活動データ
タイム
17:11
距離
21.3km
のぼり
2046m
くだり
2388m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る※初日は、登山口が電波不通で途中からのアプリ起動となっています 2泊3日で常念岳~蝶ヶ岳の縦走コースに行ってきました。 本当は燕岳から入る3泊4日の予定だったんですが、大雨の影響で登山口まで通行止めになってしまったため急遽変更しました。 登山道を無事通行出来るのか、崩落などしてないか不安ではありましたが、大丈夫でした。 ただ登山道も沢のように水が流れている箇所が多く、登山靴はシューズタイプよりブーツタイプの方がいいです。 常念小屋までは晴れ間も見えていたんですが、そこから常念岳山頂を目指していると次第にガスに覆われて一面真っ白に。 山頂で1時間粘りましたが視界は晴れず、翌日のリベンジを期して常念小屋に戻りました。 しかし夜になると雨が降り始め、朝起きても状況は変わっていませんでした。 不安を抱えながらも再び常念岳山頂を目指します。 打ち付ける雨の中、荷物をデポした前日と違ってテン泊装備を担いでの岩場登りはなかなかにキツい。 案の定ガッスガスの山頂を早々に後にし蝶ヶ岳に向かいます。 山頂直下から急峻な岩稜帯が長く続きます。 それを抜けると今度は峠越えで、森林限界を出たり入ったりします。 せっかく稼いだ高度をまた元に戻すようなことになるので心が削られました。 YAMAHACKでは縦走初心者向けとありましたが、これはその域を超えていると思います。 これで眺望が開けてくるとまだ気持ちも高まるのですが、雨こそ止んだもののガスは晴れません。 たまに見える晴れ間を心の拠り所に足を進めます。 蝶槍まで辿り着くと、ようやく晴れ間が! まだまだ雲は多いですが、陽に照らされた奥穂高岳・北穂高岳の雄大な山体が目の前に! そこから蝶ヶ岳までは、念願の稜線歩きを楽しむことができました。 しかし蝶ヶ岳ヒュッテに着いてテントを設営していると嵐のような大雨が降ってきました。 おまけに雷鳴も轟いています。 てんくらでは昨日も今日もA判定だったんですが、山の天気は本当に分かりません。 そしてそのまま朝まで暴風雨は収まらず、テントも引っこ抜けるんじゃないかというくらい揺らされて、一睡も出来ませんでした。 翌朝、風雨が収まる見込みがないことから、意を決してテントを畳み徳沢ルートで上高地を目指します。 もう、こうなったらどれだけ最悪のケースで経験値を積めるかだと開き直って視界ゼロの中進みます。 幸い、徳沢ルートは難所の少ない普通の道だったので、何とか時間通りにゴールすることができました。 天気に振り回され思うようにいかなかった山行でしたが、貴重な経験を積むことが出来ました。 もう何が来ても怖くないかも笑 そしてまたベストな条件のもと最高の眺望を体験しにリトライしたいです。
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