9/22金山沢にて沢登り

2017.09.22(金) 日帰り

活動データ

タイム

08:00

距離

0m

のぼり

0m

くだり

0m

活動詳細

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9月下旬。秋の気配を感じつつ背振山系の金山沢にて。 天候は晴れ、気温は15℃前後、沢登りを行うには、温度が低い。 4名が互いの装備を確認し合う、基本的に難しい沢ではないがパーティーの力量や沢の水量により滝毎にロープワークが必要。まずは入渓地の「坊主ケ滝」に向かった。 滝に近づくだけで急に空気が冷たい。遡行図を見ながらルートの確認をして出発。 坊主ケ滝を高巻き、5m滝の上から入渓。 真夏であれば心地よい沢も、今日はとても冷たく、水量が多い。慣れに時間がかかりそうである。 滝の勢いが想像以上に強い。そして水が冷た過ぎる! 滝を通過する毎に、パーティーの気合の声が響く。沢最大の9mナメ滝に到着。 この9mナメ滝は天然のウオータースライダー。慎重に進み、いくつか緩めの滝を越え、目の前に高さ5m程度で深い釜を持つ滝が現れた。 リーダーは既にビレイの準備をしている、水量が多く足掛かりは見えない、OKの合図と見えるが、滝の音でリーダーの声が完全に確認できない、僕が先に登りルートを後続に確認してもらう作戦であったのだが、女性メンバーを先に登らせてしまい痛恨のミス。(崖上のビレイヤーどう相通をとるか今後の課題です)ロープを使い右岸直登、皆、無事に登り切った。 次は4mの滝を登る、釜はさらに深く足は届きそうにない、落下したときのエスケープルートをイメージ。この滝には残置スリングがありそれを使うことも可能であるが僕らは残置の使用を許されてはいない。パーティ全員が腰まで水に浸かり滝下にアプローチ。 高さはそれほどでもないが、水圧が強い。とにかく滑る。足場はあるが抱え上げの手がかりがない、色々試した結果、水平のクラックを見つけハンドジャミングでクリア。それにしても寒い。 後続のメンバーをスリングで引っ張りあける。皆、全身ずぶ濡れ。 二つの砂防堤を髙巻き、沢を越えて行く。 あとはひたすら明るく比較的穏やかな沢、適度に段差があり、水と戯れた。 予定の終了点に到着。 乾いた衣類に着替える、体温が一気に回復する。食事を済ませ。出発。 二股を右に行きすぐ右側に道がある。それを登ると数分で金山の登山道に合流。 そしてスタート地点に戻り、終了。 水量が多くテクニカルな沢登りであったが。無事に終われたことに感謝。 帰りの立ち寄り温泉がこれまた格別でした。

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