活動データ
タイム
15:33
距離
24.9km
のぼり
2552m
くだり
2548m
活動詳細
すべて見る以前は恥ずかしながら存在を知らなかった塩見岳、初めて南アルプスに足を踏み入れた2年前に地図で存在を知って、行程厳しそうだけどいつか行きたいと思い続け、やっと実行することができました。 ルートは、長野県大鹿村の鳥倉林道越路ゲートで車中泊、1日目は鳥倉登山口から三伏峠を越えて塩見小屋まで、2日目は塩見小屋から塩見岳を登って鳥倉登山口へ下山となりました。 2日間ともよい天気で素晴らしい景色を堪能できました。 それではルート詳細です。 ● (番外編)鳥倉林道越路ゲートまで 中央道の松川インター🛣️から大鹿村へ運転していきます。まず、ここの時点で関門が… 事前の調べでメインの長野県道56号松川インター大鹿線が22:00-5:00まで通行止めを承知の上で仕事後に運転を頑張ったもののこの時間に間に合わず、2つある迂回路のうち長野県道22号松川大鹿線に迂回、これが間違いだった… 松川町生田の急落まではところどころセンターラインがないものの走行に問題のない道路だったのが、越えた瞬間に道幅半減(待避所はそれなりにある)、勾配激増でそこら中に落石が落ちてて唖然…どうにかゆっくり抜けて大鹿村へ出てこの時点で23:00くらい。 次は大鹿村のJAから鳥倉林道へのアプローチ、これもミスって案内に従って国道152号を左折したらすぐ左折しなければならないのを案内を見落として直進…激狭激勾配の集落の道を登りきって誤りに気づいて地図確認。 どうやら遠回りしたけど、復帰できそうなので林道を進んで鳥倉林道へ復帰。狭い道が続くものの県道22号の後半よりは全然ましで本当に狭いのは数ヶ所のみ。深夜で対抗が来ないのでどうにか無事に越路ゲートへ。 運良く第一駐車場が数台空いてたのでここで車中泊。涼しかったです。 ● 鳥倉林道越路ゲートから三伏峠 越路ゲートから鳥倉登山口までは林道を引き続き歩きます。大した勾配もありませんが2km強で150mほど上がります。ところどころ落石やら路盤にヒビが入ってていつまでこの林道もつかなぁ…という感じでした。 鳥倉登山口から本格的に登山が始まります。三伏峠まで1/10刻みに看板があるので、大体の位置がすぐにわかります。3/10くらいまでは大鹿村側の斜面を登ってトラバース、この辺は道も良く特に問題なし。 4/10から伊那市側(長谷側?)に斜面が変わってトラバース。この辺は崩落したところに桟橋がかけられてるのですが、年季が入ってるのと湿っててやや足元に不安が… 7/10を越えるとトラバースから本格的な登りに変わって三伏峠に到着となります。三伏峠は「峠」の中では日本一の標高のようです(飛騨乗越は峠扱いじゃないのかぁ) ● 三伏峠から本谷山 三伏峠からまずは三伏山を登ります。山頂近辺は森林限界の上なので大展望が広がります。ただし、ここからが大変です。 三伏山の展望を楽しんだあと、2,500mまで100m強標高を落としてそこからの登り返し150mとなります。 樹林の中の目に優しい道が続きますが体力はどんどん使います。 登り返した本谷山でも各方向に展望がありますが、ここから見えた塩見岳はまだまだ遠く感じた… ● 本谷山から塩見小屋 本谷山から稜線伝いにまたまた2,500mまで標高を落としていきます。権右衛門山の斜面にとりついたら権右衛門沢の源頭部までトラバースし、権右衛門沢から再び登り再開です。ここからがキツイ… 150mほど標高を上げると実質通行できない塩見新道ルートに合流し、稜線部に出ます。 稜線部に出てからも急登が続きます。2,700m辺りで森林限界を越えて視界が開けて少し進むと塩見小屋到着となります。 ● 塩見小屋から塩見岳 天狗岩のところまではハイマツの間の道を進んでいき、少し登って少し下ります。ここの下りるところは急坂でザレているので要注意です。 天狗岩の南側をザレの斜面の道で巻いていきます。まだまだ一番危ないところではないですが、滑りやすいので注意が必要です。 天狗岩を巻き終わると塩見岳を南側からジグザグに登っていきます。ザレの岩稜帯で浮き石が多く、三点確保を使うような岩場が連続してる割には鎖が1つもありません(岩質が脆くてだめなんですかね…)。 しっかり足場を安定させるのはもちろんのこと、自分が落石を起こさないよう、上を歩いてる人がいるなら万が一の落石に備えて真下になるべく入らないようにしましょう。 南側斜面を登りきれば緩やかな稜線道になり、すぐに塩見岳山頂です。 全方位に素晴らしい展望が広がっていました。 詳しくは写真でどうぞ
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