ひたすら修行の常念岳〜蝶ヶ岳縦走 2泊3日 2021.8.20-22

2021.08.20(金) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 18
休憩時間
2 時間 22
距離
4.0 km
のぼり / くだり
1044 / 424 m
1 56
1 1
DAY 2
合計時間
5 時間 28
休憩時間
1 時間 22
距離
5.3 km
のぼり / くだり
717 / 670 m
DAY 3
合計時間
5 時間 24
休憩時間
51
距離
11.5 km
のぼり / くだり
136 / 1293 m
56
2 21
30
6
5

活動詳細

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※初日は、登山口が電波不通で途中からのアプリ起動となっています 2泊3日で常念岳~蝶ヶ岳の縦走コースに行ってきました。 本当は燕岳から入る3泊4日の予定だったんですが、大雨の影響で登山口まで通行止めになってしまったため急遽変更しました。 登山道を無事通行出来るのか、崩落などしてないか不安ではありましたが、大丈夫でした。 ただ登山道も沢のように水が流れている箇所が多く、登山靴はシューズタイプよりブーツタイプの方がいいです。 常念小屋までは晴れ間も見えていたんですが、そこから常念岳山頂を目指していると次第にガスに覆われて一面真っ白に。 山頂で1時間粘りましたが視界は晴れず、翌日のリベンジを期して常念小屋に戻りました。 しかし夜になると雨が降り始め、朝起きても状況は変わっていませんでした。 不安を抱えながらも再び常念岳山頂を目指します。 打ち付ける雨の中、荷物をデポした前日と違ってテン泊装備を担いでの岩場登りはなかなかにキツい。 案の定ガッスガスの山頂を早々に後にし蝶ヶ岳に向かいます。 山頂直下から急峻な岩稜帯が長く続きます。 それを抜けると今度は峠越えで、森林限界を出たり入ったりします。 せっかく稼いだ高度をまた元に戻すようなことになるので心が削られました。 YAMAHACKでは縦走初心者向けとありましたが、これはその域を超えていると思います。 これで眺望が開けてくるとまだ気持ちも高まるのですが、雨こそ止んだもののガスは晴れません。 たまに見える晴れ間を心の拠り所に足を進めます。 蝶槍まで辿り着くと、ようやく晴れ間が! まだまだ雲は多いですが、陽に照らされた奥穂高岳・北穂高岳の雄大な山体が目の前に! そこから蝶ヶ岳までは、念願の稜線歩きを楽しむことができました。 しかし蝶ヶ岳ヒュッテに着いてテントを設営していると嵐のような大雨が降ってきました。 おまけに雷鳴も轟いています。 てんくらでは昨日も今日もA判定だったんですが、山の天気は本当に分かりません。 そしてそのまま朝まで暴風雨は収まらず、テントも引っこ抜けるんじゃないかというくらい揺らされて、一睡も出来ませんでした。 翌朝、風雨が収まる見込みがないことから、意を決してテントを畳み徳沢ルートで上高地を目指します。 もう、こうなったらどれだけ最悪のケースで経験値を積めるかだと開き直って視界ゼロの中進みます。 幸い、徳沢ルートは難所の少ない普通の道だったので、何とか時間通りにゴールすることができました。 天気に振り回され思うようにいかなかった山行でしたが、貴重な経験を積むことが出来ました。 もう何が来ても怖くないかも笑 そしてまたベストな条件のもと最高の眺望を体験しにリトライしたいです。

