斜里岳

2021.08.12(木) 日帰り

遊びの延長といった気分で斜里岳へ。 知床半島は羅臼岳に憧れ、はるばる訪れた北海道。お盆前半の雨の後、幸い晴れ予報が散見し、観光よりもやはり登山がしたいなぁと。軽い気持ちで登り始めてしまった。 沢辺を歩くのは涼しくて気持ちがよかった。 肌寒いくらい。 ただ、前日までの雨の影響で水流に勢いがあり、なかなか恐ろしい状態だった。水が怖い自分にはどうにも時間がかかる。ストックを留守番させたのは判断ミスだったか。 自分の歩幅以上の場に点在する岩を跳び移りながら、向こう岸へ渡らねばならない。 その岩が動いたり、やたらと小さかったりする。本来であれば使えたであろう足場が、かさを増した水中に埋もれていたりもする。 (たぶん、小さくて動く岩は先を行った誰かが置いてくれたものではないかと。。ありがたや) 渡河は何度も繰り返すうちにそこそこ慣れてはきたが、ジャンプによる負荷が加えられたせいか、道中ぴりりと足首に響く。 下二股の分岐でルートのどちらを選ぼうか迷っていると、下山中の男性が、旧道は沢の勢いがすごいですよ。自分は怖くて一旦ここまで戻りました、と教えてくれた。 小屋の前の貼り紙を思い浮かべ、それならばと新道(尾根コース)を選択。 時間の節約 < 安定した行程。 上二股も近くなると、今度は復路のみ新道を下ってきた別の男性が、旧道(沢コース)へは行かないの?と声を掛けてくれた。 増水が怖いので…と言うと、キラキラした笑顔で、確かにびしょびしょになるけど楽しかった!全然怖くはない、子供の遊びみたいな感じ。と教えてくれたので少し興味が湧いた。 だけども私は子供時代に沢や川で遊んだ記憶が一切無かったため、一体どうやって遊ぶものなのか途中で結構気になってしまった。 せっかくだけど、そんなわけで下りも旧道へ。。 好奇心 < 懐疑心(勢い余って怪我しそう)。 ザレていたりガレていたり湿った土で滑ったりで、道はなかなか歩きにくい。自分の技術の無さを嫌でも感じる。 登山道の上をお辞儀する木々に何度頭を打ちつけたことだろう。こんなこと、登ってきた山々ではあまり無かったんだけどな。それだけ雪深い地域なのだろうな。 足元ばかりに気を取られて、結構な頻度でゴンッとぶつけ、その度クラっときた。10回目くらいで自分に苛立って、わーっと叫んだ。 おでこには赤い痣らしきものができていたので帽子がなければ流血していたかもしれない。 背が高くて頭上不注意な人は大変だと思う。私は背が高くはないのに特別不注意なだけで、みんなは平気なのかもしれないけど…。 のんびりスタートしたものの、さすがの百名山、多くの方とすれ違った。 道を譲っていただく際、ゆっくりで良いですよ、と何人もの方に言ってもらえた。優しいな。 すれ違うときに口元を抑えられている方も多かった。埼玉から来ちゃってすみません…。 新道からの稜線歩きは眺めが本当に最高で、とても素敵な山だった。熊の心配がなければ縦走してみたいくらい。🐻 珍しく、水は500mlも飲まなかった。 … 下山後は北海道遺産というモール温泉へ。 よい湯かと!鉄らしき匂い。 一応平日だからか、地元の方々ばかりだった。グリーン温泉、漁師さん?たちの宿という感じ。小さいタオルは100円で借りられる。 コインロッカー無し。飲み水あり。 サウナ内に新しい敷きタオルがあるよってことを、迷っていたわたしに気付いた女の子が教えてくれた。ありがとう🐱

この活動日記で通ったコース

斜里岳 旧道〜新道周回コース

  • 6時間50分
  • 9.5 km
  • 1076 m
体力度
3

清岳荘には50台ほどの駐車スペースがあり、そこからスタートとなる。なお水の確保やトイレは出発前に済ませておきたい。15分ほど歩くと沢沿いに登る道になり、何度も渡渉しながら登る。沢の下山は危険なため、登りは旧道、下りに新道を使おう。途中の滑を登る際にはぬめりなどに注意をしながら登りたい。胸突八丁という急登を登りきり稜線に出ると馬の背である。そこから山頂までは20分ほどで到着することができる。斜里岳は独立峰のため眺望はよい。下りの新道の途中には竜神ノ池があり、見どころのひとつだ。