物なのでスタッフ同士の話し声も聞こえるのですが、いつも笑い声が絶えず、とても仲の良さを感じました。最近、あんなに大きな声で笑ってないなー。こちらが幸せな気分になれました。次の日、旅立つ時もみんなで手を振ってくれて、しかもそれがルーチンではなく、心から手を振ってくれている気がして、嬉しかったなー。 最終日は鷲羽岳。1時間程度の急登ですが、天候も良く、北アルプス最奥部を一望できる眺めのため、あっという間に山頂に。今度はあの水晶岳に登りたいなー。山頂ではそれまで雲がかかっていた槍ヶ岳も顔を出してくれました。 帰りは双六岳経由で。黒部五郎岳に鷲羽岳、水晶岳など、360度見渡せるのは、本当に幸せな気分になります。槍ヶ岳は曇りがちでしたが、たまに顔を出してくれるので、その度にうっとりしてみたり。 双六小屋手前で、急な雷雨になったため、昼ごはんがてら双六小屋で雨宿り。元気なスタッフの皆さんに会いに行きます。五目ラーメンも美味しかったなー。 雨が上がると、逆にますます天気が良くなり、今度は槍ヶ岳が完全な姿を見せてくれるようになります。帰り道は槍ヶ岳と一緒に。これは絶景。 あまりに楽しすぎた行程でしたが、唯一の欠点は詰め込みすぎたこと。帰りはバテバテでした。到着も6時を回り、歩数も5万を越えました。近くの温泉に入り、帰宅は12時前。まあ満喫の3日間でした。また行きたい、そう思わせる北アルプスの旅でした。

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