活動データ
タイム
21:25
距離
46.3km
のぼり
3695m
くだり
3949m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る8月の残暑の中、長らく行きたいと思っていた黒部源流の山々へ行ってきました。初めてのソロテント泊山行でした。長文失礼いたします。 私にとって初めてのエリアでした。長らく行ってみたい気持ちと、白馬や穂高に比べ有名な山が少ないことから敬遠してきましたが、山雑誌で「2度目の北アルプスならここ」と書かれていた所以がわかりました。正直2度目には相応しくない気がしますが笑(体力的な面で) 本当に素晴らしいの一言に尽きます。 前夜の高速バスで富山へ移動し、早朝にバスを乗り継ぎ折立入りしました。折立から小一時間は樹林帯の登りで、テント泊の17キロの装備が足枷となり大変苦しかったです。しばらくすると景色が開け、薬師岳や剱岳が顔を出し気分が高まりましたが、その後は終始日差しの暑さとの戦いでした。前半に飛ばしすぎたことも災いし、太郎平のテント場まででかなり疲れてしまいました。一時は薬師岳ピストンを見送ろうかと考えましたが、テント場でコーラを飲み干し昼寝をしたら無事復活しました笑 テントを張った薬師峠から薬師岳へは急できついですが、荷物がほぼない分飛ばせました。薬師の頂上は快晴で槍剱の展望がとても良く、居合わせた数名でお互い写真撮影しました。 2日目は長丁場のため、日の出前に出発しました。北ノ俣岳まではガスガスでしたが、黒部五郎岳への稜線で霧が晴れ、一転快晴に。黒部五郎の登りは岩ゴロの歩きにくい急登で、今回の中で一番大変だったかもしれません。黒部五郎岳と黒部五郎カールは絶景でした。特に五郎カールの黒部源流はとても気持ちが良い場所です。日程に余裕があれば、何時間も過ごしたくなるような素晴らしい場所でした。五郎小舎から三俣蓮華への登り返しはそれ以前の疲れもあり、とてもきついです。また双六小屋への巻道で小雨が降り出してしまいました。小雨の中歩き、テント設営をして体が冷えて体調が悪くなったので早めに休みました。翌日の双六登頂をやめ、長く寝るという決断は今でも正しかったと思います。 3日目は私にしては珍しく5:30起きと、ゆっくり寝ました。10時間近く寝たこともあり体はとても快調!朝から超快晴でしたが、テント場からは笠ヶ岳しか見えないため、樅沢岳へ空身で登り先月歩いた槍穂を眺めました。後から考えると、こんなに調子が良いなら双六往復もできたなぁと後悔です笑 体が絶好調のため小池新道を爆速で下山。小池新道ではコースタイムの半分程でした。その後の林道で疲れましたが(それでも爆速)無事午前中に下山し、平湯の温泉♨️を楽しみました。 テント泊は荷物の重量こそ増えるものの、個人スペースは確保され、就寝時間も自分で決められ、とても快適です。また今回泊まったテント場はいずれも水が豊富で、調理にも困らない素晴らしいテント場ばかりでした。また機会があったら訪れたいと思います。
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