32日目 二岐温泉目指して孤独な旅は続く

2021.08.23(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 29
休憩時間
47
距離
10.3 km
のぼり / くだり
624 / 1395 m
1 14
58
42
32
9
28
1 46

活動詳細

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8/23 32日目 朝4時激しい雷雨の音で目覚める。早朝雷雨、ガッカリである。悪天のなか今日の道がどういう道かも知れず不安が募る。二岐温泉あすなろ荘を予約しているのと、手持ちの水がないので決行なのだが何も雷雨とは。パッキングを済ませてタイミングを図る。5:35雨が治まったところで出発、雷も止んでくれた。ぬかるんだ下りから始まる。道はしっかりした良道。出発後まもなく水場ではないが清水が出ているところを発見し(間違いなく雨による流れだが)、これでよしと水を補給。まずは甲子山を目指す。昨夜からの豪雨で下はかなりぬかるんでいる。一時は治まった雨も甲子山山頂で再び降り始める。眺望ほぼゼロ。甲子山からの下り急降、滑らないよう慎重に降りる。分岐から甲子峠までは緩やかな道。甲子峠から大白森山への登山道で新しめの熊の足跡。そして地図上涸れ沢とある急登が沢と化していた。ロープがあるので危険はないが、足を滑らさないよう気を使う。この登りが20〜30分ぐらいだろうか結構続く。この登りで左足ブーツの中を濡らすという失敗を犯す。沢を登り切ると大白森山に着いた。ガスで眺望なし。続いて小白森山を目指す。覚悟していた藪漕ぎはあってもせいぜい膝下で、とても良い道がついていた。今日は最後まで藪漕ぎはなく、これが精神的に非常に大きかった。地味な小白森山を過ぎると後は延々2時間下り。最初こそ急降だがその後は緩やかな下り。いつの間にか陽が差して爽やかな乾いた風が吹いている、最高の下り道。そして無事登山口に降りた。小屋泊を跨いで10時間誰とも会わないという自己新の縦走路であった。あすなろ荘さんは早い到着にも関わらず部屋を作ってくださり、風呂にも入れた。心から感謝。夕食はお櫃おかわりご飯6杯。酒より米が美味かった。明日は安達太良山に向けて出発。

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