松ノ木沢ノ頭・白毛門・笠ヶ岳・大烏帽子・朝日岳

2021.08.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 53
休憩時間
1 時間 23
距離
12.2 km
のぼり / くだり
1745 / 1749 m
1 31
34
53
24
22
22
36
24
59

活動詳細

すべて見る

天候はオールA、以前から計画してた群馬の朝日岳に登ろう。この山は、冬季に白毛門までは登頂をした山。夏山はどんな登山になるだろうか! 意気揚々と登山開始。松ノ木沢ノ頭までは170%。その後は暑さでペースダウン。この暑さは危険だ! 帽子のつばから汗が滴り落ちる大汗をかきながら、何とか白毛門まで登頂。この時点で1/3の飲み物を消費。先は長い。ここで撤退も考えたが、目の前に笠ヶ岳と朝日岳。未踏の2つの山頂を踏みたい! 凍らせたタラミの果物ゼリーを食べてエネルギー補給。さぁ出発だ。。歩き出して直ぐに後悔。やっぱり今日は暑すぎる。☔で日差しを防ごう。この作戦、大成功。すれ違う人から「山で☔を差してる人を初めて見たと」言われながらも、気にせず、何とか笠ヶ岳に登頂。後は朝日岳。ここから1時間。残りの水は半分の1リットル。不安もあるが、ここまで来たのだから行こう。 途中に避難小屋、プレートに書かれた文字に、山の厳しさと恩恵を感じながら、先に進み、何とか朝日岳に到着! 素晴らしい景色だ! 清水峠に続く稜線。池塘もあるぞ。山頂では、優雅に食事をする若者二人。さぁ、僕も昼ごはんを食べて帰ろう! が、全く食べられない。暑さで軽い熱中症かも。暫く横になって、凍らせた水で首元を冷し、早々に下山をしよう。この時点で水は700cc程度。ヤバいぞ。 朝日岳から笠ヶ岳、白毛門間では下り坂が多いが登りもある。途中、何度も足を攣りながら、登りでは10メートルごとに立ち止まらなければならない程に疲れてる。何とか白毛門まで辿り着き、アリナミンゼリーで最後のエネルギーチャージ。残りは登山口まで長い1000メートルの下り坂。残りの水は500しかなく、覚悟を決めて下山を開始。 本当に厳しい登山だ。下山中、登りですれ違った方々も暑さと疲労で?へたり込んでる。構う余裕もなく、何とか松ノ木沢ノ頭を過ぎ、この時点で水は200程度。本当にヤバい。ここからは、口を湿らす程度の補給で下らねば。足は攣りまくり、休みたくとも水もなく、時間が掛かれば余計に水が足らない。時間との勝負だ。しかし、1000メートルの下りは長い。歩けど歩けど、登山口に着かない。地図を見ても、まだこんなにあるのか。 間違いなく登山経験で1番過酷な状況だ。 歩を進めれば、いつかは到着することだけを考え、下界に繋がる橋に辿り着き、登山は終わった。 装備不足を痛感させられた一日であった。

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門、朝日岳の登山口。この案内板も冬は半分以上雪で埋もれる豪雪地帯。ここから白毛門までは、1000メートルの登りが続く。さて、夏山はどんな登山になるか。
白毛門、朝日岳の登山口。この案内板も冬は半分以上雪で埋もれる豪雪地帯。ここから白毛門までは、1000メートルの登りが続く。さて、夏山はどんな登山になるか。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門駐車。冬季は雪で埋もれて車も侵入することさえできない。
白毛門駐車。冬季は雪で埋もれて車も侵入することさえできない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 山の世界に繋がる橋。この橋も冬季は雪で埋れ、渡るのが非常に怖い。
山の世界に繋がる橋。この橋も冬季は雪で埋れ、渡るのが非常に怖い。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門までは、このような岩を何か所か通過するが、難易度は低い。むしろ、リズムが変わり、楽しくもある。
白毛門までは、このような岩を何か所か通過するが、難易度は低い。むしろ、リズムが変わり、楽しくもある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 雄大な谷川岳。一ノ倉沢には雪渓も残る。
雄大な谷川岳。一ノ倉沢には雪渓も残る。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門に登頂。冬季はここで撤退。今回は朝日岳まで行く予定で来たけど、ものすごく暑い。どうする?稜線の先に笠ヶ岳、朝日岳が見える。とりあえず、タラミのゼリーを食べて決めよう。
白毛門に登頂。冬季はここで撤退。今回は朝日岳まで行く予定で来たけど、ものすごく暑い。どうする?稜線の先に笠ヶ岳、朝日岳が見える。とりあえず、タラミのゼリーを食べて決めよう。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 美しい稜線。歩いてみたい。
美しい稜線。歩いてみたい。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 何とか笠ヶ岳に登頂。ここで戻るべきか、進むべきか。
何とか笠ヶ岳に登頂。ここで戻るべきか、進むべきか。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笠ヶ岳避難小屋
笠ヶ岳避難小屋
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 この山に消えし若き友の天に憩える魂を偲びがて。山の厳しさと恩恵を感じさせる存在。
この山に消えし若き友の天に憩える魂を偲びがて。山の厳しさと恩恵を感じさせる存在。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳に鎮座するお地蔵さま。何とも優しい表情をされてます。よく来たなと迎えてくれてるみたいな。安全を祈願して下山します。
朝日岳に鎮座するお地蔵さま。何とも優しい表情をされてます。よく来たなと迎えてくれてるみたいな。安全を祈願して下山します。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳登頂。
朝日岳登頂。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 稜線に池塘。
稜線に池塘。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳から笠ヶ岳。この道を帰るのか😹 暑さのせいで、食欲不振で昼飯が食べられない。
朝日岳から笠ヶ岳。この道を帰るのか😹 暑さのせいで、食欲不振で昼飯が食べられない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 清水峠に続く稜線。馬蹄形を縦走する人はこの道を通る。僕には無理だ。
清水峠に続く稜線。馬蹄形を縦走する人はこの道を通る。僕には無理だ。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。