羅臼岳・南岳・知円別岳・硫黄山

2021.08.16(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 3
休憩時間
1 時間 57
距離
9.5 km
のぼり / くだり
1755 / 448 m
DAY 2
合計時間
11 時間 44
休憩時間
2 時間 11
距離
21.2 km
のぼり / くだり
1387 / 2688 m
47
47
37
32
24

活動詳細

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仕事がお盆休みで3連休だったので日帰りでは行けない知床へ。 1泊2日でソロ連山縦走ピストン計画。千歳から片道400km。まず運転が大変。 羅臼岳は去年行き、途中で道を間違えプチ遭難をした苦い思い出がありました(当時はYAMAPの存在すら知らず、感で登っていた為) 今回はシーズンというのもあり、そこそこ登山者がいたので、羅臼岳登頂までは安心出来ました。山頂の絶景にカメラのシャッターが止まらず、思った以上に時間をロスし、二ッ池でテン泊予定でしたが、サルシイ岳の稜線でテントを張る事に。これが致命的でした。 夜中2時、足音で目覚めました。時間的に人ではない事は確か。鈴の音も、ヘッドライトの明かりもない。鹿かキツネかと思いたいが、荒々しい吐息がテントをグルグルと周っていました。次第にテント内が獣臭で強くなっていきます。枕元の熊スプレーを手に取り安全レバーを外し、テント内で臨戦態勢。恐る恐るテントの通気口を覗くと黒い毛がわさわさと動いている。熊確定演出。暗闇で外に出る選択肢はなく、テント内で恐怖との戦い。1時間経っても離れる様子はない。この状況に耐えられずスマホで音楽を鳴らす事に。4時になり外が明るくなり始めた頃に外を覗くと熊はいなくなっていました。 とりあえず湯を沸かしコーヒーで一服。命ある事に感謝。硫黄山を眺め、出発を決意。縦走路は8割くらいハイマツに覆われた悪路。人もいなく、孤独との戦い。二ッ池にテントがある事を期待するが、誰もいない。しかしペグの跡を確認。先行者がいる事を期待しペースを上げる。知円別岳からは景色が一変。まるで十勝連峰か愛別岳を思わせる山肌。硫黄山までの稜線は本当に愛別岳を感じました。硫黄山取り付きでようやく4名の先行者に追いつく。岩場の急坂を登り山頂!広大な羅臼岳までの景色。反対側は知床岬。最高である。 標識は自作持参で準備万端。景色を堪能し、そのままカムイワッカまで下りたいが、戻らなければならない。これピストンする人いるのか疑問に思いながらも無事に下山しました。 登りが3000m越え。幌尻岳縦走ピストンよりもキツかった訳だ。だがこの縦走は今後の糧になりました。UL装備を極めよう。

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