常念岳・大天井岳・燕岳 一ノ沢登山口
電波は通じないので注意です
一ノ沢登山口 電波は通じないので注意です
常念岳・大天井岳・燕岳 樹林帯の中をひたすら行く穏やかなコース
親子連れもいました
樹林帯の中をひたすら行く穏やかなコース 親子連れもいました
常念岳・大天井岳・燕岳 ずっと小川沿いに進むので涼しいです
ずっと小川沿いに進むので涼しいです
常念岳・大天井岳・燕岳 連日の大雨の影響で登山道は水だくです。
危険箇所はありませんでしたが、ブーツタイプの登山靴が無難です
連日の大雨の影響で登山道は水だくです。 危険箇所はありませんでしたが、ブーツタイプの登山靴が無難です
常念岳・大天井岳・燕岳 ひょっこり常念岳の山体が姿を見せました。
天気もいいし、これはいけるかも?
ひょっこり常念岳の山体が姿を見せました。 天気もいいし、これはいけるかも?
常念岳・大天井岳・燕岳 登山道...もはや沢登りです
登山道...もはや沢登りです
常念岳・大天井岳・燕岳 胸突八丁から
短いし大した難所ではありません
胸突八丁から 短いし大した難所ではありません
常念岳・大天井岳・燕岳 胸突八丁
胸突八丁
常念岳・大天井岳・燕岳 常念岳の山頂が見えました
常念岳の山頂が見えました
常念岳・大天井岳・燕岳 常念乗越に到着
常念乗越に到着
常念岳・大天井岳・燕岳 常念岳
常念岳
常念岳・大天井岳・燕岳 常念小屋に荷物をデポして山頂へアタック
70分程ですが、こんなガレ場や岩稜が続くなかなかキツいコースです。
だんだん空が怪しくなってきました。。
常念小屋に荷物をデポして山頂へアタック 70分程ですが、こんなガレ場や岩稜が続くなかなかキツいコースです。 だんだん空が怪しくなってきました。。
常念岳・大天井岳・燕岳 山頂
1時間ほど粘ったけどガスは晴れませんでした
山頂 1時間ほど粘ったけどガスは晴れませんでした
常念岳・大天井岳・燕岳 安曇野市内
安曇野市内
常念岳・大天井岳・燕岳 小屋に戻る途中
羽を広げるように聳える横通岳が見事でした
小屋に戻る途中 羽を広げるように聳える横通岳が見事でした
常念岳・大天井岳・燕岳 山を肴にようやく一杯
...しかしこの後天気は崩れ、朝まで風雨に苦しむことに
山を肴にようやく一杯 ...しかしこの後天気は崩れ、朝まで風雨に苦しむことに
常念岳・大天井岳・燕岳 翌朝の常念岳山頂
視界ゼロは変わらず、早々に蝶ヶ岳に向かいます
翌朝の常念岳山頂 視界ゼロは変わらず、早々に蝶ヶ岳に向かいます
常念岳・大天井岳・燕岳 ひたすら斜度のある岩稜帯を進みます
雨が打ち付ける中で結構ハード
ひたすら斜度のある岩稜帯を進みます 雨が打ち付ける中で結構ハード
常念岳・大天井岳・燕岳 まだまだ続く岩稜帯
本来はパノラマ銀座が始まっているようですが、何も見えません泣
まだまだ続く岩稜帯 本来はパノラマ銀座が始まっているようですが、何も見えません泣
常念岳・大天井岳・燕岳 こんなところを降りてきました
こんなところを降りてきました
常念岳・大天井岳・燕岳 常念岳を振り返って
うーん、見えない...
絶対リトライしたい!
常念岳を振り返って うーん、見えない... 絶対リトライしたい!
常念岳・大天井岳・燕岳 常念岳...
常念岳...
常念岳・大天井岳・燕岳 峠越えでアップダウンを繰り返していると、奥にひょっこり蝶槍らしき山頂が
峠越えでアップダウンを繰り返していると、奥にひょっこり蝶槍らしき山頂が
常念岳・大天井岳・燕岳 それにはまたこの上りを行かないといけません
それにはまたこの上りを行かないといけません
常念岳・大天井岳・燕岳 蝶槍に近づいてきました
蝶槍に近づいてきました
常念岳・大天井岳・燕岳 お猿さんの群れに遭遇
ハイマツの実を夢中で食べてます
お猿さんの群れに遭遇 ハイマツの実を夢中で食べてます
常念岳・大天井岳・燕岳 蝶ヶ岳に続く稜線
蝶ヶ岳に続く稜線
常念岳・大天井岳・燕岳 少し晴れ間も見えてきた
もしかしていけるかも?
少し晴れ間も見えてきた もしかしていけるかも?
常念岳・大天井岳・燕岳 ようやく視界が晴れて穂高連峰が姿を見せました
ようやく視界が晴れて穂高連峰が姿を見せました
常念岳・大天井岳・燕岳 分かりにくいですが左から前穂高、奥穂高、右に少し山頂が見えているのが北穂高
分かりにくいですが左から前穂高、奥穂高、右に少し山頂が見えているのが北穂高
常念岳・大天井岳・燕岳 ああ、いいなあ...
完全とは言えないけど、絶景を見ながらの稜線歩きを楽しめました。
ああ、いいなあ... 完全とは言えないけど、絶景を見ながらの稜線歩きを楽しめました。
常念岳・大天井岳・燕岳 来た道を振り返って
来た道を振り返って
常念岳・大天井岳・燕岳 蝶ヶ岳ヒュッテのテン場から
多分前常念岳?
蝶ヶ岳ヒュッテのテン場から 多分前常念岳?
常念岳・大天井岳・燕岳 カンパーイ!
しかしこの後天候は急変し横殴りの暴風雨に朝まで苦しめられることに
カンパーイ! しかしこの後天候は急変し横殴りの暴風雨に朝まで苦しめられることに
常念岳・大天井岳・燕岳 降ってきたー
しかも雷鳴まで!
この後は全く余裕がなく、下山まで写真はありません
降ってきたー しかも雷鳴まで! この後は全く余裕がなく、下山まで写真はありません
常念岳・大天井岳・燕岳 上高地から仰ぎ見る明神岳の威容。
カッコいいけど、登るのは大変そう
上高地から仰ぎ見る明神岳の威容。 カッコいいけど、登るのは大変そう
常念岳・大天井岳・燕岳 上高地への道すがら
上高地への道すがら

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