道東5日目:許可証要 キラコタン岬 釧路湿原

2021.08.28(土) 日帰り

活動データ

タイム

01:39

距離

4.2km

のぼり

92m

くだり

90m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 39
休憩時間
16
距離
4.2 km
のぼり / くだり
92 / 90 m
1 40

活動詳細

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道東最終日の5日目は釧路湿原のキラコタン岬のウォーキングです。許可証が必要とのことで、勝手に入って行くことはできませんが、事前に取得しておいたので大丈夫。 トイレ完備の駐車場から往復約3kmのコースがスタートします。ぬかるみありとのことだったので一応、持参していた長靴に履き替えて歩き始めました。もちろん熊よけのベルも必須です。 からまつ林の中をしばらく行くと森を抜けて草原が広がっています。地図によると右の方に川が流れていて、ヤチボウズが描かれているのですが、川に近づく道がありません。残念ですが、ヤチボウズは確認できず。 眺めの良い草原は歩いていくと、次々と様子が変わっていきます。もう少し進むと再び森の中に入って行きます。するとすぐに泥落としのマットとブラシが置いてあります。キラコタン岬方面に外来植物の種子を持ち込まないようにするためだそうです。念入りに靴底をブラッシングします。 大きなシダ類がある場所などをパスしながらさらに進むと、ぬかるみありの個所に着きましたが、ほとんどぬかるんではいませんでした。もうちょっと歩くと森が終わり、広場に着きます。ここが湿原と川の蛇行を見ることができるメインの場所らしいです。湿原や川に一番近いところなので様子を見るにはここが一番でしょう。しかし、高さは川から少し上ぐらいなのであまり見通しはよくありません。湿原を見渡すにはもう少し進んだ展望地まで行く必要があります。スタートから約30分で到着しました。ちなみに看板などのお知らせはどこにもありません。 地図にはこの先、道が不明瞭と注意書きがありました。確かに少しわかりにくいのですが、ちょっと進むと明瞭になります。緩やかな坂を登りきるとそこがキラコタン岬の展望地です。ここからは広大な湿原を見ることができます。今日はよく晴れていたのではるか遠くに釧路市街の建物まで見えました。木の枝の間から覗く感じになりますので目の前に全体に湿原が広がっているというのは望めませんが、誰にも邪魔されず十分に景色を楽しむことができました。 復路も同じ道をたどって帰ります。ピストンの終着地からの歩き出し時にいつも思うのですが、ここで熊さんに遭遇したらどうするんでしょうね・・・。往路なら戻ればいいことなのですが、終着地だと行く場所なし。クマよけスプレーを持っておかないといけないのかなぁ。皆さんどうされてるんでしょう? 駐車場に帰り着いたのはスタートしてから、約一時間半後でした。結局、誰とも会うことなく、キラコタン岬を一人占めできました。しかし、残念ながら植物や動物の知識がほぼゼロなので、きっといろいろ貴重なものをパスしてしまったのでしょう。本当はガイドツアーに参加してたくさんお話を聞きながら巡った方がいいのかもしれません。 主要道路からキラコタン岬駐車場までは舗装道路で来るのですが、この道路もなかなか良い景色が広がっています。楽しみどころの一つです。 さて、少し許可証の取り方を書いておきます。鶴居村役場のホームページの各種申請書ダウンロードのページに「教育・文化・スポーツ施設等」という項目があり、この中に「天然記念物(釧路湿原)現状変更許可申請書」というWORDファイルがあるのでダウンロードします。必要事項を記入したら印刷し、鶴居村教育委員会に持参して、許可証を作成していただきます。受付は平日 8:30-17:15だそうです。私の時には担当者様からいろいろと親切に行き方や歩き方についてお教えいただきました。許可証の他にキラコタン岬駐車場までの地図、キラコタン岬周辺の地図、注意事項一覧などを頂戴しました。鶴居村教育委員会の担当様、ありがとうございました。 道東の旅5日間もこれで終わり。前半は雨にたたられましたが、後半は持ち直しました。いつ来ても道東はいいですね~。ぜひまた来年も来たいと思っています。

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