33日目　安達太良山から念願のくろがね小屋泊

33日目　8/24 おにぎりを握ってもらい6:55二岐発の２時間のバス旅。乗客は一人。鏡石9:06発で二本松へ。約１時間の待ち後バスで岳温泉、登山口までタクシーを使って12:20到着。雨が降ってきそうなので躊躇なくロープウェイを使い12:30登山開始。山頂13:30、残念ながらガスガス眺望なし。早々にくろがね小屋に向かう。当初鉄山避難小屋を考えていたのだが、今回の旅でくろがね小屋があと２年で建て替えられると聞いてこれは行かねばと予約したのだ。小屋へはガレ場の歩きづらい下り道だが、ロープ、リボン、指標と整備されている、おそらくガスガスだと本当に道が不明瞭になるのだろう。おどろおどろしい山である。１時間の下り後小屋に到着。小屋は私含め２組3人。広々と使わせていただいた。早々に風呂へ。乳白色の強目の硫黄泉、私の最も好きな泉種である。しかも熱い。出たり入ったりを繰り返し汗を流す。ピーク時にはたくさんのお客さんがあるであろうこの小屋と風呂に優雅に滞在できるのは贅沢だ。夕飯まで3回風呂に入る。小屋番さんとお話しをさせていただき、この先のルートを相談する。やはり鉄山稜線の風が鬼門のようだ。明日は悪天予報ゆえ撤退の場合の作戦を考える。小屋番さんは親切に風予報も見てくださりお世話になった。夕飯はカレー、美味しかった。消灯までにもう一度風呂に入りたかったが、横になっているうちに寝入ってしまった。あぁ畳が嬉しい。