活動データ
タイム
28:40
距離
47.2km
のぼり
4684m
くだり
4676m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る天気 8/28 ☀️→☁️→☀️ 8/29 ☀️ 1ヶ月前くらいから計画してた光岳・聖岳縦走(周回)。 コースタイムを見積もると両日とも11時間半くらい。これならいける…!と思って1泊に。 しかし芝沢ゲートから易老渡までの徒歩時間と獲得標高を考慮しておらず、ほぼ一日中歩き続ける修行登山になった笑 あと荷物重すぎた、避難小屋泊で18kgって…笑 もし行く人がいれば2泊以上にするか、分けていきましょう。 8/28(土) 1時ごろまで駒ヶ岳SAで仮眠。2時間半くらい時間はあったが、1時間くらいしか寝れた感覚がなかった。遮光をもうちょっと良くしないとダメだ…。 そこから1時間半ほどで芝沢ゲート前に到着。 路面はほぼ舗装されており基本は問題なし。芝沢ゲート手前の数百メートルだけ未舗装でデコボコしてる。1箇所滝壺みたいな部分を通過するので、車高が低いと要注意。 3時に着いたが、駐車スペースはギリギリ。 久しぶりの間違いない晴れなのでしょうがないね。 同行者を待って、支度して4時に出発。ここから1時間半は林道歩き…と思っていたら1時間で着いた。嬉しい誤算だった。 なんて事のない平坦な道だったが、朝ご飯の時間が早すぎたため早速エネルギー切れ笑 久しぶりにシャリバテした。。。 エネルギー補給をしたら、いざ易老岳へ向かう。 易老岳手前の三角点までの登りは2箇所ほど平坦な部分がちょっとあるものの、樹林帯の急登がひたすら続く。ここでかなりエネルギーを持ってかれた。 ここで行動食を食べまくってしまったので、後で足りなくなった。特に自分は燃費が非常に悪いので、行動食と作る系の食事のバランスは見直さないといけないと思った。 易老岳に着くと、すでにデポした荷物がいくつか。同じように光岳に向かっている人たちのものだった。 自分たちも荷物をデポしてアタックザックになり、羽が生えたような気分で光岳を目指す。 光岳までは一旦下って登り返す。水場までの登り返しが意外と急でキツい。 水場に着くとジャバジャバ冷たい南アルプスの天然水が流れていて、飲んでみるとめちゃくちゃ美味しい。 トリカブトが脇に生えまくってるのが気になった笑 思いのほか大休憩してしまったので、気を取り直して光岳を目指す。途中光岳小屋の中を覗いたが、めちゃくちゃ綺麗だった。 光岳山頂は眺望がなく、正直着いた感覚がミリも無かった笑 記念撮影だけ済ませた後、光石に向かう。 意外と下る。 歩いてすぐ、目前にでっかい白い石が現る。 近くで見ると存在感は凄い。景色は森(笑)だったけど記念撮影を楽しんだ。 意外と時間を食ってしまったのでそそくさと易老岳へ戻った。 易老岳からは少し下る。しばらく進むと希望峰への登りが現れる。樹林帯で急だし、これが結構キツい。 希望峰からは何か見えると思いきやそうでもなく笑 茶臼岳へ向かう道でちょっと開けたのでテンションが上がった。ただ風がものすごく強かった。 茶臼岳まではこれまでと比べるとそんなにキツくない登りで、あっさりと着いた。茶臼岳からの上河内岳、聖岳の眺めは一級品!これは夕景が撮りたい…!と思ってロケハンは入念にした。 ただめちゃくちゃ風が強かったのと、ガスが上がってきたのと、時間も17時になってたので下りて小屋へ向かった。 茶臼小屋に到着。意外と人がいて焦ったが寝るスペースは確保。 担いできたビールを水場で冷やし、そそくさと夕飯の支度をした。 稜線はずっとガスっていたが、日の入り2分前くらいで一気に取れた。 めちゃくちゃ後悔しているが、キンキンに冷えたビールが美味しかったのでなんとも責めきれない。。。 必ず再訪して茶臼岳の夕景は撮ろうと決めた。 8/29 初日は8時ごろ就寝し、朝は2時前起床。朝ごはんとトイレを済ませ、3時過ぎに上河内岳を目指して出発。 遠くから見るとなだらかで綺麗な稜線だったが、真っ暗な中歩くと本当に道が分かりづらい笑 何回か間違えながら進んだ。 上河内岳には5時前に到着。日の出は5時20分くらいだったので場所探しにも十分な時間が取れた。 富士山の脇から上がってくる朝日はとても綺麗で、次第に聖岳や赤石岳に光が当たり、素晴らしいモルゲンロートが見れた。 やはり山で迎える朝は何事にも変えられない良さがある。 コーヒーを飲みながら6時半ごろまでゆっくりし、出発。前日と違い、基本眺めがいいので気分が良い。 南岳まではなだらかな下りと登り、南岳から聖平までは激下り。聖岳までの標高差を見ると1000mほど。これから登るんですか…ってなっていた。 聖岳と下山路の分岐に着いたらまたアタックザックに。前日よりも睡眠時間が長いため、身体はより軽かった。 ただいきなりものすごい登る。小聖岳までは風もない樹林帯をひたすら登り、めちゃくちゃ暑かった。 小聖岳から見る聖岳はまだまだ上。遠すぎない…? 尾根はすぐ歩けたが、本体の取り付きが無限に続く石?砂?の道で、身体は疲れないがなかなか近づかないので精神的に来るものがあった。 そんな登りをひたすら歩き、聖岳に登頂。 塩見岳ぶりの3000峰。地道に増やしていく。 聖岳からは赤石岳の展望が素晴らしい。また奥聖岳までの尾根歩きも気持ちが良かった。 景色を堪能したら下山開始。12時過ぎのこの時間でも駐車場に着いたら夜予定…。駆け足気味に行く。 薊畑分岐でザックを整え、便ヶ島に向けて歩く。 西沢渡までの道は倒木多めでくぐる部分も多く、体力を持ってかれた…。 苔平を越えるとちょっと倒木は減った記憶。 西沢渡に着くと廃墟の小屋があった。かなり怖いので夜には歩きたくない…。 それから渡し。大雨のせいか橋が流されていたのでセルフロープウェイをやることになった。綱引きのようにロープを引っ張ると前に進む仕組み。両端でかなり進まなくなり、めちゃくちゃに疲れた。 下山で疲れた体にはかなり大きい追い討ちになった。 そこからはひたすら平坦な道を進み、少し下ったら便ヶ島に到着。便ヶ島からは20分くらいで易老渡へ。ここからは行きで歩いてきた道を歩く。 帰りも結局1時間くらい掛かった、めちゃくちゃ長い……。 結局下山は18時半ごろ、日の入り後になってしまった。 一日中歩き倒すのを2日間もやったので、脚に若干痛みが…。 早く治さないと次の山行に影響が出てしまう。 とにかくキツかった山行だったけど、充実度はすごく高かった。 南アルプス南部はすごくいいところだったので、今度は赤石岳や悪沢岳にチャレンジしたい。
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