戻る 次へ

室堂→薬師岳→黒部五郎岳→新穂高縦走の写真

2021.08.20(金) 08:13

この写真を含む活動日記

49
23

28:42

53.7 km

4085 m

室堂→薬師岳→黒部五郎岳→新穂高縦走

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 (富山, 岐阜)

2021.08.20(金) 3 DAYS

昨年剱岳、立山を歩いたので今回の一の越山荘から稜線の続きを歩く。 今回はテントを担いでの縦走。 装備は重さ測ったわけではないけど20kg弱ぐらいかな? あと体重が7kgぐらい低くなってて最大出力が下がって大変だった。 さすがにここまでの強度の運動をするときは事前準備で重い荷物をもって練習をしないと酷い目に合う 持ち物メモ 料理道具 ・コッヘル上下、バーナー、フライパン、シェラカップ コッヘルはお湯を沸かすだけで食べ物はフライパン、飲み物はシェラカップで完結。フライパン超便利 服 ・シャツ、タイツ、ソフトシェル、短パン、レインウェア、下着類、靴下類 着なかった服 ・ヤッケ、ウィンドブレーカー 外は寒くてもテントの中は暖かい。寝る時はシュラフで不要。という感じで夏場はウィンドブレーカーいらないかな 標高3000mで泊まるなら必要かも? テントでの食べ物 ・1日目夜 アルファ米450g、豚肉200g ・2日目朝 アルファ米余り、豚肉余り、親子丼の具 ・2日目夜 ガパオリゾッタ、レトルトカレー、ミートボール6個×2袋 ・3日目朝 マカロニ150g、バジルソース、ミートボール6個×1袋 予備食べ物 ・お湯入れるパスタだけパスタ、リフィルカップ麺×2 行動食 ・コンビニおにぎり8個(1日目朝2個、昼3個、2日目昼3個) ・プロテインバー8本ぐらい、ゼリー3本 ・麦チョコ、胡麻スティック 食べなかった行動食 ・尾西の携帯おにぎり×3 尾西の携帯おにぎりは水だけ入れて食べれるから便利と思って買っておいたが、黒部五郎小屋の水を朝組んだら土砂で濁ってたのでさすがに嫌だったw 縦走は雨が降った時のことを考えて手間がかからない行動食を多めに持っておくと良い。 若干枯渇気味だったけどちょうどぴったりなくなった。 ご飯は正直そこまで作る余裕がないので、多めに持って行っておけば予備は必要ないかも。 以下、各日ごとの感想 ●1日目 室堂→スゴ乗越小屋 コースタイム9:20 行動時間8:30 新宿23:00発室堂7:00室堂直通のバスでへ行き、7:30に山行を開始。 室堂は晴れ、立山三山の浄土山に着くころには曇り始めた。 剱岳から立山も見えて昨年歩いてきた道を見る。 五色が原を過ぎたあたりでポツポツと雨が降り始めて上着だけ着てたら笹で足元がびしょ濡れ、その後雨も降り始めてレインパンツも履く。 越中沢岳からスゴの頭への急登の下り(急降下?)は草木は濡れてて滑るし岩も滑るしで苦戦。 ツルっと行ったらそのまま滑落しそうでヒヤっとした。。 レインウェア着たり脱いだりでいまいちスピードが出ない。 五色ヶ原以降誰とも会わないので孤独を感じる・・・。 少し遅めの16:00頃スゴ乗越テント場に着くころには雨は止んでた。 サクっとご飯食べて1杯のビール飲んで、綺麗な夕暮れを観ながらテン場で一緒になった方と少し話して就寝。 ●2日目 スゴ乗越小屋→黒部五郎小舎 コースタイム11:50 行動時間12:15 2:00頃起きてダラダラご飯を食べ3:30から撤収。 テントもびしょ濡れで萎えてダラダラして撤収に手間取り4:30頃山行開始 ザックが雨を吸って明らかに重くなっている・・・。 日の出は雲にかかってハレーションを起こしていた。 1日A予報だったがずっと雲の中で霧雨。。 昨日テント場が一緒だった方と同じペースで歩きつつ太郎平小屋まで。 (その方は太郎平小屋から雲ノ平へ) やっぱ人がいる安心感は大きい・・・。 薬師岳に登り切ったあたりで少し晴れ待ちしてたら体温が下がってきたので急いで下山。 霧雨が強くなり風も吹いてきて一気に身体が冷える。 薬師岳山荘でたまらずレインウェアを着て寒さを凌ぎ、薬師峠で晴れてレインウェアを脱ぐ。またタイムロス。。 でも太郎平小屋から見えた薬師岳は綺麗だった。 また黒部五郎岳まで登って降りてを繰り返しようやく登頂。 装備が重すぎて肩・鎖骨の食い込み、太ももの付け根が上がらず体力の限界を迎える。 (限界すぎてタオルを黒部五郎岳の頂上に忘れたw) 小屋までの下山がコースタイム1:40もあって絶望感半端じゃなかった。 けどライチョウも見れたので少し癒された。 到着は17:00と遅く、コースタイムからも遅れてたので急いでテントを立ててご飯を食べて就寝。 ビールを飲む余裕すらなし。 そして翌日は雨予報なので不安・・・ ●3日目 黒部五郎小舎→新穂高 コースタイム9:45 行動時間8:00 2:00頃起きたが暴風雨でテントから出れず。 晴れてて、且つ体力に余裕があれば笠ヶ岳にも行く予定だったが、天気も悪いし体力も筋力も前日時点で限界。 でも寝て回復すればと一縷の望みをかけてストレッチしておいたが回復せず。 大人しく下山となった。 二度寝して4:30頃起きて、6:00頃には天気が多少良くなる予報を信じて朝ご飯を食べる。 5:30頃雨風が収まってきたので急いでザックの中を整理してテントを片す。 6:45に小雨が降る中出発し、三俣蓮華岳の後中道で双六小屋に行き、弓折乗越から鏡平を抜けて下山。 鏡平から先は異様にペースが速いペアの方がいたので負けじと着いて行き、追い越し、だいぶタイムを巻くことができた。 因みに雨の中ザックから物を出すのはかなりタイムロスになるし精神的にもしんどいので全部ポケットに行動食を詰めて最低限の補給で済ませた。 15:55の平湯行きのバスを狙っていたが、ペースが速い二人のおかげで14:55のバスに乗れた。 下山した時は足元がフラフラだった。 平湯で温泉に入って18:05の新宿行きのバスに乗り帰宅。