トンボ舞う岩菅山

2021.08.11(水) 日帰り

活動データ

タイム

06:36

距離

9.4km

のぼり

824m

くだり

831m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 36
休憩時間
1 時間 51
距離
9.4 km
のぼり / くだり
824 / 831 m
2
2 28

活動詳細

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志賀高原といえば我が家ではスノーシーズンと相場が決まっており、よもやグリーンシーズンに訪れることなど有り得ないはずであった。 しかし2年連続で訪れることになった。我らスキーヤーに素晴らしいターンを提供してくれる数々のバーンが、一体夏にはどんな表情をしているのか。これを探ろうとトレッキングを用いたのが昨年の九月。登山のキャリアもここから始まり、ちょうど1周年を同じ志賀高原で迎えることになった。 パーティには登山の初心者もいたことから、もっとライトな「大沼池トレッキング」などを計画していたが、生憎この午前中以外は大雨との予報。本来は二日目に予定していた岩菅山を初日に投入。 まだ暗いうちに自宅を出発したが、さすが志賀高原は遠い。ようやく8:30に登山口に到着するも麓の駐車場は満杯。諦めて高天ヶ原まで戻る人もいたようだが、事前にYAMAPで調べた通り、100mほど先に、もっと広くて乾いた駐車場があるのだ。こちらでゆったりと登山準備。 登山口から、いきなりの階段で厳しさを味わうが、程なくアライタ沢の清流のせせらぎが。ここ数日来の大雨でたっぷりの水量が、セミの大合唱をかき消す。登山道には大きな水溜りがいくつも。跨ぎきれず次第に登山靴は泥まみれ。 稜線に出ると打って変わって真夏の日差しと、高原を吹き抜ける爽快な風。山頂では、早くもトンボが舞い飛んで、秋の訪れをを告げる。ランチタイムと相成り、ドリップした本格的なコーヒーも加わってパーティに元気の出たところで、裏岩菅山への縦走を提案するも、敢えなく却下。長期的視野を以ってこの方針に同意。ここで無理させると、二度と行かぬ等のヤマ嫌いを発症しかねない。 遠くに八ヶ岳を望みながら、先日の登山の成果とも言えるヤマ解説を行う。一度でも踏んだ山系は、たとえ遠方であっても、それとわかるのだなぁ、とヤマ屋を気取る。事前の雨予報にしては上出来の、いや奇跡的な山行であった。

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