活動データ
タイム
03:36
距離
7.1km
のぼり
766m
くだり
767m
活動詳細
すべて見る群馬県桐生市を流れる桐生川源流の先に根本山がある(* ̄ー ̄)かつて関東、東北から信者が集まるほど山岳信仰が盛んだった根本山の登拝路は、桐生市からは桐生川源流を辿る根本沢コースだった(*´-`)今回は丁目標識が残る根本沢コースを辿る(*´ー`*) 不死熊橋からゲート手前で沢に上流に向かうように左を仰げば根本沢コースの入り口だ(* ̄ー ̄)まずはロープの張られた斜面を一気に上がるε=(ノ゚Д゚)ノ ある程度上がればそこからはひたすら沢沿いを辿る登山道が続くε=(ノ・∀・)ツこの登山道の特徴、とにかく沢沿いを歩く( *゚A゚)何度も渡渉する場面もあり渡れば右に、また渡れば左にと沢の音が終始離れない(*´∀`)♪ 元来、登山道は尾根に向かって作られるものだ(* ̄ー ̄)斜面を九十九折に登るのも巻き道を進むのもその先の尾根が山頂へと続くから、なのだが、根本沢コースはひたすら谷間の沢を伝って歩くのでルートファインディング能力が必要だ(*゚Д゚)どの場面で沢を渡らなければならないか、慎重に見極めながらゆっくりと静かな谷間の中の沢を伝っていくと、まずは丁目標識、その後に石碑、石祠などが現れる( *゚A゚)かつての山岳信仰の賑わいを感じさせる遺物があちこちに( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄) 土砂崩れにあったのであろう、上部しか残されていない石段まで辿り着けば修験の場に相応しい静寂の空間がある(* ̄ー ̄)籠堂があったとされるポイントにはかつては立派なお堂があったようだ(*´-`)周りには石灯籠や江戸期に持ち込まれた鉄梯子がある(゚Д゚)その鉄梯子はこれから進む岩塊の谷間の入り口にどうやら掛けられていたらしい(* ̄ー ̄) 籠堂から先が根本山登拝路の真骨頂となる( *゚A゚)複雑に入り組む岩塊の谷間(ゴルジュ)を縫うように進むのだε=(ノ゚Д゚)ノ谷間の岩場はじっくりと湿り登山靴のソールを容易く滑らせる(;・ω・)慎重に丁寧にロープ、鎖、岩を掴みながら進む先には不動明王像、石祠がありさらに進めば江戸期に付けられた大きな鎖もある(;゚Д゚)古き先人の厚い信仰心が持ち上げて設置したイビツな鎖はその先にある鐘突堂、根本山神社へとボクを導いた(* ̄ー ̄) 鐘突堂、根本山神社本社は絶壁の上に眼下の谷間を見るように建っている(* ̄ー ̄)今の本社は明治に建てられたそうだが、さらに古くは江戸期だ(*゚Д゚)どんな苦労があって建てられたのか想像が尽きない(*´ー`*) ちなみに、今回辿った鎖場、岩場のゴルジュは男坂であり女坂は籠堂から先で別れる(* ̄ー ̄)どうやらこの本社まで巻けるように分岐が伸びているようだ( *゚A゚) 根本山神社本社はまだ谷間の山腹だ(*´-`)さらに奥社へは細い岩尾根にかけられた鎖場を登ることになる(* ̄ー ̄)険悪な、垂直に見える岩場に掛けられた鎖が更なる緊張感を掻き立てる(;・ω・) 左右切り立った鎖場を慎重に、丁寧に登ることを心がけ進めば獅子岩に辿り着き、気付けば岩尾根も細いながら鎖がなくなり唐突に奥社が現れる( ゚д゚)ハッ!かつての信者が信仰を求めて繋げた登拝路、根本山神社奥社に到達すれば自然と頭が下がる( ´-ω-)ここに立派な石造りのお社を担いだ、先人の信心からの偉業に敬服と、安全に辿れたことに感謝の念で祈りを捧げた(≡人≡;) 根本山神社奥社から先に進めば行者山に至り一度下って巻き道を進み、中尾根分岐で折り返すように登れば展望のない根本山山頂に至る(*´ー`*)展望は期待出来ない根本山だが、春になればこの山はアカヤシオの色で明るくなる(*´ω`*)以前来たときはアカヤシオを求めてだったが、その多さに圧倒されたものだ(*´ー`*) 下山は十二山と中尾根への分岐から中尾根コースを下るε=(ノ゚Д゚)ノここからはただ樹林帯の中の尾根下り、途中石祠があるくらいだが、この尾根もまたアカヤシオの群生地だ(*゚Д゚)明るい色で染まる登山道、進めば止まりまた進みを繰り返させるほどアカヤシオが美しかったことを憶えている(*´ω`*)また来期も来なければ(*´∀`)♪ 中尾根コースを下りきれば林道に出てしばらくすれば不死熊橋のゲートが現れる(*´ー`*)これでヤマップは終了(* ̄ー ̄)距離として短いが根本沢コースの沢歩き、岩登り、鎖場が今回の山行を満足させてくれた(*´ω`*) さて、根本山信仰は1573年に起こったとされる(*´-`)根本山は山自体を御神体とし、大山祇命という山の神を祀る(* ̄ー ̄)神仏習合として薬師如来を勧請してるようだ( ´-ω-)江戸時代には民間信仰として人気をはくし、参拝案内のための本も発行され、関東一円にあらゆる講が組織され発展したとされるが、おそらくは一時期の衰退があったのだろう(* ̄ー ̄) かつての根本山古道を復活させたのは近年のようで、根本山瑞雲倶楽部が2016年に整備したとのことだ(*´ー`*)あちこちにある標識、案内看板が真新しく、石碑などの遺物の説明文が読んでいてとても学びになる(*゚∀゚)=3 が危険も多い登拝路だ(* ̄ー ̄)岩場鎖場続く登拝路、常に湿っているであろう沢沿いコースの岩は登山靴でさえ容易く滑らせる(;・ω・)ただ、『滑る』ことを前提に、丁寧に進めば楽しい沢遊び、岩登り、鎖場が楽しめるコースであった(*´ω`*) 今日はサクッと登ってサクッと帰れる根本山に赴いたが、また武尊山に行きたいという気持ちが募る(*´ー`*)が、最近晴れてくれない( ´~`)ゞまた明日から天気予報とにらめっこの日々が始まるのである( ゚д゚)クワッ!
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