活動データ
タイム
12:48
距離
28.2km
のぼり
1822m
くだり
2864m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る6泊7日のテント泊&山小屋の北アルプス登山・5日目~7日目。 土砂降りで不安MAXな後半戦を切り抜けた。 ■1日目 焼岳~ わさび平キャンプ場 https://road-to-freedom.net/mt_yakidake2021/ ■2日目 わさび平キャンプ場~笠ヶ岳 https://road-to-freedom.net/kasagadake2021/ ■3日目 笠ヶ岳キャンプ場~黒部五郎小屋 https://road-to-freedom.net/kasa_kurobe2021/ ■4日目 黒部五郎小屋~高天原山荘 https://road-to-freedom.net/kurobe-takamagahara/ ** 装備 **************** 服装はミレーあみあみタンクトップ、サレワ半袖、ミレーレインウェア上下。 下はマーモットショートパンツ、ゲイター。 **【5日目】高天原山荘~水晶岳 ********* 夜に雨が降っていたが、朝は曇り空。 この日の天候は曇りのち雨(降水確率90%)。 高天原山荘から温泉方面へ歩き、沢を登っていく。 雨の影響で温泉沢は水量が多い。 沢の飛び石は渡れないので、ざれた斜面を進んでいきました。 進むべき道に赤マーカの目印があったのだが、気づかずに沢を登っていた。 あまりおすすめできない温泉沢コースです。 標高2500m地点、2時間かけて登ってきたが雨風が強くなる。 水晶岳の稜線は3000m近いので、今よりもっと過酷な状況が予想された。 雨で濡れた体が突風で冷やされると、たちまち低体温症で動けなくなる。 スマホ地図でコースを確認してもエスケープルートはないので、撤退を判断した。 ** 高天原山荘で作戦を練る ********* 午前9時ごろ、高天原山荘着。 体がすでに冷え切っているので、もう今日は山に登りたくない。 先に進んでも水晶小屋や三俣山荘には温泉は無いので、高天原山荘に素泊まり(弁当付き)で宿泊させてもらった。 思わぬ悪天候で所持金が少なくなるし、どうやって家に帰ろう…。 日本最奥の山小屋でかなり心細い。 帰りは折立ルート?新穂高ルート?交通費は?スマホで検索できないし…などなど今後の予定を練り練りしました。 この日に水晶小屋から高天原山荘に下ってきた方が3名おり、話を聞くと水晶岳に行ってみるものの風が強く断念したそう。 私も途中撤退してよかったと実感しました。 ** 【6日目】高天原山荘~双六小屋 ********* 翌朝、夜中の雨はスコールのようにザーザー降り、不安ましまし…。 どうしよう、帰れるかな(帰るしかない)。 私はYouTube・バックカントリー穂高でみた「登山の心得10ヶ条」にある「ヤバい時は笑え」を思い出し、 ネガティブな気持ちを追い払った。 予想通り登山道は水たまりで靴がぐしょぐしょになった。 沢の水も増水しているが、行けないことはない。 ハイマツ帯で枝にレインウェアを引っ掛けてしまい腕部分を破ってしまう。 ** 三俣山荘で勇気をもらう ********* やっと着いた岩苔乗越から下り、三俣山荘で一時休憩。 小屋前で身支度をしていると「よければ小屋の中で休んでも良いですよ。」と 三俣山荘の方から声をかけていただく。 優しい…。なんていい山小屋なんだ。 山小屋の方曰く、今後も天候の回復は望めず、下れるところまで下った方がいいとのこと。 秩父沢が増水で通行止めになる可能性もあるらしい。 私「双六小屋まで2時間ですよね?」 山小屋の方(女性)「大丈夫です!行けます!」 体力を消耗し弱気になっていた私だが、背中を押してくれる女性の一言に元気が出た。 ** 双六小屋到着 ********* 三俣山荘からなんとか2時間歩き、双六小屋に到着。 三俣山荘に比べると双六小屋の対応は冷たかったなぁ。 オーバーに表現すると「びしょ濡れで来ないで」みたいな💦 まぁ、かなり濡れていたので無理もないです。 三俣山荘は素泊まりでは泊れず、1泊夕食付が一番安いプラン。 所持金1700円となる…。帰れない。 この続きは次回のブログ記事で…。 https://road-to-freedom.net/alps_money/ ** 【7日目】 双六小屋~新保高温泉 ********* 北アルプス縦走最終日。 天候はガスっているが雨ではない感じ。 気持ちはとっとと下って、温泉でぬくぬくしたい一心だ。 雨なので展望は望めず、身近に咲いている植物を撮りながら下山しました。 日帰り温泉は縦走1日目にも利用した中崎山荘 奥飛騨の湯。 平日の午前10時半頃なので貸切でした。 温泉後、新穂高ロープウェイまで2分ほど歩き、券売機で「新穂高→松本駅(3200円)」のチケット購入。 新穂高から高山まで行くルートしか無いと思っていたけど、平湯で乗り換えれば松本駅に行けるようだ。 これにて北アルプス6泊縦走登山は終了。 全然ピーク踏めず、北アルプスのデカさを知った旅でした。 晴れた日を狙ってまた行きたいなぁ。 ******END***** ◆ブログの方が写真がかなり美しいです✨👇 https://road-to-freedom.net/alps_withdrawal/ ◆撤退~下山までYoutubeハイクオリティ動画も必見👇 https://youtu.be/poZVNR3ZjMw
動画
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