活動データ
タイム
08:25
距離
16.3km
のぼり
1016m
くだり
1011m
活動詳細
すべて見る中禅寺湖畔の社山、その先には黒檜岳があります。社山までは良く整備された登山道、眺めが抜群で人気のある山ですが、その先の黒檜岳までの縦走は、下山路が千手ケ浜となり、帰りの足の便が難しく、なかなか行きにくい山です。 おまけに地図上の登山道は点々、踏み跡は不明瞭、経験者向きとあり、ますます行きにくい、だけど、行ってみたい! たまたま菖蒲ケ浜レストハウスのSさんにお会いしたら、そんな話になり、動力船で阿世潟まで送ってくれ、帰りは千手堂まで迎えに来てくれる、という話がまとまりました。別にご近所さんだから、という特例ではなくて、釣り船屋さんもしているSさん、湖上タクシーも本業だそうです。 と言うわけで、朝、阿世潟浜まで10分! なんて素敵なスタートなのでしょう。普通だったら歌が浜に駐車してから 約50分ほど湖畔を歩いて阿世潟の浜です。長丁場の今回、時間短縮はありがたい! 社山までは快調に飛ばしましたが、さてその先は未知のトレイルです。社山山頂から黒檜岳山頂までは3時間の行程、下山には約2時間。 と、遠いなぁ! 所々ルートを見失い、その度に地形図とGPSを確認しました、遠目には穏やかな笹原がとんでもなく深い笹薮で、胸まで潜り、泳ぐように進み、まるで探検隊。手探りならぬ足探りで、登山道を探します。足元がスカスカならば、正しい登山道です。 社山まで標高をあげているので、激しい登りは大してなく、概ね気持ちの良い稜線を伝います。初めて見るここからの景色に感動しました。黒檜岳山頂は二ヶ所標識がありましたが、黒い林に囲まれて展望はなし。 黒檜岳から中禅寺湖への下山路が曲者、尾根状のところはわかりやすいものの、広くなってくるとルートを見失うこと数回。 湖が見えてからは、ルートはなんと沢となり、「ここを下る?」というような歩きにくさ、傾斜はそこそこでしたが、もはや道はなし、湖畔にたどり着いた時は心底ホッとしました。今回は、かなり慎重に歩いたものの、CT通りの到着となりました。早速、Sさんに電話して、待つこと10分、はるか彼方から、船のお迎えが到着しました。いやぁ、助かる〜(^o^) 平日ということもあり、誰一人出会わない1日、クマさんも怖いけど、あまり人が入らないところはソロではなかなか厳しい、というのが実感でした。
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