【中ア】越百山・仙涯嶺・南駒ヶ岳 伊奈川ダムから周回

日帰り黒部ゴロー、勝手にTJAR伴走とハードな登山が続いたので少し骨休めしてお手軽にたおやか稜線を楽しもうと思い中央アルプスの越百（こすも）山、南駒ヶ岳周回を選択。今回は健脚とりねこさんとコラボさせてもらった。 結果的に骨休めとは程遠い、いつもながらの刺激的なロングコースだったw スタート地点は伊奈川ダムゲート。車はゲート前に適当に路駐する形になるが駐車スペースに困ることはなさそう。ここからとりねこさんの提案で持参してきた自転車を投入。登山口までなだらかな登り坂で、MTBなら降りずに行けるが普通チャリだと半分くらい押すことになる。 樹林帯の斜面をせっせと登り、赤くて可愛らしい越百小屋に到着。小屋から越百山を見上げると結構遠くに見える。 越百山に到達すると、それまで見えていなかった南アルプスオールスターズが勢ぞろいでお出迎えしてくれた。左は甲斐駒から真ん中辺に北・間・農鳥・シオミンまでは分かったが、そこから右（南）は恥ずかしながら双耳峰の池口岳しか分からんw 最近やたらと「たおやかな稜線」を乱発しているボクだけど、越百から南駒にかけての稜線はたおやか稜線＋ガッチリ岩場の最強の組み合わせ。たおやか稜線の見た目の美しさにだまされ続けてきたボクだけど、この稜線は歩きやすい素晴らしい稜線だった。 南駒から登山口にかけての下り前半部がこの日の核心部。最初は大き目な岩を越えて行き、その後ハイマツ漕ぎになる。一応ルートはあるもののハイマツが元気過ぎて色々ダメージを負うので要注意。下りで推進力があるからまだいいが、登りでこのルートを使ったら心が折れて撤退すると思う。 ハイマツ帯を抜けると特に抑揚のない長い樹林帯が続いて自転車を置いたポイントに到達。帰りは自転車であっという間に車帰還した。 南駒からハイマツ漕ぎで降りるのが楽なのか、距離は遠いが空木まで行って降りるのが楽なのか。そのうち試してみたい