森と笹原と湿原の向こうに夕張岳があった

夕張岳のログを読むと高い確率で熊に遭遇したり見かけたりしている。土曜日は登山者が多いだろうと6時20分頃登山口についたが、結局、年配者3名だけだった。 熊対策を十分にして、冷水コースから出発。ホイッスルを頻繁に吹きながら歩いた。望岳台までは森の中。背の高い笹藪では、葉についた露や雨水避けにスパッツがとても役にたった。 笹原を抜けて前岳湿原、木道が設置され、ガマ岩など巨岩の脇を通過。ヒョウタン沼を過ぎて1400m湿原。熊の目撃が多い場所のようだが気配はなかった。 釣鐘岩、金山コースの分岐を過ぎると急登となり、夕張岳神社に着いて安全を祈願。すぐそばの夕張岳に立った。神経を使った分、達成感はあった。 山頂は雲がかかり、眺望はよくなかったが、湿原が広く、尖った峰がいくつも見えた。 帰り、望岳台を過ぎる頃から本降りの雨に当たった。 北海道はこれで終わり。お世話になりました。